【埼玉/所沢】アート・食・農・音楽が融け合う市「暮らすトコロマーケット」
※終了しました。
東京に隣接し、新宿や渋谷など都心まで1時間以内とアクセスもよく、程よく緑と自然とが調和する郊外都市、埼玉県所沢市。中心地を少し離れれば、田園風景や里山に出会うことができます。豊かな自然にも触れられる環境ということで、最近では他からの移住者も増え、クラフトマンや個人経営のショップ、自ら育てた農産物をもとに起業する若者などが増えつつある街です。
そんな中、街のショップオーナーやクラフトマンたち有志が集まり立ち上げたのが、今回初開催となる「暮らすトコロマーケット」。
普段、自分たちが身に着けているものや、口にしているものがどこでどんな人の手によってつくられ、どうやって自分のもとまでやって来たのか? そんなことに少しでも関心を持ち、日々の暮らしや豊かさについて、そして私たちの「暮らすトコロ」について見つめ直すキッカケとなればーー。そんな思いからこの企画が立ち上がりました。
かつて所沢の街の中心部では室町時代から300年以上も続く歴史ある市が開かれ、市では周辺の町や村々でつくられた農産物や道具類、雑貨、着物、骨董などが売買され、別名「所沢のボロ市」などと呼ばれ大いに賑わいました。
しかし、戦後は時代とともに廃れ、現在はわずか実蔵院のお寺の植木市にその名残りを感じるのみとなっています。
その誇るべき街の伝統とかつての賑いを若手有志たちの手で「現代版のマーケット」として再興できないものだろうか・・・? そんな、この街が築いてきた歴史へのリスペクトも込めて企画しました。
開催場所は「日本の航空発祥の地」として日本の航空史にその名を刻む航空記念公園。
当日は様々なジャンルのつくり手たちが出展するクラフトエリアや、古着、古本、アンティークショップなどが集まるショップエリア、地元農家によるファーマーズマーケット、そして食の安全を考えるフードエリア、飛行機の前で行われるライブと盛り沢山。
これからの暮らすトコロと働き方を見つめる・・・そんなヒントが詰まった、秋の一日を満喫できるイベントです。
(主催者より)