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湘南ローカルガイド はじめての湘南編。「鎌倉駅〜国道134号線周辺」

2015.06.23

リアルローカル湘南・ライターのホッシーです。
湘南に魅せられ、2014年に脱東京。そんな私の実体験に基づき、初めての湘南におすすめの場所たちをご紹介します。
今回は、鎌倉の駅周辺~海沿いの国道134号線沿い「通称134(イチサンヨン)」の小さい範囲で。

湘南ローカルガイド はじめての湘南編。「鎌倉駅〜国道134号線周辺」
海沿いを走る国道134号線。初めてのときはこの道を通っただけでも感動しました。

車だと15分くらいで移動できてしまうくらいの距離ですが、GWの連休や夏場などの行楽シーズンになるとこの辺りはメチャクチャ渋滞し、特に海沿いの134は余裕で自転車に抜かされます。持っているならば、移動はバイクがベター(湘南と言えばバイクでしょう)。またこの範囲であれば、電車と徒歩でも1日で十分回れます。

1. bills 七里ヶ浜

リコッタパンケーキの「bills」。その1号店が鎌倉・七里ヶ浜にあります。電車の最寄り駅は、江ノ電「七里ケ浜」駅。

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「bills」。パンケーキ好きの私としては昔から行ってみたいお店でした。

とはいえbillsはとっても混むので、事前予約がオススメ。電話とホームページの両方からできます。湘南の有名なお店は本当に長蛇の列ができるので、予約は必須だと思ってもらえば間違いないでしょう。

bills七里ヶ浜は、名前の通り、お店から七里ヶ浜が一面に見渡せます。

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テラスの窓はガラス張りで、一面オーシャンビュー。

2. 明月院

駅で言うと横須賀線の北鎌倉駅の近くにあるお寺「明月院」。鎌倉はコンビニよりもお寺の数の方が多いのだそう。明月院は、絵画のようなパッと目を引く丸い窓が特徴のお寺。
また、別名「あじさい寺」とも呼ばれ、6月の中旬から末の見頃にはたくさんのあじさいが咲き乱れます。境内に色とりどりのあじさいが静かに咲いているさまを見ていると、心が洗われます。

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鎌倉といえばお寺。丸い窓からお庭をのぞむ「明月院」。

絵画のように見える丸い窓の向こうには庭園があり、この丸い窓から外のお庭を眺めながらお茶を飲むこともできます。
靴下を履いていないとこの畳へは上がれないので、サンダルで行くなら靴下の持参をお忘れなく!

3. Seedless Barシードレス・バー

鎌倉駅から134に出たすぐの場所なので、渋滞していても比較的行きやすいカフェ&バー「Seedless Bar」。

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「Seedless Bar」。ウッディーな外観とカントリー風の店内に、リゾート気分が上がります。

いろんな味があるシェイクは大きくて、もはやパフェみたい。もちろん海は目の前です。
そしてこのお店の本棚には湘南のガイド本がたくさん置いてあり、海を見ながら「この後どこに行く?」なんて言って、その時の気分で行きたい場所を見つけることができます。

4. 甘味処 無心庵

お庭と江ノ電を眺めながらお茶を飲める、「甘味処 無心庵(むしんあん)」。最寄駅は、鎌倉から1駅の江ノ電和田塚駅。このお店、場所がとってもわかりづらく、最初来たときは周辺をグルグル迷ってしまいました。
それというのも……。

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住宅地の間をぬって、たどり着いたらこの景色!

こんなところを通って、茶屋へ辿り着くんです!

江ノ電って、場所によっては住宅のスレスレをぬうように走るので、ここではその距離感を体感することができるでしょう。

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「甘味処 無心庵」。線路の前、こんなところが入口です。

茶屋の中は、まるで昔の実家のように落ち着く古民家。
大好きな縁側席でお庭を見ながら、お抹茶とお菓子をいただきます。すると、お庭の先を10数分に1回「ガタタンガタタン」と、江ノ電が駆け抜けるのが見えます。 お茶に江ノ電。鎌倉らしさをギュっと詰め込んだようなお店です。

5. 茶屋 かど

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ずっと気になっていました。この看板。

流しそうめん……!!!!

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2本の竹が立てかけられた、本格的な流しそうめん。

北鎌倉から鎌倉へ向かう道の途中で目に飛び込んでくる、大きな「流しそうめん」の文字。

まず、店内でめんつゆなどが入ったお盆を受け取り、お庭へ案内されます。 すると、そうめんが流れる2本の竹があり、上流から下流へ流れてくる仕様です。 ちょうどいい一口サイズのそうめんを、お店の人が流してくれます。めんつゆがおいしくて、つるつるのそうめんが進むんですよね。

6. 鎌倉を一望、「長谷寺」

由比ヶ浜に近い長谷寺へ。最寄駅は、江ノ電の長谷駅。大仏さんで有名な高徳院のある駅で、鎌倉一番の観光地らしい場所でもあります。

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長谷観音前の交差点より。奥に見える山門が背負っている山が、長谷寺です。

長谷寺は、観音山の裾野に広がる下境内と、その中腹に切り開かれた上境内の2つに境内地が分かれています。
広い境内なので見どころはたくさんありますが、特に上の境内の「見晴台」は、鎌倉のまち並みと由比ヶ浜が一望でき、遠く三浦半島まで見渡せます。

7. 海岸で花火

海辺で花火って、永遠の夢ですよね。
夜には花火とバケツを持って、海岸へと向かいましょう。
しかし、海岸には条例が定められています。午後10時から午前6時までは、海岸、道路、公園、広場、河川など公共の場所でロケット花火などの大きな音の出る花火をすることは禁止されています。
花火をするときは、ルールを守って行いましょう。

湘南ローカルガイド はじめての湘南編。「鎌倉駅〜国道134号線周辺」
夜の国道134号線。当たり前ですが、夜の海は真っ暗で何も見えません。

当時東京から来ていた私は、何も見えないこの暗さに戸惑いました。 そうか、夜って暗かったんだ、っていうのをここに来て思い出しました。

実を言うと、今回のガイドで紹介したのはすべて、私が初めて湘南に遊びに来た時、湘南に住んでいる友人に1日ガイドしてもらって巡った場所でした。そしてそれ以来、私は湘南が大好きになり、ひとりでも遊びに来るように。そうこうするうちに住みたいと思い始め、いろいろと動き出すうちに、稲村ヶ崎R不動産に出会いました。まさに私の人生を変えた1日だったと思います。

次回は、土地勘も何もなかった私が湘南を開拓していった、ひとり遊びのスポットなどを紹介したいと思います。

(ホッシー/稲村ヶ崎R不動産)