やまがたクリエイティブシティセンターQ1〈 佐藤辰徳 木工展 〉2023.1.28 〜 2.12
イベント
やまがたクリエイティブシティセンターQ1 では、木工作家・佐藤辰徳による展覧会が開催されています。場所は、3Fフロアのギャラリー〈ROOTS & Technique〉にて。期間は、1/28(土)〜 2/12(日)です。
以下、Q1サイトからの転載です。
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佐藤辰徳は、蔵王山の麓に工房「sato wood studio」を構え、ウッドターニングという技法を用いて器を制作する木工作家です。ウッドターニングとは、木工旋盤という機械に木の塊をセットし、回転させながら削り出すことで形を成形する技術のことで、日本では古くから木工轆轤(ろくろ)などと呼ばれ、漆器などを制作する上でも必要な、歴史と伝統ある手法です。
佐藤は、伝統的工芸品の会津漆器を誇る福島県会津若松市で生まれました。地元の木工旋盤のワークショップに参加したことでウッドターニングに惹かれ、仕事の傍ら本や動画を参考にし独学で制作を始め、現在に至ります。
佐藤は制作する上で2つの軸を持っています。
ひとつは、選定・乾燥・削り出しまで、どうなるかがわからない木材の「偶然性」。時間経過が顕著に現れる、生きものとしての内なる未知が木材の魅力でもあります。もうひとつは、一度削れば決して後戻りできない木材の特性に「即興的」に向き合うこと。穴がある、亀裂が入っている、など、木材のありのままを活かしながら完成した作品に見られるフシや割れは、単なる装飾ではなく、ジャズのような「偶然」と「即興」に重きを置くことで現れる技術の賜物です。
木の持つ生き様を受け入れながら、選んだ木材に実直に向き合うことで現れる佐藤の技術、器の魅力をお楽しみください。
【展覧会詳細】
会期:1/28[土]〜2/12[日] 水曜定休
時間:10:00〜18:00
会場:やまがたクリエイティブシティセンターQ1 3階[3-H] ROOTS & Technique
入場料:無料(事前申込不要)
※展示販売あり
※ROOTS & Technique は、株式会社Q1が運営するギャラリーです
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