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ここにしかない出会いを求めて

期間限定ショップ〈5o’clock〉9月11日まで

2017.06.01

※終了しました。

ここにしかない出会いを求めて

2017年3月から七日町〈BOTA Coffee〉の2階にオープンしている、期間限定のセレクトショップ〈5o’clock〉。

店内に並ぶのは、山形をはじめ世界中から集まった一点物のアクセサリーや植物、日用雑貨、洋服たち。どれも人の手しごとが感じられるものばかりです。

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この看板を目印に、階段をあがってください

「セレクトしてるようで、してないんです。自然と集まってきたものばかりで」

そう話すのは、〈5o’clock〉店主の齋藤裕香子さん。

これまでお店をやってきて生まれた人とのつながり、出会ったものの蓄積が、このお店のすべてといいます。

「カタログから仕入れるのでは味気なくて。作家さんのところに行ったり、世界を周る知人を通じておもしろい商品を買い取ったり。やっぱり生身の感覚が一番しっくりくるんですよね」

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店主の齋藤裕香子さん

生花店に生まれ育った裕香子さん。成人してからは東京と山形の古着屋で働き、その後は実家の生花店を10年以上手伝ってきました。

植物に囲まれてきたバックグランドと自分が好きな洋服や雑貨が合わさって、自然といまのお店の輪郭ができ上がったといいます。

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山形の作家・渡部 萌さん自らが山に行き、材料をとってつくる、アケビのオブジェ、ブローチなど。県外と外国の人から反響がある
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多肉植物の「エケベリア」。初春から夏にかけては色鮮やかな花咲く。店主イチオシの植物

2016年9月以降は、固定店舗から飛び出し、“出張花屋”として山形市を中心に場所を変えながら営業してきました。

「季節や商品ラインナップに合わせて、自分からお客さんのところへ出向くスタイルを試してみたくなったんです。

今回の七日町というロケーションは新しい人との出会いがあって楽しいですね。地元の人だけでなく、県外の人、外国からの旅行者の方も立ち寄ってくれます」

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ラオスのストール。綿の花を紡いで、藍染している。ラオスへ行った知人から仕入れた貴重なアイテム
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生花店の経歴も長く、ブーケやリースの制作も受注している

筆者が裕香子さんと出会ったのは、2016年9月のこと。店先にあった野草のようなドライフワラーに一目惚れして、お店に引き込まれていきました。

「7〜8月の2ヶ月間、北海道のラベンダー園へ働きに行って、そこで出会った人から直接仕入れているんです」

その語り口とドライフワラーの向こうから、広大な北海道の情景が浮かんできました。

こんなふうに裕香子さんの話を聞きながら、その土地の風景を想像するのが、このお店の隠れた楽しみ方。

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裕香子さんのビジネスパートナーが手づくりしている、レザー製品。ポーチ、ベルト、バッグなど

定期的に配置が替わって商品も入れ替わるので、数週間おきにいくと新しい発見があります。

1階でコーヒーを買って、飲みながらお買い物するのもおすすめです。

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人気の多肉植物や切り花のほか、1Fではハーブの販売もあります。山形であまり出回っていない品種、さらに、山形で育てやすいものを選んでいるそうです。

裕香子さんから上手な育てかたのアドバイスをもらうのもいいですね。

〈5 o’clock〉は7月31日まで。6月12日までは、セールが開催されています。

ここにしかない出会いを求めて、足を運んでみてください。

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名称

5o’clock

URL

https://www.facebook.com/5oclock-1100461079989927/

住所

山形県山形市七日町2−7−18 2F

営業時間

2017年7月31日まで

open:12:00 close:19:00

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