艶っぽい木造三階建ての複合施設
TunneL
北九州市の門司港に、2015年オープンしたゲストハウスです。
九州の玄関口、門司港は古い歴史のある建物や街並みが残る港町。
門司港レトロ地区など観光客にも人気のエリアです。
そんな門司港の静かな街の中に、馴染みつつも存在感のある建物が一軒。
表には『トゥネル』とカタカナで書かれた愛嬌のある提灯が掛かっています。
ここ『TunneL』は、築70年木造三階建ての元旅館を改装して作られた、ゲストハウス、シェアハウス、ショップ、オフィスが入居する複合施設です。
家業である旅館業、飲食店、オーダー家具店などを手掛けてきたオーナーの原田さん。
2015年5月にTunneLをオープンさせました。
JR門司港駅から歩いて15分ほどの場所にありますが、途中には門司中央市場、老松公園などがあります。
周辺にはコンビニやスーパーマーケット、コインランドリーがあり諸事情便利な場所です。
戦後に建てられたこの建物。旅館として使われていましたが、廃業し20年もの間使われずにいたそうです。
知人を通してこの建物の事を知った原田さんは、いつかここで何できないかと考えていました。
そして北九州にはまだ無かったゲストハウスを作ることにしたのだそうです。
純和風に洋風を少し混ぜ込んだような館内。
キレイなところはそのまま残し、その他はすべてDIYで作られました。
緑があふれる玄関。
レトロなタイルとのコントラストが素敵です。
1階ゲストハウスの客室はすべて和室で布団。
「布団に寝てみたかった」という外国人宿泊者にとても喜ばれるそうです。
風情のある中庭には縁側もあります。
暖かい日にはここでぼんやり時間を潰すのも良さそう。


2階はシェアハウスと土日にオープンするショップ、3階はオフィスになっています。
現在空き室があり、入居者募集中です。


こんな雰囲気のある場所にお店やオフィスを持てたら素敵ですね!

端々に歴史を感じ、昔どんな風に使われていたのかと想像が膨らみます。
とにかく魅力的な建物で、ゆっくりと時間をかけて探検したくなる場所でした。

オーナーの原田さんは、とても明るく温かい方。
チャーミングな笑顔には、うっかり心を開いてしまうような魔法があります。
門司で長い間、街の移り変わりを目にしてきた原田さん。
次に挑むのは、古い街がそのまま残る門司区『清滝エリア』を再生させるプロジェクトです。
現在、DIYのワークショップなどを通して活動に参加もできますので、興味のある方はぜひ参加してみてください。
街がどのように変わって行くのか、今後が楽しみです!
業種 | ゲストハウス、シェアハウス、ショップ、オフィス |
---|---|
URL | |
住所 | 北九州市門司区東門司1丁目10-6 |
TEL | 093-342-9496 |
アクセス | JR門司港駅から |
料金 | ・個室・・・1名4,800円、2名6,800円 |
備考 | 清滝エリア DIYイベント |
名称 | TunneL(トゥネル) |