【湘南エリア情報】連載「わたしが住むまち」第12回・辻堂(茅ヶ崎市)エリア
連載
連載「わたしが住むまち」。今回は、鎌倉R不動産が仲介させていただいたお客様が、住んでいるまちについてご紹介してくださいます。
お客様は、佐藤さんご家族。湘南辻堂で暮らしはじめたのは2023年11月のこと。当時生後間もないお嬢さんと一緒に引越しをしてきた佐藤さんご家族ですが、辻堂という場所に住まいを持った決め手はなんだったのでしょうか。
鎌倉R不動産(以下鎌倉R):いつから居住していますか?
佐藤さん:2023年の11月からです。まだ1年経っていないのですが、昨年がとても濃い1年だったので、本当にあっという間だなと思っています。
鎌倉R:なぜこのエリアに住もうと思いましたか?
佐藤さん:私たちはもともと渋谷に住んでいて。代々木公園の近くではあったのですが、渋谷というまちはとても便利ではあるけれど、これから子供が生まれるというタイミングで、渋谷で子育てというのが不安に思えてしまったんです。都会の真ん中ではうちは猫が2匹いるのでどうしても手狭ですし、スーパーに買い物に行くとしても通路の狭いスーパーしかなくて、ここにベビーカーで買い物にくるのか?と思うと心配でした。そして、もっと静かで落ち着いた環境で子育てしたいなと強く思ったんです。
物件を探す中で、妻の実家の近くなども検討したのですが、2人とも海が大好きで、山にキャンプも行く。アウトドアが好きな夫婦なので、自然に近い場所がいいなと思って、たまたまこの家を見にきました。内見した時に辻堂や茅ヶ崎というまちのひとの温かさにとても感激して。また、車で15分程で江ノ島まで行けるというのもポイントでした。さらに、辻堂は駅前に大型の商業施設も充実していて子育てもしやすそうだなと思ったんです。
さらにラッキーなことに、この家の前所有者(売主さん)ご家族がとても素敵な方で、ご主人や奥様から周辺の環境や湘南というエリアについて、子育てについてのあれこれを聞くことができました。特に子育てについては、前所有者さんは3人のお子さんをこの家で育て上げたという私たちからしたら大先輩。3人のお子さんもとても素敵なひとたちで、このご家族が暮らした家だからこそ引き継ぎたい、と思うようになりました。
鎌倉R:実際に住んでみてどうですか?
佐藤さん:まさに前所有者さんから聞いていた通り、もしくはそれ以上の楽しくてのびのびとした暮らしができています。私たちが引越しをする前に、前所有者さんが近隣の方にお声かけをしてくださっていたおかげで、引越し後もまちに早く馴染むことができました。奥様から聞いた近くのスーパーにも出かけ、生活をいちからはじめることもスムーズでしたね。
実は、娘が生まれたのはこの家の契約の少し前というタイミングでした。そのおかげか、前所有者さんはまるでおじいちゃん、おばあちゃんで。いまでもよくお会いして、夕食に招かれることなどもあるのですが、娘のことも含め本当に可愛がってくれています。奥様直伝の手軽に作れて美味しいパスタや、煮込み料理のレシピなんかも教えてもらいましたね。
私たちにとって、家を買うというのは人生の中での大きな買い物。そんな中で、前所有者さんの存在はとても大きく、お話をしっかりさせてもらえたからこその安心がありましたし、買っておしまいではなく関係が続いているというのも、とても嬉しいことです。湘南の先輩たちはみんな尊敬できる憧れの人たちですね。
鎌倉R:普段よく行く場所はありますか?
佐藤さん:まだ娘が小さいのでベビーカーで海浜公園や海に出かけることが多いです。こっちのスーパーは通路も広いので、子供連れでも安心して買い物ができるのもいいですね。辻堂駅前のテラスモール湘南にもよく行きます。地元のイベントも多くて、親子で参加したりします。こちらに知り合いはいなかったのですが、子育て支援センターに行ってできた友達もいます。アットホームな雰囲気で、人懐っこい方が多いのが湘南の特徴かなと思うのですが、そういう環境だったのですんなり溶け込むことができました。
また、以前の渋谷の住まいのときは、仕事が終わって帰宅するのが20時や21時。でも、自分の家に帰ってきたという感じがなんとなくしなかったんです。それが、いまの家に帰ってくると不思議なくらい「家に帰ってきた!」という安心感に包まれるんですよ。前所有者さんから譲り受けて、内装はほぼ手を入れていないのですが、年月が築いた味わいに包まれているような感覚なのかもしれないですね。
鎌倉R:これからこのエリアに住みたいと思っている人にひとこと
佐藤さん:私たちは、家を決めるときに「この人から家を引き継ぎたい」と思ったことが大きかった。そういう人との出会いとか、物件との出会いというのが私たちを後押ししてくれました。暮らしかたのお手本としたい人、暮らしの可能性を広げてくれる家、憧れの先輩に出会えた、という直観、気持ちを大切にしてよかったと思っているんです。家を決めるときって「ピンとくる」というけれど、そういうことなのかな、と思っています。
また、湘南に住んでいる人たちはみんな「湘南が好き」という気持ちでつながっているように感じます。みんな好きなことが同じだから、互いを受け入れられるという感じでしょうか。そういうゆるやかな繋がりは、渋谷時代にはなかったことなので、とても新鮮で良かったなと思います。
鎌倉R:もし、引越すとしたら次はどのエリアに住みたいですか
佐藤さん:え!全然イメージがないです(笑)。私たちとしてはずっと湘南に住み続けて年齢を重ねていきたいなと思っていて。それこそ、この家を譲ってくださった前所有者さんのように、次の世代のためにエリアを深堀りして、地域との関係を作っていくような。そんな存在に私たちもなれたらいいなと思っています。
屋号 | 鎌倉R不動産(鎌倉R不動産株式会社) |
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