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【締切:8月18日】進化していくアーティスト・イン・レジデンス「ちくご移住計画アーティスト編」

ふくおかトライアルワーキングステイ2015 筑後市編

※終了しました。

【締切:8月18日】進化していくアーティスト・イン・レジデンス「ちくご移住計画アーティスト編」
昨年の参加アーティスト宮崎大樹(couch)さんの作品「音の石庭」

こちらは、福岡R不動産と福岡県を中心とした9つの自治体が共同で企画・運営している「ふくおかトライアルワーキングステイ2015」の募集記事です。

今年で3年目になる筑後(ちくご)市と九州芸文館がコラボして行うアーティスト・イン・レジデンス。今年はパワーアップして行います。

「筑後アート往来2015」のプログラムの一環として今回は実施

昨年までは「ちくご移住計画アーティスト編」だけが単独で行われてきましたが、今年は「筑後アート往来2015」として、同じ時期に海外からのアーティストを招聘したアーティスト・イン・レジデンスやアートマネージャーの研修、県内外の若手アーティストの展覧会など様々なプログラムが同時開催。筑後地域でのアートの可能性を探っていきます。

筑後地域と現代アートの可能性を感じた2年間

2013、2014年と2年間やってきて感じたのは、筑後地域の可能性。
もともとある筑後の多様な文化が現代アートとコラボレーションし、今までにない世界を見せてくれました。筑後地域にまだまだ現代アートが根付いているとは言えませんが、少しずつ認知されてきたという実感もあります。

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アーティスト・イン・レジデンスの舞台となる「九州芸文館」

そもそものスタートは、筑後市に県営の芸術文化交流施設「九州芸文館」の開館したこと。せっかくできたのだから、地元である筑後市と一緒に何かをやろうということが始まりでした。

そして、いろいろと考えたすえ、このアーティスト・イン・レジデンスを行うことに。
筑後地域には古くから独特の文化がいろいろとあり、アーティストとコラボレーションすることによって新しい科学反応が起こるのではないかという仮説の基でスタート。

アーティストも市民も職人も刺激を受けたレジデンス期間

過去2回のプログラムで参加してくれたのが、菅本祐子と宮崎大樹(couch)の2組のアーティスト。

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1年目の様子。工房で藍染する菅本さん(右上)。送別会には市長も(左下)

1年目の菅本さんは、久留米絣が持つ藍色の奥深さと魅力を再確認させてくれ、2年目の宮崎さんは筑後地域と久留米絣、現代アートの新たな関係性を視覚化してくれました。作品についてはいろいろと書きたいのですが、長くなるのでこの辺で。

また、作品の制作だけではなく、オープンアトリエや公開制作、ワークショップ、市民や絣工房との共同制作、アーティストトークなどを通して、現代アートというものを、そして筑後地域の魅力というものを多くの人に伝えてくれました。

さらに、アーティストにとっても、普段なかなか接点がない久留米絣という伝統工芸の職人さんたちと制作することは、とても刺激になったようです。

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2年目の様子。様々な筑後地域の人に話を聞いていた宮崎さん

※1年目と2年目のプログラムの様子はアーティストのブログからご覧ください。

今回のテーマも引き続き「久留米絣」に

今年も過去2年と同じく「久留米絣」をテーマに。
まだまだ僕らが想像していない久留米絣や筑後地域の可能性を見出してもらえたらと考えています。どんな作品が生まれるのか本当に楽しみです。

ちなみに久留米絣とは、江戸時代後期に久留米在住の女性起業家「井上伝」により創始された藍染の絣。あらかじめ木綿糸をくくり、藍と白に染め分け、その糸(絣糸)を用いて製織し、文様を表します。伊予絣、備後絣とともに日本三大絣の一つで、1957年に国の重要無形文化財に指定され、太宰治が好んで着ていたことでも有名です。最近は、伝統を守るだけではなく、吉田カバンやBEAMSとコラボレーションするなど新しい動きも生まれています。筑後市はこの久留米絣の中心的な生産地のひとつ。

完成品である反物をそのまま使うのはもちろん、材料(糸や染料)や工程、機材、デザイン等それにまつわるテーマであればOKです。久留米絣をテーマに他の材料と組み合わせるのも面白いかもしれません。

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完成品だけではなく、その工程にも魅力がたくさんある久留米絣

今年はアートマネージャーの研修プログラムも

今回の募集はちくご移住計画アーティスト編のアーティストとアートマネージャー研修プログラム、それぞれの参加者の募集です。

ようやく動き始めた小さなムーブメントですが、ここから新たな筑後地域のアートの可能性が広がりそうです。2カ月間と短いですが、一緒に盛り上げていきませんか?

研修プログラムの具体的な内容は、「筑後アート往来2015」の情報発信とレジデンスアーティストの制作サポート。この2カ月間、筑後地域で起きていることをぜひ多くの人に伝えてほしいです。まだまだ始まったばかりだからこそ、改善の余地があり、勉強になることもたくさんあると思います。

物件は筑後市が持つ200平米ある日本家屋

そして、アーティストとアートマネージャーのアトリエ兼居住スペースとなるのは、別棟の茶室も備える約200平米の大きな日本家屋。今回は、2組でシェアして生活をしてもらいます。個室はそれぞれありますので、ご安心ください。

間取りはこちらの募集要項をご覧ください。

場所は九州芸文館からも徒歩15分、自転車なら5分程度。周りには田園風景が広がり、落ち着いた環境です。特に茶室の2階はのんびりした空気が流れ、創作意欲が掻き立てられるかも。アトリエスペースは、広さ43平米、高さ2.5mの箱。すぐ隣に風呂があり、水場へのアクセス良好です。また、駅が近いので福岡市内にも出やすい立地です。

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日本家屋をリノベーションした筑恋邸

滞在中の生活面、地域住民や久留米絣の工房との橋渡しなどのサポートは筑後市の担当者が、制作面でのサポートは九州芸文館のスタッフがしてくれます。また、筑後市を拠点に、個性豊かな特色がある筑後地域を満喫するのも良いのではないでしょうか。

7月31日に筑後アート往来のキックオフイベントを行います

ちなみに、「筑後アート往来2015」のキックオフイベント「筑後アート往来・円卓会議2015」を7月31日に九州芸文館で行いますので、興味ある方はぜひお越しください。筑後地域で今、何が起きようとしているのか実感できると思います。

ご応募お待ちしております。

プログラムの概要と応募方法

■アーティストの募集概要

・期間:2015年10月15日~12月25日
・募集定員:1組
・引越費用:上限3万円
・作品制作費:上限25万円
・滞在費補助:12万6,000円/滞在期間合計
・賃料:無料/滞在期間合計(水道光熱費:無料)
・審査員:筑後市長 中村征一
     九州大学大学院 人文科学研究院教授 後小路雅弘
     宮本初音(インディペンデントキュレーター・ART BASE 88代表)
     九州芸文館館長 津留誠一
・事業実施主体:平成27年度ふくおかトライアルワーキングステイ実行委員会
・応募方法福岡県移住・定住ポータルサイト「福がお~かくらし」より
・応募締切:8月18日(火)
※より詳細な募集要項はこちらをご覧ください。

■アートマネージャー研修の募集概要

・期間:2015年10月15日~12月25日
・募集定員:1組
・研修内容:筑後アート往来2015のアーティストの制作補助、情報発信
・滞在費補助:12万6,000円/滞在期間合計
・賃料:無料/滞在期間合計(水道光熱費:無料)
・事業実施主体:平成27年度ふくおかトライアルワーキングステイ実行委員会
・応募方法福岡県移住・定住ポータルサイト「福がお~かくらし」より
・応募締切:8月18日(火)
※より詳細な募集要項はこちらをご覧ください。

※今回は1つのプログラムだけでなく、複数のプログラムにご応募いただくことも可能です。参加申込書にそれぞれ第一希望、第二希望などを選択する欄がありますので、複数希望の方はご選択ください。

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