迫力満点の「人形山車」に魅せられて。

7/15(土)~17(月・祝)金津祭り

 

ドン、ドン、ドドン…

毎年梅雨の時期になると、和太鼓を練習する音色がどこからともなく聞こえてきます。「あぁ、もうすぐ祭りだ…!」と、何ともいえないワクワク感がこみ上げてきたり、血が騒ぐといった祭りならではの“あの感覚”。きっと、お好きな方も多いのでは?

私自身、生まれ育った金津の街と祭りに強烈な愛着と誇りと持つ一人。今回は、福井の中でも割とマニアックなイベント「金津祭り」についてご紹介したいと思います。

 

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毎年7月に行われる伝統行事「金津祭り」は、390年の歴史を誇る金津神社の例祭で、今年は、715日(土)~17日(月・祝)の3日間に渡って開催されます。

北陸三大祭でもある「三国祭り」とよく間違われることも多いのですが、内容は似て非なるもの。中日祭には、福井県内で最大級の人形山車(だし)の巡業やお囃子・曲太鼓・子ども踊りなど、金津独自の伝統や文化が根付いた賑やかな内容が特徴です。

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祭りのメインは、大きな武者人形や歌舞伎役者の人形をのせた高さ6mもある「山車」。金津市街地区の山車当番となった3つの区から1基ずつ、18地区すべての本陣を丸一日かけて巡ります。

各区の本陣では、迎えに気持ちを表して古くから伝承される本陣の飾り物を製作し、山車をお迎えします。

山車を間近で見れば見るほど、その迫力に吸い込まれそうに。血走った眼力に加え、細部まで作り込んである色鮮やかな衣装にも注目したいところ。
山車を間近で見れば見るほど、その迫力に吸い込まれそうに。血走った眼力に加え、細部まで作り込んである色鮮やかな衣装にも注目したいところ。

山車が各区の本陣に到着すると、青年団による和太鼓と子ども踊りを披露します。私が小さかった頃は、熱い男だらけだった和太鼓メンバーも、10年くらいからサラシを巻いた女性が太鼓を叩く姿もチラホラ見られるように。男性の力強さと女性のしなやなさをせ持つ男女混合の和太鼓は、実にカッコよく、かつ色っぽいのものです。

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和太鼓の響きがその場全体の空気を振動させ、聞いている人間まで太鼓と共鳴して体の中、お腹の中までドンドンと響く。

一つ一つの音ももちろんすばらしい響きなのですが、何人もが息を合わせて連打し見事に音がピタッと合う瞬間は、まさに圧巻の一言に尽きます。地区によって演目をはじめ音色も変わるので、ちょっと“ツウ”ぶってその違いを聞き比べてみたりするのもおすすめ。

よちよち歩きから小学生までの子どもが参加する踊り。最近では、定番の民謡踊りだけでなく、踊りの形態もいろいろ変わってきています。
よちよち歩きから小学生までの子どもが参加する踊り。最近では、定番の民謡踊りだけでなく、踊りの形態もいろいろ変わってきています。

さらに、金津祭りのもう一つの見どころは、祭りと伝統を持つ本陣飾り物。江戸時代に参勤交代のお殿様を日用品で作った飾り物でもてなしたのが始まりといわれ、18区が趣向を懲らして作る本陣飾り物を訪ね歩くのも、祭りの楽しみでもあります。

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前夜祭は、金津神社境内にて太鼓と祭囃子の「饗宴」が行われるほか、後日祭には武者行列などのイベントが目白押し。金津神社周辺を含む、メインストリートには約50台にものぼる屋台で埋め尽くされます。

夏の3日間、金津の街でお祭り気分にどっぷりと浸ってみてはいかがですか?

※終了いたしました。

日時

2017年7月15日(土)~7月17日(月・祝)

会場

金津神社周辺

住所

福井県あわら市春宮2丁目14-64

TEL

0776-73-2290
(観光案内処 おしえる座ぁ)

URL

https://kanazu-matsuri.jimdo.com/

主催

金津祭保存会

協賛

あわら市・(一社)あわら市観光協会・福井新聞社・FBC福井放送・福井テレビ

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