【南九州市頴娃町】Le plan de AK|店主の素敵な企みごとが詰まった焼き菓子とグラノーラのお店
ショップ情報
店主のこだわりが詰まった焼き菓子とグラノーラが魅力的な、南九州市頴娃町(えい町)にあるLe plan de AK(ル・プロンド・アーカー)を紹介します。
体に優しい素材を使った焼き菓子やグラノーラの製造・販売を中心に、環境にやさしい生活用品の販売も行っているLe plan de AK(以下愛称:アーカー)。
2015年頃から福岡や鹿児島でのイベント販売を開始し、2016年1月にオンラインショップを開設。
現在の店舗は、2016年12月にオープンとなりました。
県内外に多くのファンを持つ、アーカー。
鹿児島県の老舗百貨店である山形屋の催事に出店すれば、なんと1日に300個以上を販売することも。
毎年バレンタインの時期になると、東京の松屋銀座で開催される催事へ2週間ほど出店します。
現在は鹿児島市、霧島市、薩摩川内市、出水市、沖永良部など、10店舗以上で委託販売を行っていますが、委託先は今後も増えていく予定だそうです。
店主の祖父が住んでいた住宅を改修した店舗は、築年数およそ100年。
一歩踏み入れると、どこかノスタルジーを感じる落ち着いた雰囲気に包まれます。ドライブの目的地として足を運ぶ人も多く、遠方のお客さんも多いんだとか。
週末限定のカフェ営業では、酵素玄米を使ったランチや、チーズケーキ・抹茶のテリーヌといったスイーツを提供しています。
中でも、季節のフルーツとアイスをビスケットで挟んだ「平たいパフェ」はアーカーのおいしさが詰まった一品。
見た目も美しく、ボリュームもあって食べ応え抜群です。
商品数は、約40種類。オンラインショップでは、そのうちの約30種類が販売されています。
一番人気は、四角い形がキュートなビスケット。
「ビスケットだけで、10種類以上あります」と話してくれたのは、店主の桑原 亜希子さんです。
幼い頃からコーンフレークやシリアルが大好きだったという桑原さんに、お店の名前、Le plan de AKに込めた思いについて質問すると、
「私の企みや計画みたいな意味を込めたいな、と思って、フランス語で計画や企みを意味するLe plan deと、本名のイニシャルであるAKをつなげました」と教えてくれました。
続いて、お仕事の中で楽しいと感じる瞬間について尋ねると「イベントに出店した時に、お客さんと会って話ができること」とふりかえります。
「お店のメンバーとのお喋りも楽しいですよ。良い意味でお店らしくないというか、働いてくれるみんなが楽しめるならOKと思っています。ゆるいわけではなくて、楽しむ時は楽しむ。でも、やるべきことはやろうね、というスタイルを大切にしています」
反対に、お仕事中に感じる、ちょっと大変なことも聞いてみました。
「小さなお店なので、大きなイベントの時は準備や製造が大変かな。頴娃町のお店にいない中で段取りを考えたり、まとめたりしないといけないので。でも頼れるメンバーがいるので、やりたいことも少しずつできています」
8月には、何度も何度も試作を重ね、2〜3年がかりで商品化となった「グラノーラバー」が登場。
オーガニックのくるみとアーモンドがゴロゴロ。クランベリーも入っていて、朝ごはんや仕事中のおやつにピッタリです。
こちらは博多ファーマーズマーケットで、お披露目となりました。
さいごに、今後の展望について伺うと、
「健康的なものを、意識高いね……と敬遠したり、買い物の時に安いから、流行っているからという理由で選ぶんじゃなくて、自分にとって本当に良いものを選べる人が増えると良いな。そんなきっかけを作れるようなお店にしたいなって思っています」
その他にも、「量り売りもしたいんですよね」「東京より北のイベントにも出ていきたい」「キャンピングカーでお菓子を販売しながら、あちこち回るのもおもしろそう」と楽しそうなアイデアをたくさん語ってくれました。
アーカーが作るお菓子には、店主のパワフルなエネルギーが詰まっていて、食べている側も不思議と元気になってきます。
これからも南九州市頴娃町を拠点に、九州全県、いや全国に旅立っていくLe plan de AKから、目が離せません……!
名称 | Le plan de AK(ル・プロンド・アーカー) |
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URL | |
住所 | 鹿児島県南九州市頴娃町別府5080 |
備考 | 営業日時はインスタグラムをご覧ください。 |