【募集終了】(求人情報)未経験者歓迎!オモシロ店主が教える秘伝のカツ! / 鹿児島県大崎町地域おこし協力隊募集
求人情報
大崎町では「事業承継」をテーマに地域おこし協力隊(以下:協力隊)を1名募集します(2022.12.1情報)。
着任後は、大崎町内にある『とんかつ 金太郎』(以下:金太郎)にて店舗運営のサポートしながら技術等を学んでもらいつつ、店舗のブランディングや商品開発等、協力隊卒業後に向けた活動にも取り組んでいただきます。
募集要項はこちら。
大崎町担当者や金太郎・店主の想い等を綴ったnoteはこちら。
大崎町について
大崎町は九州の最南端でもある鹿児島県・大隅半島東部に位置しています。町の南部を望む志布志湾では水産物に恵まれ、北部の広大な土地では温暖な気候を生かした良質な農畜産物が育まれています。
大崎町の代名詞といえばリサイクル。自治体別一般廃棄物リサイクル率日本一を過去14回達成(2006~2017、2019、2020年)しています。
さらに、「リサイクルの町から世界の未来をつくる」というキャッチコピーで、すべての資源がリサイクル・リユースされて循環する「サーキュラーヴィレッジ・構想」を打ち出しているところです。コミュニティ組織でもある「衛生自治会」が中心となり、各自治会のごみの分別における指導や支援を行っています。
また、ふるさと納税にも力を入れており、平成27年度には全国4位の寄附額を集めました。マンゴーやパッションフルーツ、鰻等、食材の宝庫といわれる大崎町ならではの返礼品が人気です。ふるさと納税を始めてからは、子育て支援のための事業や北海道東川町と共同で行っている「リサイクル留学プロジェクト」等といった町の未来のために寄附金は使われています。
名物店主が営むとんかつ屋・金太郎
店舗は大崎町中心地から車で5分程走ったエリアにあり、町内だけではなく、町外や県外の『金太郎』ファンも多いです。ランチ時間はトンカツや唐揚げを求めるお客さんで賑わいます。
『金太郎』の特徴的なスタイルがお客さん自身に配膳してもらうこと。初めて来店した方はびっくりされますが、常連客は慣れたように自身が注文したメニューを配膳していきます。店主である佐久間さんとのそんなやりとりが忘れられず、何度も足を運ぶお客さんもいるんだとか。
現在提供しているのはトンカツと唐揚げのみ。信頼関係のある事業者から仕入れている材料を扱っていることが『金太郎』のこだわりだといいます。味を佐久間さんが毎日チェックし、それを奥様の妙子さんが調理してお客様へ提供しているとのこと。
金太郎を運営されている佐久間さんご夫妻の想い等を綴ったnoteはこちらから。
「事業承継」をテーマに地域おこし協力隊を募集
大崎町の抱える課題として大きなウエイトを占めているのが事業承継。
コロナの影響や高齢化で閉店を選択される商工業者さんがここ数年で増えてきているといいます。そういった面を少しでもサポートしていきたい気持ちや協力隊が事業承継として、お店を引き継ぐことで課題解決の1つになるのではと考え、制度を導入することにしました。
やる気と思いやりがあり、地域やお客さん、取引先等とのご縁を大切にする人。
そして、『金太郎』 の良さ、それは味だけではなく、お店の心だったり、地元から愛される等、そういうところを引き継げる方に来ていただきたいとのこと。さらに、町の事業者さんと新しい挑戦や町と一緒にイベントや商品開発、ふるさと納税関連等に一緒に取り組んでいきたいそうです。
地域に根付きながら活動してもらうことが前提なので商工会や住まい・お店周辺の住民の方々とのお繋ぎや、事業承継される上で必要な制度や資金調達に関する情報提供や関係機関のご紹介ができる体制も整っています。「大崎町を盛り立てる仲間として、一緒に楽しく歩んでいきたい」とにこやかに話されていたのが印象的でした。
吉原さんと児玉さんの想いを綴ったnoteはこちらから。