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【鹿児島県さつま町】紫尾アートプロジェクト2024 AIR成果発表展

2024.12.23

鹿児島県さつま町にてアーティストがレジデンス活動をとおして、地域の魅力や価値を再発見・再定義する取り組みとして『紫尾アートプロジェクト』が実施されています。今回、滞在中のアーティストの川島桃香さんによる成果発表展が開催されているので、そのお知らせです。

【鹿児島県さつま町】紫尾アートプロジェクト2024 AIR成果発表展
写真提供:紫尾アートプロジェクト

<イベント詳細>
今この瞬間に私が、他でもない私が、ただ

生きていることの弁証を、君は何ひとつしてくれないけれど、

君が生きてきたことの証明を、私たちは今ここで再生することができる

●会期
2024年12月22日(日)〜2025年3月31日(月)

●時間
10:00~17:00

●場所
紫尾神社境内
(鹿児島県薩摩郡さつま町紫尾2164)

<アーティスト 川島 桃香より>
紫尾に到着した瞬間の時報『10月1日午後4時31分ちょうど』をカセットテープに録音し、それを重ね録りし続けた『音声日記』を、紫尾滞在中に約100回録り続けている。

録音を繰り返すうちに時報の音は遠のき、代わりに、紫尾の環境音や人々の声がその中から姿を現す。これは、個人と土地が生きた証を時として刻み、記憶が場所と溶け合う瞬間を物質化するためのプロセスである。録音に用いたカセットテープのケースへは、記憶の不確かさをそのまま描き止めているかのうような絵画とで構成された展示空間が、個々の存在が交差する場となることを祈っている。

【鹿児島県さつま町】紫尾アートプロジェクト2024 AIR成果発表展
写真提供:紫尾アートプロジェクト

<紫尾アートプロジェクト2024実行委員会より>
鹿児島県の北薩地域で最高峰を誇る紫尾山。

その一角で地域の魅力や価値を再発見・再定義する取り組みとして始まった紫尾アートプロジェクトでは、アーティスト・イン・レジデンスをプログラムとして実施し、招聘アーティストを公募。

その結果、招聘アーティストは川島桃香さんに決定し、2024年10月1日から紫尾地区での暮らしと制作が始まりました。

川島さんとしても紫尾地区としても、初めてのアーティスト・イン・レジデンスとなる本プログラム。実際に訪ねてからわかる様々な環境に触れ、当初の想定とは異なる状況と遭遇し、ときには満点の星空の下で孤独な制作に打ち込むこととなりました。通りかかった無人販売所のさつまいもの美味しさ、その感動をしたためた絵手紙を販売所に置いてきたと話す川島さんに、アーティストと地域社会との接点を垣間見たように思います。

この約70日間に渡る滞在で川島さんは紫尾を、そして自身とその制作に対してどのように向き合ってきたのでしょうか。

地域の協力を得て、少しずつ形づくられてきた成果が、今、ひっそりと紫尾神社の一角に現れます。皆さんのご来場をお待ちしています。

【鹿児島県さつま町】紫尾アートプロジェクト2024 AIR成果発表展
写真提供:紫尾アートプロジェクト
屋号

紫尾アートプロジェクト2024

URL

https://salmon424301.studio.site

備考

●公式SNS

インスタグラム

https://www.instagram.com/shibi_artproject/

Facebook

https://www.facebook.com/profile.php?id=61560404542900