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TOP » 湘南 » 『湘南海街珈琲祭2024』が11月23日・24日に開催！

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湘南辻堂の商業施設「テラスモール湘南」にて、「湘南海街珈琲祭2024」が11月23日・24日の2日間開催されます。

「湘南海街珈琲祭2024」は、「逗子葉山海街珈琲祭」から始まり6年目となる今年、ついに湘南という大きなエリアを舞台として開催されるイベント。湘南のコーヒー店のコーヒー飲み比べ、豆の購入はもちろんのこと、湘南を拠点に活動する方の作品やお菓子、音楽を楽しむことができるコーヒーフェスティバルです。
入場は無料で、コーヒー1杯からどなたでも気軽に楽しむことができます。

イベントを主催するのは株式会社andsaturday代表・庄司真帆さん。庄司さんは逗子で「andsaturday coffee & cakes」というコーヒー店を営んでいます。現在は通常のお店の営業とイベントの準備と大忙しの日々。もちろん、「andsaturday coffee & cakes」も、23日、24日はイベントに出店されます。今回のイベント開催にあたり、庄司さんはSNSにて以下のようにコメントされています。

「私たちが海街珈琲祭を通してみなさんと共有したいこと。それは、日々の中にコーヒーや珈琲店がある暮らしの豊かさであり、この海街に根差し、想いに溢れた店主が営む珈琲店があることの尊さです。
必ずしも、コーヒーの美味しさを示し合うことだけを目的とはしていません。その背景にあるオーナーの想いや体温、そしてその珈琲店がある海街の風景までを一人でも多くの人に伝えていくことに、海街珈琲祭の個性はあると思っています。(andsaturdayのInstagramより引用）」

今回のイベントの概要を拝見すると、湘南の中の数々のコーヒー店の中からこれはというお店が集結している印象を持ちました。出店される店は、公募はせず庄司さんが以前から知っている店、地元のひとからおすすめしてもらった店の中からお声かけをし決定したそうです。

湘南の数多くの魅力ある店の中から、このイベントのために集まってくれたのは、地元のレジェンドから新星まで。例えば、湘南を拠点としてホンジュラスから自社コンテナでコーヒー豆を買い付けることに成功した「27 COFFEE ROASTERS 」。自家焙煎のコーヒーは種類も豊富。店内でコーヒーを召し上がる方から、休日に車で豆を買いにくるコアなファンまで、地元のお客様に愛される店です。現在は辻堂の本店以外にも鎌倉市、茅ヶ崎市にもお店を広げています。

また、ローカルのハブ的な存在となりつつある藤沢の人気店「SAZANAMI COFFEE」。こちらは、コーヒーやお菓子の美味しさはもちろん、イベントも積極的に行い、訪れる度に新鮮な繋がりや発見を体験できる店だなと思っています。オーナーのマサヒロさんは庄司真帆さんの実の弟さんという繋がりも面白いです。今回のイベントではシルクスクリーンワークショップを行います。

その他にも、鎌倉の名店である「café vivement dimanche」による、「湘南海街珈琲祭」オリジナルブレンドの豆の販売もこのイベントの目玉ではないでしょうか。
さらに、鎌倉R不動産のご近所の「THE GOOD GOODIES」さん、以前reallocal湘南で取り上げさせていただいた辻堂の「YAMA COFFEE ROASTER 」などなど…全てのお店を回りたくなってしまいます。
イベントには全18店舗が出店予定となっていて、オンラインで事前販売されている「コーヒー飲み比べチケット」も魅力的です。

「湘南」のコーヒー店というのは、同じ湘南でも属する「まち」によって少しづつそのまちのカラーがあるなと感じます。例えば、逗子・葉山のコーヒー店は鎌倉よりも観光の方が少ないためか、ゆったりとした海街の雰囲気を味わいながらコーヒーを楽しめる店が多いように思いますし、鎌倉は観光の方も多いのですが、その中からさらに地元の方にも愛される店が光っているように感じます。藤沢や茅ヶ崎は、まだ鎌倉・逗子葉山と比べると「若いまち」のイメージがありますが、若い移住者同士や地元の方との繋がりをつくる場としても機能しているように思います。
湘南のコーヒー店は、どの店もひとやまちに愛される個性的な店であり、店主やスタッフの方の存在が際立っているように感じるのです。

まだまだ湘南エリアのコーヒー店を開拓できていないという方は、まずこのイベントでお気に入りの店や店主と出会ってみて欲しいです（湘南のコーヒー店の店主は、みなさんこだわりが強くて、かつ人懐っこい方が多いのも特徴）。お気に入りのコーヒー店が出店するのであれば、ぜひ当日応援に行ってみてください。