使い手からはじまる場づくり
シゴトバ複合拠点「清川ロータリープレイス」
福岡市といえば天神・博多が2大中心市街地ですが、細かく見ていくともっとローカルなエリア単位でも面白い活動がおきています。
福岡市中央区’清川’(きよかわ)で、昨年からエリア拠点として動き始めたのが『清川ロータリープレイス』。
福岡では、リノベーションマンションと言えばココ!というくらい草分け的な存在である、新高砂マンションの1階・150坪のスペースに、店舗・事務所用の「貸スペース」「レンタルスペース」イベント開催も可能な共用の「ラウンジ」「ロータリーパーク」が共存する複合施設です。
ここでは、場に関わる人たちがそれぞれの仕事や活動を充実させながらも、時には立ち止まって周りをみわたすことで
それぞれを巻き込みながら大きくまわる、そんな関係性「ロータリーサイクル」がイメージされています。
事務所・テナント区画の入居者は現在も募集中で、これからどんな風に拠点が作りあげられるのか楽しみな場所。複合施設の利点を生かし、全体を使いこなしてくれる方が理想です。
普段は入居者がメインで使用する共用部を1日開放する「オープンプレイス日」を定期的に開催予定なので、入居した時の実際の雰囲気も体験が可能。
管理者である株式会社スペースRデザインが目指しているのは、「新高砂マンション築100年を達成すること」。(現在築39年)
そのために、地域に根差し受け入れられる場所にしていきたいという思いから、場づくりをスタートしました。
上階の賃貸マンションの入居者が発起人となり、清川エリアの魅力を発見するための「清川ぶらりーず」もゆるく活動中。
’清川’は中心市街地へのアクセスは良いが、住宅地なので周辺の商業エリアに比べると「人通り」的には少し不利。
ワンテナントではなく「複合」のスタイルにしたのは、いろんな業種や趣味趣向の人たちが訪れ刺激し合い、
目的がなくてもふらっと気軽にのぞけるようなオープンな場にしていきたかったから。
傍からみたら「ここってなんなんだろう」という分かりにくさはまだありますが、使いながら場の可能性を追求している最中でもあり、これからの可能性を孕んでもいます。
特に奥のロータリーパークでは、キャンピングトレーラーを置いたり、“ツリー基地”を作ったりと「やってみたい!」ことに挑戦中。
今後は、地域の人たちも気軽に来ることができる機会として、ラウンジやロータリーパークを活用したイベントを定期的に開催していく予定です。
※3月26日には、オープンプレイス日として『清川150マーケット』を開催。(詳細はFacebookページにて随時更新)
まちに根付き、まちを動かす「清川ロータリープレイス」は、まだスタートしたばかり。
あなたも使い手となって、ロータリーサイクルに巻き込まれてみませんか?
名称 | 清川ロータリープレイス |
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業種 | 事務所・店舗の複合施設 |
URL | [WEB] http://www.space-r.net/rotaryplace |
住所 | 福岡市中央区清川2丁目4-29新高砂マンション1階 |
TEL | [連絡先]福岡市中央区大名2丁目8-18天神パークビル |
アクセス | 西鉄大牟田線『薬院駅』より徒歩14分 |
料金 | 店舗・事務所用の募集要項はこちら |