【大阪】ここは街なかの多国籍アパート? HOSTEL 64 Osaka
大阪R不動産の中土です。
実は僕はR不動産の営業の仕事をする傍ら、2年くらい前から、週に1~3回のペースでHOSTEL 64 Osaka(ホステルロクヨンオオサカ)の宿直の仕事をしている。最近では、「昨日はロクヨンに帰った」とつい言ってしまうぐらい、半ばもうひとつの我が家のようにすら感じている自分がいる。そんな僕の目線から見た、ロクヨンの日常を紹介してみたい。
「ロクヨン」ことHOSTEL 64 Osakaは、1964年に建てられた事務所ビルを建築デザイン事務所(株式会社アートアンドクラフト)がコンバージョン(リノベーション)し、自ら運営するデザイン・ホステル。
ホテルほど堅苦しくない、自宅で過ごすような感覚で利用できる宿を目指している。場所は大阪市西区新町。心斎橋、堀江、南船場など、大阪の“今”を感じるエリアも徒歩圏内。
ゲストは世界中からやってくる。ロビーでは珈琲やビールを飲みながら、ひとりでガイドブックやスマートフォンで何やら調べ物をしていたり、友人同士で何かを話し合っている。リビングでくつろいでいるようなゲストたちの距離感がとても心地好い。
仕事の前後にロビーにいるゲストと話をすることがある。
多少言語の壁は感じるけど、このホステルに興味を持ってくれたゲストとは好きなことや趣味を共有できることが多くなんとなくわかりあえる。意気投合したゲストとは一緒にご飯を食べたり、飲みに行ったりする。そして、ロクヨンに戻り「おやすみ」と言って彼らは自分の部屋に戻り、僕は宿直の仕事をしてから眠る。夜中に何も問題が起こらないことを祈りながら。
あくる日の朝、起きて仕事に出かけるときにロビーで昨夜仲良くなったゲストと顔を合わせることがたまにある。
「僕は仕事に行ってくるよ。いい旅を!またね」
「昨夜はありがとう。仕事がんばって。またね」
こんな挨拶を交わしてロクヨンから仕事に出かける朝はいつもより気持ちがいい。ささやかなことだけど、これだけで一日をご機嫌に過ごせる気がする。
仲良くなったゲストは「今度は君が僕らの住んでいる街に遊びに来てよ」と言ってくれる。こんな風に、今まで名前も聞いたことがないけど「会いたい人が住んでいるから行きたい街」が少しずつ増えていく。
ロクヨンではフロントスタッフも募集しています。詳しくはこちらの記事へ