【Sale】「峠の湧き水が自宅の蛇口から飲める古民家」_建物180.15㎡/土地1501.15㎡
売買物件情報
※終了しました。
1.飲用水は住民自慢の裏山の水
今回紹介させて頂くのは、半年ほど前に掲載し数日でお申し込みに至った「真清水付住宅」にすぐ隣接する集落の中にある。真清水住宅は番屋地区と呼ばれる旧街道沿いの元宿場町にあるのだが、その地域の余剰水を一般に開放しており、それが「番屋の水」として一般開放されている。この水がおいしいことで評判を呼び、お茶をたてたりお米を炊くために遠路はるばる汲みに来られる方が後を絶たない名所となっている。ただ今回の「小松尾(コマトと読みます。)地域」地域の住民に言わせると、「自分たちの水の方が美味しいし、身体にいいんだ」という声があり、地域の水自慢対決がひそかに勃発しているようだ。
美味しい水を頂くためには、年2回ほどの水タンクのメンテナンス作業に参加しメンテナンスしていく必要があるのですが、蛇口をひねれば飲用水が出てくる生活が普通になってしまっている中、「自分の飲む水を自分で調達していく」それっていいなと思います。その旧道をほんの少し登り本通りに合流したところには高アルカリでお肌がつるつるとなる「大菩薩の湯」が、さらにすこし登ると「日本秘湯を守る会 雲峰荘」の湯も。ちなみに大菩薩の湯は市民料金で310円(小学生100円)で楽しめるため、自宅の風呂に入らなくなってしまうかもしれないです。
2.母屋と石積み
本物件は元々養蚕を目的としていたとても大きな古民家物件です。快適に定住するレベルまでの修繕を考慮すると相応の費用と時間を要するものと思われます。用途は、居住用の他、天井を抜いてしまって天井高を生かしたアトリエや木工部屋としての使い方も面白そうです。バス通りからは比較的近い場所に位置しますが、駅からの距離と買い物等の便を考慮すると、車の所有が必須です。
▲石積みがかっこいい敷地前面
▲煤でいい感じの色合いが出ている天井
▲トイレは新しくしてありますが、キッチンとお風呂は入れ替える必要あり。
▲前面道路の先には山の稜線とその先の盆地をのぞむ。
▲石積みがとにかくかっこいい。お金がかかっていることが一目でわかる豪快な積み。
▲薪置き場
3.目の前にはカフェと雲海盆地
目の前には移住者が営む「ぶんぶんカフェ」がある。
▲BUNBUNBearのランチメニュー。価格は変わっている可能性あり。
ちなみに、このあたりの古い地名は神金という。元々武田信玄の金の採掘衆がこのあたりに居を構えていたことが由来と思われる。いまは地名としては残っておらず、小学校や農協の名前として残る程度だが、キャッチーな名前に惹かれる移住者も多い。
▲母屋に残置されていた地域の農協帽は、ドラゴンボールのピッコロと分離した「地球の神様」のマークのようでおもしろい。
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ABCホームズ
TEL:0553-33-3057/ MAIL:homes@abc-advisers.com
住所:山梨県甲州市塩山藤木1900 営業時間:10:00〜19:00 / 定休日:水・日
免許番号:山梨県知事(13)799号
担当:豊岡翠(T.Midori)名取花(N.hana)