【和歌山】2日間だけ駅前に現れる仮想商店街Arcade

10/21-22 JR海南駅前の広場にて今年も開催

県外の人から「和歌山が、なんだか楽しそう」と言われることが最近やたら増えた。その要因の一つに、和歌山のクリエイティブチーム「ARCADE PROJECT(アーケード・プロジェクト)」の存在がある。

彼らが運営するイベントが10月21日(土)22日(日)に開催される。普段何もないJR海南駅前の公共空間に、和歌山を主に他県からも店を厳選して、理想の仮想商店街をつくりあげる屋外マーケットイベント。その名もArcade(アーケード)だ。

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地元進学率30年連続ワースト1の和歌山には若手のプレーヤーが少ない。だからこそ、個性の際立つ人同士がつながるのは早い。

3年ほど前、和歌山を拠点として活動する30〜40代の、さまざまな業種の人々が、定期的に飲み会を開き「自分たちが学生だった頃、この街はもっと刺激的で感動的だった。今度は自分たちが面白くしようじゃないか!」と熱く語り合った。

その酒の席がきっかけとなり、2015年にイベントが始まった。運営メンバーは、それぞれ本業があるので、仕事の忙しさとの兼ね合いの関係もあり、毎年ちょっとずつ異なる。

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2017年度の会議風景。建築設計事務所THE OFFICEにて。

3年目となる今年は、立ち上げ当初からいる建築家のTHE OFFICE 柏原 誉さん・空間デザイナーのRAPYARD 神谷 健さん・家具屋のFORESTA 冷水 善史さんの3名。フリーで編集者をしている私も広報全般の編集担当として加わっている。全員、県外に住んだ経験のある和歌山在住者だ。

さらに、現在東京や京都に住む和歌山出身者が遠隔からサポート。popcorn 梅本 智子さん、「わかやま未来会議」の運営者でもあるGunosy 三國 慎さん、デザインやイラストはアートディレクターのFUNNEL 里 健太郎さんによるもの。2017年度の写真はフォトグラファーの96BOX 黒岩 正和さんが手がけている。


Arcade 2017とは

そんな顔ぶれでつくる2017年のArcadeを紹介しよう。海南駅前の広場に約250枚の木製パレットと鉄骨フレームを組み合わせて、6m×24mサイズの建屋をつくり、50店舗が出店する。

現在は点在している魅力的な店舗を、一箇所に集合させて凝縮することで、”理想の商店街”を示すのが狙いだ。

また魅力的な店をかたちづくる一番重要な要素は、空間やモノ以上に、店に立つ“人”そのものだという実感に基づき、今年は「この街で、楽しく働く、おとな展」というコンセプトを掲げている。

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普段の駅前はガランとした状態で、人気が少ないJR海南駅前。
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そこに建屋を組む。毎年大勢のボランティアが協力する。
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建屋の左右に、飲食・物販・体験などを扱う店舗が出店。
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小さい子どもから年配層まで、昨年は約1万人が訪れた。
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夜は違った雰囲気に。駅前が人々の憩いの場となる。


2017年の出店リスト

毎年こだわっているのは、完全招待制で出店者を決めている点である。一般的なマーケットイベントの出店は公募型が多いが、Arcadeは口説き落とし型。メンバーが実際に訪れ「これは!」と思った店舗に直接依頼をして50軒を揃えている。

全部紹介したいところだが、長くなるので5店舗だけご紹介。まず、熊野の森の麓で、革を使ったものづくりとショップを営むselection ROCA。革の削り出し技法を用いたブローチやバッグなどを出品する予定だ。

selection ROCA
selection ROCA

続いて、和歌山県立近代美術館2階にあるブックカフェBRING BOOK STORE。大阪の居留守文庫・京都のYUY BOOKS・兵庫のBOOKS+kotobanoie・和歌山の本屋プラグ、この4つの書店がそれぞれ異なるテーマで選書した棚を持つ。当日は書籍の他、パエリアや自家製サングリアなどの飲食の販売も予定している。

BRING BOOK STORE
BRING BOOK STORE

バー出店もいくつか。その1つが和歌山県田辺市に昨年できたクラフトビールメーカーVOYAGER BREWING。実際の店舗では醸造所に併設するバーで出来立てのビールを飲むことができる。イベント当日は、人気の2種類を販売予定。

VOYAGER BREWING
VOYAGER BREWING

飲食や物販以外の出店もある。和歌山出身で現在京都在住の似顔絵師・笑達さんの手がける&NIGAOE。今まで描いた似顔絵は30,000人以上にものぼるという。

&NIGAOE
&NIGAOE

そして同じ関西からの出店として、大阪中之島にある、家具・空間・プロダクトなどさまざまな分野で活動するgrafがフードで出店。フォーやカヌレなどを販売する予定だ。

graf studio kitchen
graf studio kitchen

また、2日間では伝えきれない出店者たちの思いなどを発信しようと、イベント開催に合わせて、「Arcadeタブロイド」というオリジナルの冊子を約1万部発行、無料で配布している。

ネットからダウンロードすることもできるので、よければぜひ一読を。最新号VOL.04の完成も、イベントの開催も、もう間もなく。

さあ、理想の仮想商店街で会いましょう。

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Arcade2017 出店者リスト

SPECIAL GUEST
植田志保(Shiho Ueda)[from TOKYO]

AVENUE
BRING BOOK STORE、(BOOKS+kotobanoie [from HYOGO] / YUYBOOKS [from KYOTO] / 居留守文庫 [from OSAKA] / 本屋プラグ [from WAKAYAMA])、&NIGAOE [from KYOTO]、いとう写真館 [from OSAKA]、塩津植物研究所[from NARA]、LIFE IS JOURNEY! [from OSAKA]、F&F [from OSAKA]、selection ROCA、Droog、庭工房、MUYA、jiji、Botanica、CASA、Lapre、norm、MARGINAL、FORESTA、HOUSE HOLD INDUSTRY

KITCHEN & MARCHE
やまくに [from KAGAWA]、graf studio kitchen [from OSAKA]、SPORTY COFFEE[from OSAKA]、BRING BOOK STORE、BOAT CAFÉ、BONAPPETIT、CENTRO、Tave Tab パスタとお酒、DOOSHEL、食堂ことぶき、小川農園、SANDOYA+むすび家、3時のかんぶつ屋さん、くろしお、餃子日和、くくたち、ライオンホルモン、アンノカ、FROM FARM、Herb+、THE ROASTERS、patisserie mignonne、floresta-carro、toco*towa、CUPS、Takoyaki EIGHT

BAR
平和酒造、VOYAGER BREWING、BIANCOROSSO、ワイン・ラボ

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日時

2017年10月21日(土)11:00~21:00
2017年10月22日(日)11:00~18:00

会場

JR海南駅前広場

住所

〒642-0032 和歌山県海南市名高187-8

料金

無料

公共交通

関西空港からリムジンバスで約40分→JR和歌山駅
→JR和歌山駅から普通列車で約15分→JR海南駅前

駐車場

駅周辺に駐車場あり

URL

http://www.arcadeproject.jp/

主催

ARCADE PROJECT

協賛

協力|JR海南駅 (株)丹台木材工業 (株)オークワ (株)BEE 本屋プラグ
協賛|岩本石油(株) (株)オオミヤ (株)オレンジライフ (株)タカショー glafit(株) スマイルカラー(株) テントゥーワン税理士法人 フィリップ モリスジャパン 合同会社 Festa Luce 和歌山MIO [50音順]
後援|海南市

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