北九州をあじわう宿を一緒につくりませんか?
「Tanga Table」運営&キッチン求人
※終了しました。
北九州市を知っていますか? 約100万人が暮らす、福岡県第2位の都市です。言葉が強くて、一見コワモテ。「ヤンキーのまち」なんて言われることもありますが、実は人づきあいを大切にするまち。安くてうまいご飯も、大きな魅力。
そんな北九州らしさの詰まった宿が誕生します。
名前は、Hostel and Dining「Tanga Table(タンガテーブル)」。
近代化を支えた工場群、そして現代の都市景観。明治大正から今に至る街並みは独特の魅力を生み、北九州の宿泊客は順調に増えつつあります。
ビジネスホテルはあるけれど、訪れた人からは「北九州らしい宿に泊まりたい」と言われることもしばしば。「ないならば、つくってしまおう!」ということでプロジェクトは始まりました。
長年空いていたテナントビルの4階は、67床のホステルと、30席ほどのダイニングに生まれ変わります。
1年以上の準備期間を経て、8月にプレオープンの予定。7月初旬にはプロモーション用のWebサイトもがリリースしました。現場では日々工事が進められているところです。
ホステル(ゲストハウス)は、入り口を互い違いにすることで、プライバシーに配慮したドミトリー。最大5人が泊まれる個室もあります。
また、共用部には大きなキッチンを建設中。
“北九州らしい宿”のキーワードとして浮かんだのが「おいしい」でした。キッチンのコンセプトは、世界中の市場を旅する料理人の寺脇加恵さんが考えてくれました。
ちなみに施設の名前に使われている「Tanga」は、神嶽(かんたけ)川向かいにある「旦過(たんが)市場」に由来。鮮魚・青果・精肉から、北九州郷土料理の「ぬかだき」を出す屋台など200店以上がひしめき合い、「北九州の台所」と呼ばれています。
「旅先で市場を回っても重かったり、鮮度の問題で、持ち帰れない食材もある。Tanga Tableは市場からすぐのところにあるので、その場で料理して味わってもらえたらと思ったんです」と寺脇さん。
ホステルに宿泊するゲストは、旦過市場でお店の人とワイワイ話しながら食材を選び買ってきた食材を、キッチンで調理することが可能。ご飯をみんなでシェアしたり。それがきっかけで旅の仲間も生まれるかもしれません。
また料理の腕や旅慣れに関係なく楽しめるように、旦過市場のマップ&レシピ集もつくる予定です。
宿泊客が自分で調理できるキッチンがある一方で、モーニングからディナーまでを気軽に楽しめる食堂もあります。
たとえばこんなメニュー。試食会で出されたのは「ローマ春菊と菊の花のちらし寿司」。ローマ春菊は、北九州の小倉南区と下関の一部で栽培されている品種です。
■スタッフ募集
今回は、そんなTanga Tableで一緒に働く仲間を募集します。
職種は、ホステルスタッフ(フロント等)とダイニングスタッフ(マネージャー/キッチン/ホール)です。
「どんな人に来てほしいですか?」
話を伺ったのは、Tanga Tableの運営を手がける遠矢弘毅さん。北九州市でインキュベーションカフェ「café causa(カウサ)」とイタリア料理店「cucina di TORIYON(クッチーナ・ディ・トリヨン)」を営んでいる方でもあります。
「ホステルスタッフには受付から館内の管理、観光ガイドの制作まで幅広く手がけてほしい。ここで運営のコツを覚えて、ゆくゆくは自分でオーベルジュ(宿泊施設付レストラン)やゲストハウスを始めたい。そんな志のある人も歓迎です」
「ダイニングスタッフは市場からの食材仕入れから、メニュー考案まで。カフェの運営全般を任せられる人を求めています。その人のやりたいことがあれば、積極的に一通り任せてその人の色を出してもらいたいです」
ちなみに、運営会社である株式会社タンガテーブルのメンバーには、東京R不動産を運営する株式会社SPEAC代表の吉里裕也さんなどもいます。いろいろと学べることがあるかもしれません。
ホステルスタッフについては、これまでの経験は問いません。いずれも運営と料理を通して地域の魅力を掘り起こし、人に伝える仕事と言えます。編集感覚のある人に来てほしいとのこと。
正社員以外にアルバイトやパートの方も募集中です。仕事内容や働き方は、相談しながら柔軟に決めたいとのこと。気になったら、まずは連絡を。仲間、大募集しています!
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