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TOP » 山形 » 「ぼくのたいき君」その3・グルメなたいき君～ の巻

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謹賀新年

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。平成からの生き残りたいき君の目撃情報がございましたら、ぜひお寄せください。駆けつけます。

さて、お正月のおせち料理にもちょっと飽きてきたかな、という頃。美味しい中華が食べたいな、なんて思って、ふらっと街に出掛けてみました。向かった先は山形市の花小路。

こちらは、花小路の東側に店を構える中華料理店「龍鳳」です。メニューも豊富、ボリュームもある！なにより、どれも美味しい！今回いただいたのはこちら。

ああ、満足。店主ご夫妻にあいさつをして店を出て、歴史ある店構えを眺める。ふと、入り口の窓に目をやると、その隅っこにいるのは、そう、たいき君！

上部には、「21世紀に向かってHOP STEP JUMP!!」というキャッチフレーズ、そして下部には「山形県環境衛生同業組合加盟店」という文字。べにばな国体開催当時、飲食店の多くの店先にはこのステッカーが貼られていたと思われます。国体から30年以上経った今、現存するステッカーは、県内にあとどれくらいあることでしょう。きっと両手で数えられるほどもないかもしれません。ですから、このステッカーは30年以上営んでいらっしゃる老舗の証として今は機能しているわけです。もっとも、料理の素晴らしい味こそ、なにより老舗の証ですけれど。
たいき君も保証する「龍鳳」さんの老舗の味、みなさまもぜひ！

県民の森へドライブ

お腹も満たされて、ちょっとドライブに出ました。というのも、飲食系たいき君ステッカーといえば、20年ほど前にサイクリングで県民の森に行ったとき、たいき君を見かけたのを思い出したからです。ところどころに雪のある道を進み、大沼のほとりのドライブインまでやってきました。

自動販売機はいくつか稼働していますが、もうドライブイン自体はやっていないようです。で、雪でビシャビシャの地面に気をつけながら外から建物を眺めてみますと、すぐに見つかりました！

なんてかわいいたいき君でしょう！一丁前にシェフの格好をしていますよ。帽子もかわいいし、何より、首にスカーフを巻いているのがニクいです。食中毒ゼロ！のカギとなるのは「清潔」「加熱・冷却」「迅速」であります。これを守って山形の美味しい食卓の安全を守りたい、あらためて2025年の正月にわたしはこう誓ったのでありました。

ちなみに、建物の東側のガラス窓に貼られた同じものと思われるステッカーも見つけました。30年以上、日差しにさらされたため、色褪せてたいき君は消失していました。

ささやかな幸せ

食の安全を守るたいき君を見つけて満足し帰路につきました。途中、展望台から山形市全体を見渡そうとクルマを停めて写真を1枚パチリ。

見事な虹が架かっていました。いろいろなことがある世の中ですが、雨のあとには虹がかかります。身近なささやかな楽しいことを大切にやっていこうではありませんか。というわけで、今年もこのささやかな趣味「たいき君さがし」にお付き合いどうぞよろしくお願いします。