【名古屋市中村区】食を通じて地域にふれる『そのとちぎふと』
地域の情報
『そのとちぎふと』は、名古屋のデザイン会社『picks design』が企画・運営するサブスクリプションサービス。その名の通り、『その土地がもたらすギフト』その土地で味わえる食べ物が毎月届くサービスです。どの土地の食べ物の何が届くかは、箱を開けるまで分かりません。実際にどんなサービスなのか、オーダーしてみました。
デザイン会社が企画!?
『そのとちぎふと』とは、月に一度、全国の美味しいものが手元に届くサブスクリプションサービス。名古屋のデザイン会社『picks design』が運営しています。デザイン会社とフードのサブスクリプションサービスは一見関係がないように思えますが、そのきっかけはコロナ禍にありました。
代表の松浦さんは、地域に根ざした食品ビジネスに関わりがあり、これまで様々なエリアの生産者さんや特産品に出会ってきました。しかし、2019年、コロナの流行により、これまでのように旅行や皆で集まっての会食が気軽にできなくなりました。
その結果、せっかく作った特産品を販売することができずにロスになってしまったり、旅行者が激減したために、素晴らしい生産者さんや産地を知ってもらう機会もなくなりました。こうした生産者さんや産地の課題をデザインで解決しようとして生まれたサービスが『そのとちぎふと』です。
箱の中身はなんでしょう?
実際に商品を頼んでみました。今回は果物便を頼みましたが、「中には何が入っているのか??」ワクワクしながら箱を開けました。
中には黄色い果物が、丁寧に梱包されて入っていました。果物の洋ナシ『ル・レクチェ』です。リーフレットも同梱されていて、生産者さんのインタビュー、オリジナルレシピ、産地である新潟のおススメスポットが掲載されています。
美味しいものとコミュニケーション
届いた『ル・レクチェ』は今食べてと言わんばかりの熟し具合から、すぐに一個皮を剥いて食べました。美味しいものを何人かで食べると自然と会話がはずみます。
更にリーフレットを見ながら、
「ル・レクチェって初めて聞いた。初めて食べた。」
「新潟のどこで採れるの?」
「新潟ってこんなところなんだ。」
「ふるさと納税でないのかな?」
「生ハムと合わせたい!」
「どこで買えるの?」
など、どんどん会話が生まれます。
私はオフィスで箱を開けましたが、こんなに盛り上がるとは思いませんでした。
やはり、 “美味しい” は心踊るものです。
『そのとちぎふと』は、美味しいものがきっかけで産地やその場所を知れる面白いサービスです。家族や仲間と愉しんでみてはいかがですか?
屋号 | そのとちぎふと |
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URL | |
備考 | 運営会社:picks design |