来年のための「春ららら市」予習&復習
「乙女の金沢 春ららら市2015」レポート
2015年4月11日(土)・12日(日)に金沢市で開催され、大盛況のうちに幕を閉じた「乙女の金沢 春ららら市 2015」。
reallocalのイベント記事で も告知させていただいたのですが、「行きたかったのに予定が合わなかった~!(涙)」という県外の皆様のお声にお応えし、金沢在住の私が、僭越ながら今年 の様子を一部レポートさせていただこうと思います! さらに、来年の予習になればと、勝手に「春ららら市を楽しむためのポイント」付きでお送りします!
私がうかがった12日(日)はポカポカ陽気。毎年のことながら、会場に到着するなり、ものすごい人出に圧倒されます…! けれど、会場全体を包むのは、「春ららら市」特有の、春の陽気でまった~りとした空気感。
出展者の数は126にも及び、観光ガイドには載らない最新の金沢の作家やショップを一度に体感することができます。「春ららら市」のパンフレットを持って会場を周ることは、それ自体がちょっとディープな金沢観光と言っても良いかもしれません。
会場にズラリと並ぶのは地元の作家さんの器やアクセサリー。早速お買いものモード全開…と行きたいところですが、ちょっとその前に…。
【春ららら市を楽しむポイント1】 まずは腹ごしらえを。
「春ららら市」では地元の個性派飲食店も出店していて、どのお店のメニューも大人気&大行列。お昼前に完売してしまうお店もあるので、フードは早めにチェックしておくことをおすすめします。
お腹が満たされたなら、いざアイテム探訪へ。「春ららら市」に出店できるのは「石川県内の」作家さんやショップ・メーカーという条件があるのですが、ガラスに漆芸、金工に陶工…etc、とオールラウンドな品揃え。工芸のありとあらゆるジャンルの作家さんが石川県内にいらっしゃるといっても過言ではないのでは。と、ここでもうひとつ。
【春ららら市を楽しむポイント2】 地元の作家さんと会話を楽しむ。
「春ららら市」では作家さん自身が店番をしています。普段はなかなかお目にかかれないご本人とお話ができる貴重なチャンス。制作工程や手入れの仕方などを伺いながら購入すると、愛着もひとしお。また、壊れたときの修理相談ができる関係性も築けます。つくり手から直接購入するということは、モノとの健全な付き合い方の始まりなのだと、改めて感じさせられます。
また作家さんだけでなく、新進気鋭のお料理ユニットから、老舗のお醤油屋さんまでが参加していて、会場ではあちらこちらから和やかなおしゃべりの声が聞こえてきます。
そして最後に…
【春ららら市を楽しむポイント3】 ユニークなワークショップをお見逃しなく。
「春ららら市」の楽しみのひとつが、個性的なワークショップの数々。シールで転写する九谷焼「KUTANI SEAL」や、九谷焼の絵柄をネイルで楽しむ「九谷ネイル」、「加賀刺繍ワッペン」など伝統工芸を新たな角度で楽しむものから、金沢に欠かせない和菓子づくりまで。
さらには親子で楽しめるワークショップなども充実しているので、お子様も終日ご機嫌なこと間違いなしです! 手作りプラネタリウム+3D映像などもありました!
このあと私は会場で行われていた「Chocolat&Akito」さんの野外フリーライブを拝聴し(その他にも「ハンバートハンバート」さんや、地元ミュージシャンの方々のライブも開催されていました)、おやつを食べてはお買いもの巡回を繰り返し、半日ほど「春ららら市」を満喫いたしました。
ほんの一部でしたが、「春ららら市」の雰囲気を少しでも感じていただけたでしょうか? 今年は涙をのんだ方も、来年は是非金沢に遊びにいらしてくださいね。桜満開のしいのき緑地にて、お待ちしております!