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暮らしを彩るクラフト

トアロード・リビングス・ギャラリー 

2014.08.22

暮らしを彩るクラフト

神戸って、実はクラフト作家や職人の方にオススメの街なんです。

兵庫県は、神戸市や阪神間のほかに、城下町の但馬、若いクリエーターが移り住む丹波篠山、映画「ノルウェイの森」の撮影なども行われた広大な自然の残る播磨、四国と本島を結ぶ淡路島と、個性豊かなエリアからなる。

豊かな土地、風土に恵まれ、丹波焼きの焼き物や、播磨織りの布、姫路の皮革製品など、沢山の工芸品が生まれ、また職人も多い土地です。
イメージ的には、兵庫県の中に、栃木県の益子位の規模が数カ所に点在しているイメージでしょうか。

暮らしを彩るクラフト

暮らしを彩るクラフト
お店外観:木の扉を開くと”トアロード・リビングス・ギャラリー”と”玄斎”が並んでいる。

神戸市中央区中山手にある”トアロード・リビングス・ギャラリー”は、20年に渡りそんなクラフト作家を積極的に紹介しているお店です。

実は、こちらのお店が入っているマンション、元々は神戸R不動産でリサーチ中に発見したレトロマンションでした。
「中山手の拠点」

閑静な住宅地の片隅にあるこのマンションの1階には、「トアロード・リビングス・ギャラリー」、その隣には割烹料理の「玄斎」、そしてその隣にミシュランガイドで三ツ星のスペイン料理店「カ・セント」が並んで入っています。

元々は、閑静な住宅街だった中山手の一角のこのマンションに「トアロード・リビングス・ギャラリー」があることで、レストランだけではなく、若い方々がお店の出店を始めたり、クリエーターの方々が移り住むようになっています。

「昔も今も。変わらず、暮らしを大切に彩るお店でありたい。」

今から30年前、トアロード・リビングス・ギャラリーは、”クロワッサンの店”として岡本でスタートしました。

その後、トアロード沿い(現在、NHKの少し下あたり)の近くに移転し、1階はクロワッサンの店、2階はギャラリーとして営まれていました。

旧居留地から北野をつなぐゆるやかな坂道トアロード沿いには、テイラーやデリカッセン、宝飾店などが建ち並び、ハイカラな港町、神戸らしい”トアロードスタイル”という流行が生まれ、トアロード・リビングス・ギャラリーも生活を大切にする神戸の人々に愛されてきました。

19年前の阪神淡路大震災をきっかけに、現在の中山手のマンションの一室に移転し、今は中山手を拠点に営まれています。

暮らしを彩るクラフト
(左)オーナーの高井さん親子と同じマンション内にあるキッチンルームにて 定期的に料理教室や、ヨガ教室などが開かれています。 (右)お店のエントランス

今でこそ、暮らしの中のベーシックで心地よいものや、良質な道具を選択するライフスタイルショップは全国にも増えているが、高井さんたちは約20年以上も前からこの考えを大切にしてきました。

 「当時から、関西やそれより西の若いクラフトの作家のモノは、有名無名関係なく、感覚的訴えかけてくるような良いと思ったものは、どんどん自分たちのギャラリーで紹介していきました。
自分たちが育てていこう。そんなつもりで紹介していった作家さんの器などが、今は元町にあるクロワッサンの店のレギュラーで並んでいるものもあります。
昔から、東京発信のものだけではなく、神戸からも東京に発信しようという気持ちを持っていました。 
ありがたいことに、クロワッサンの雑誌に掲載された1ページを持って関東から遊びに来て頂けることもあります。」

と、話して下さったのはオーナーの高井安子さん。

暮らしを彩るクラフト
9/18~9/28まで葉山で活動されている真砂三千代さんの洋服「Afa」の秋冬展示中です。

今では、西日本を中心としたクラフト作家たちの大切なHUB的な存在になっている。

モノ作りをしている方で東京ではない新たな場所を探しているのなら
私は神戸をおススメする。

URL

http://www.livings.jp

TEL

(TEL)078-230-6684

(FAX)078-230-6685

営業時間

11:00-7:00

定休日

毎週水曜日

住所

650-0004

神戸市中央区中山手通4-16-14

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