【愛知県・長久手市】創業120年の「瓦屋」が運営。職と食にまつわる体験施設『KAWARANT』が9/30にオープン
地域の情報
【real local名古屋では名古屋/愛知をはじめとする東海地方を盛り上げている人やプロジェクトについて積極的に取材しています。】
9/30(土)長久手市に新たな場が誕生します。運営するのは、1902年創業の瓦の会社『坪井利三郎商店』。元々長久手市にあった作業場を新しくするだけでなく、地域の方々との交流を目的に、地産地消の食材を扱うカフェやマルシェや会合ができるフリースペース(準備中)を併設しました。
まずは私たちが変わらんと
今回のプロジェクトは、”職人のイメージを変えたい”、”瓦を後世に残していきたい”。
そんな想いから始まったのだそうです。
職人というと、「無口、怖い、近寄りがたい」イメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
職人の成り手は減少し、29歳以下の比率が約10%以下と他産業と比較しても著しく低く、事業継承に大きな課題があります。
「私たちの魅力を、3K (きつい・きたない・きけん)でない、
仕事のやりがいを」伝えきれているだろうか。
まずは私たち自身から「変わらんと!」
瓦は「高い、重い、過去のもの」といった印象が強いのではないでしょうか。
瓦の他、様々な建材と共に歩んできた坪井利三郎商店だからこそ、
それぞれの特徴・特性、ありのままに伝えていきたいという想いが込められています。
KAWARANT長久手の特徴
①カフェ
愛知県の間伐材を使った燻製調味料を用いて、本格的な和食を提供します。
②建築
大きなむくり屋根に、三州のいぶし瓦を葺いています。瓦新作発表・職人育成を目的に、定期イベント時(瓦まつり)に屋根の色を変えていく予定です。
③職人体験イベント
「職人をもっと身近に」月1回の瓦祭りでは、様々な職人体験の場を設けていきます。