【湘南で働くということ】株式会社トレジャーフット コンサルティング本部 渡辺 駿さん
インタビュー
海や山の豊かな自然に話題のお店など観光を「楽しむまち」であり、その環境に惹かれ「住むまち」として住居を構える方も多い湘南エリア。ではそこを「働くまち」として選んだ方々は一体何に惹かれ、何を思っているのでしょうか。
今回は東京渋谷から鎌倉へ本社を移された株式会社トレジャーフットに勤め、ご自身も本社移転を機に湘南に移られた、コンサルティング部・渡辺 駿さんにお話を伺いました。
ー渡辺さんのこれまでの経歴を教えてください
新卒でベンチャー企業に入社をして、週5日、東京のオフィスに出社して営業の仕事をしていました。そこから2年半経って、トレジャーフットへ転職し、リモートワークを中心に湘南や品川で働いています。実家が東京であることもあり、学生時代も就職してからもずっと都内を転々としていたのですが、オフィスが湘南に移るのをきっかけに引っ越しました。湘南に来てからもう1年になりますね。
ー湘南に移り住まれたきかっけはありますか
元々「テラスハウス」をずっと見ていて、湘南の暮らしに憧れがあったというのもあります(笑)。いつか、自分に子供ができた時ぐらいに湘南に住んでみたいなと思っていたのですが、ちょうど去年、自分がトレジャーフットに入社したタイミングで鎌倉にもオフィスを移すこととなり「今しかないな」と思い、引っ越しました。
ー今のお仕事について教えてください
トレジャーフットでは、主にコンサルティング営業を行っています。地方の中小企業様に対して、フリーランスや副業などで活動するプロ人材とのマッチングを行い企業の経営・業務課題の解決に向けて日々取り組んでいます。また弊社の広報・PR担当として、プロ人材へのインタビューや導入事例記事などのライティングや、SNS・オウンドサイト運用、さらには弊社ホームページのディレクションなど幅広く担当しています。
ー湘南に住んでみてご自身に変化はありましたか?
今までビルに囲まれた暮らしだったのですが、湘南は基本的に自然が近くにあって、 なんだか心が豊かになったなと感じています。気分転換に海に行くとか、ちょっとした切り替えがすごくしやすくなりました。まち自体が、働かされてる感がないというか、自分のやりたいことがあって、自分の軸で考えながら生活して、働いている方が多いなと感じます。いい意味で仕事とプライベートが一体化している印象がありますね。
例えば元々イラストレーターの方が交流の場所を作っていたり、まちのカフェにふらっと行ってアーティスト活動をしてる方に出会ったり。湘南にいるとクリエイティブな方に会う機会が多いと実感しています。
ー出会いを増やすために意識していることはありますか?
元々縁のないところから来たので、色んなところに顔を出すように意識しているのもありますが、全然特別なことはしていなくて。近所のカフェに行ったら誰かが話しかけてくれた。なんてことも多いです。東京だとどうしてもチェーン店が多く、人も多いので、ふとした時のコミュニケーションはあまり経験がなかったのですが、鎌倉だと生活圏の中で色々会話が生まれることも多く、まちの方がとても温かいなと感じています。自分と同年代の方もいれば、自分より一回り二回り上の方もいらっしゃり、年齢も幅広いです。本当に色んな方がいて、みなさん気さくに話しかけてくれます。
ー今後こういう働き方がしたい!というイメージはありますか。
あまり固定概念にとらわれたくないなとは思っています。人生1回しかないので、悔いなくやっていきたいなと思います。
もちろん、今の会社での活動が大前提ですが、個人でやっているDJやギャラリーでの活動も、もっと大きくしていきたいし、色んなところで活動していきたいなと思っています。湘南は自分がどうありたいかとか、どうしたいかという、自分のアイデンティティを強く持っている人が多い。だからこそお互いに刺激を受けながら働けることにすごく意味があるのではないかと思っています。自分たちと同じマインドを持っている人とはシンパシーを感じるし、そうなるほど、一緒に仕事もしやすいように感じてます。楽しみながら働いていきたいですね。
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環境に癒され、人に刺激を受ける。双方の魅力を併せ持った湘南は、これからの「働く」の可能性を広げてくれるのかもしれません。
(インタビュー/写真 山中菜摘)
名称 | 株式会社トレジャーフット |
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業種 | 地場産業特化型の顧問・複業人材マッチングサービス |
URL | |
住所 | 鎌倉市大町一丁目9-22トレジャーフットビル |
アクセス | JR横須賀線「鎌倉」駅より徒歩9分 |