【連載】山形のぶどうとワインに恋焦がれ vol.9
連載
2012年4月、東京から山形にUターン。「井の中の蛙になりたくない!」そんな思いで山形を出て、10年ぶりに山形に戻ってみると、そこは面白い人と面白いコトがたくさんある場所だった。そして、今、私はワイナリーの広報営業として、日々、ぶどうとワインと愉快な仲間たちに囲まれ生きている。そんな広報営業の畑とワイナリーの日常を、季節のお便りとしてお届けします。
連日収穫!!
全国からぶどうの収穫をしに、グレリパに大集合!
9月に入り、収穫も最盛期。毎日、1トン以上のぶどうがワイナリーに運びこまれてきます。収穫されたぶどうは、アンフォラやクヴェヴリという素焼きの瓶(かめ)にそのまま入れたり、除梗機という機械で、ぶどうの房から実を取ります。機械で取り切れない梗や軸は、手作業でさらに除梗していきます。
私たちは、生食用のぶどう品種である「デラウェア」や「シャインマスカット」、「ナイアガラ」のほか、ワイン醸造用の「メルロー」や「ガメイ」、「シャルドネ」、「アルバリーニ ョ」といったぶどう品種も用いて、年間20種類ものワインを製造します。ぶどうはその品種によっても、収穫時期が大きく異なるため、早いものは8月のお盆過ぎから、遅いものは10月末と約2か月半の間、収穫が続きます。
9 月と言えばやっぱり芋煮。
県外のお客様は芋煮でおもてなし。
通常の賄いメニューはカレーにパスタ、生姜焼きなど、大量に作れるものが多いのです が、9月になり涼しい日も増えてきたので、この日は山形名物芋煮に。県外から収穫ボランティアに来てくださる方も多く、山形の旬の味覚を喜んでいただけました。
この時期のワイナリー内は、ぶどうの発酵した香りで充満しています。毎日、ワインの温度や糖度を測り、発酵の状況をチェックしていき、ワインが健全な状態かどうかを確認していきます。ぶどうの収穫も残り4分の1。10月はワイン用ぶどう品種のメルローやカベルネフラン、カベルネソーヴィニヨンを収穫していきます。10月も収穫ボランティアを募集しますので、ご興味ある方は是非お申込みくださいね!それでは、ワインと一緒に秋の夜長をお楽しみください!
■収穫ボランティア申込フォーム
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