【鹿児島県 鹿児島市】天文館を支える人々Vol.2 地元の食材を使ってワクワクする場所に / 大木晃さん
インタビュー
鹿児島の中心であり、日々新しい風が吹き込む天文館。
天文館を支える人たちをシリーズ化して紹介していきます。
今回は、地元指宿の食材を使って幅広いジャンルで飲食店を 5 店舗、経営されている 株式会社 HOMU 代表取締役の大木晃さんにお話を伺いました。
中でも、7月にオープンしたばかりの「お芋とお茶のお店 お芋スタンド幸蜜堂」で取材をさせていただきました。
天文館のにぎわい通りにある「お芋とお茶のお店 お芋スタンド幸蜜堂」は、
洗練されたお洒落な外観で、黒板に書いてあるお芋スイーツのイラストがとても素敵です。
ドアを開けて店内に入ると、お芋の甘い香りがふわっと漂ってきました。
イートインスペースもあり、ゆっくりとお芋のスイーツを堪能されている方がいらっしゃいました。
「お芋とお茶のお店 お芋スタンド幸蜜堂」をオープンしたきっかけは、
大木さんのご出身である指宿の山川が、芋と深い関係があるからだそうです。
実は、ご存じの方もいるかもしれませんが、指宿の山川はサツマイモの伝来の地で
1705年に前田利右衛門が琉球からサツマイモを持ってきたことによって全国に広まっていったという深い歴史のある場所なんです。
もっと地元を元気にしたい、知ってもらいたいということから地元の農家さんと一緒にされています!
また、県外から友人が来られた際に、サツマイモを食べられる場所はないかと言われることが多く、「じゃあ人が集まる天文館でお店をしよう!」と決められたそうです。
そこから3年ほど準備をされてオープン!
鹿児島の方も多くいらっしゃるそうで、改めてサツマイモの美味しさや可能性を知るきっかけにもなりますね。
大木さんは、これまで居酒屋などの経営が多くカフェ形態のお店は初めてとのことで
これまでは異なった壁にぶつかることもあったそうです。
ですが、お話を伺っていると、新たなことに常に挑戦されている姿が印象的でした。
現在、5 店舗の経営をされているということで、同じ天文館には、「大衆やきとり頂」、「黑毛 和牛めし本家」「小料理みづき」というお店があります。
「小料理みづき」では、元々「かごっまふるさと屋台村」にも出店されていたということも あって、オープンキッチンのカウンターでお食事を楽しむことができ、お客様みんなが一体 となれる雰囲気にしたいという想いから、おもてなしにも力を入れていらっしゃるそうです。
また、県外から出張で来られたお客様が「鹿児島に来たらここ!」と思ってもらえるように、 お客様を大切にされています。
やはり、新型コロナウイルスの影響で、これまで計画されていたことなどなかなかうまくい かないこともあったそうですが、今はむしろその時その時によって柔軟に対応していくこと の方がおもしろいとおっしゃっていました。
そして学生時代に思い描いていた憧れの天文館を取り戻したいとお話してくださいました。
屋号 | お芋とお茶のお店 お芋スタンド幸蜜堂 |
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URL | |
住所 | 鹿児島県鹿児島市東千石町10-12(MAP) |
備考 | 070-1949-0765 |