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ぼくらのお墓

株式会社ナイガイ 米本泰さん

田舎には実家があり、先祖のお墓があり、盆のお墓参りは毎年の夏の恒例行事であり。。。という、昔から変わることのないような光景も、時が過ぎゆくなかで変化している。

田舎の父も母も着実に年老いてゆき、家族の構成も、家族が暮らす場所も、それぞれのライフスタイルもまた変容してゆく。これから先、やがて親に代わって先祖のお墓を守って行くのは自分だろうか? お墓を守るってどうするんだろう? なんてことをぼんやりと想像するのは、未来の問題を先取りしすぎだろうか?

でも、やっぱり、こんな自分に墓守ができるだろうかとか、お寺の住職とうまくやっていけるだろうかとか、子供がいない自分たちはどういう始末をつけなきゃいけんだろうかとか、いろいろな不安が脳裏をよぎってしまう瞬間がやっぱりあって。。。どうしたらいいんだろう?

「そんなに心配しなくても大丈夫」と声をかけてくれたのは、お墓のプロフェッショナルである株式会社ナイガイ代表取締役社長 米本泰さん。現代のお墓の事情の色々を教えて下さいました。

 

人の移住が自由なように
お墓の引っ越しも自由な時代

ぼくらのお墓
お墓のプロフェッショナルである株式会社ナイガイ代表取締役社長 米本泰さん。山形市内の墓地でインタビューを敢行!

 

移住であるとか、働き方であるとか、そうしたものがこれだけ自由になっている世の中ですけど、実は、お墓だってずっと同じところにいつまでも同じようにあり続けているだけじゃなくて、じつは人の暮らしに合わせて動いたり変化したりしているんです。

例えば、全国的にここ何年も右肩上がりで増加しているのが、お墓の「改葬」です。改葬とはつまり、すでにあるお墓から遺骨を取り出して別のお墓に移すこと。これは年間で約9万件も行われているという統計があります。すでにあるお墓から新しいお墓に遺骨を移す「お墓の引っ越し」もあれば、継ぐ人がいないなどの理由からお墓を片付ける「墓じまい」というのもあります。これらは雑誌やテレビなどのメディアで取り上げられることも多くなっていて、ますます世の中に浸透しつつあると感じます。

特にお墓の引っ越しのニーズは本当に高まっているな、という印象がありますね。団塊の世代の方を中心に、田舎にある墓を東京に移したいという声を多く聞きます。

ぼくらのお墓
株式会社ナイガイでは、お墓のこと墓地のことなど「終活」の様々な情報を掲載したポータルサイト「ハカライフ」も運営している。

お墓の引っ越しとなれば、例えば、山形のお寺から東京のお寺へお骨を移動する、ということになるわけですけど、山形のお寺さんとの話し合いであるとか、東京で新しい墓地を探すことであるとか、とても面倒なものと想像している方も多いようです。でも、私たちはそうしたお客様の声にこれまでたくさん応えてきましたし、同じ宗派のお寺さんのネットワークを使って互いに檀家さんを紹介し合ってもらうとか、いろんな墓地紹介をするwebサイトを作ったりとか、「お墓が引っ越ししやすい環境づくり」を念頭に様々なサービスを展開しています。

不安な方は、お気軽にご相談いただきたいですね。みなさんが「面倒くさそう」と思っているほどには実はそれほど面倒なものじゃなくなってきていると思います。

 

ライフスタイルが多様なように
お墓のスタイルも実に様々

今はもう、本当に、世の中のライフスタイルは色々ですから、お墓に望むことも本当に人それぞれなんですよね。核家族もいるし、子供のいない夫婦もいるし、死ぬまでずっと独身の人もいるし、離婚する人もいるし、ペットを溺愛している人もいるし、LGBTと呼ばれる人もいる。

先祖の墓に当たり前のように入るつもりの人もいれば、夫婦両家の墓を一緒にしてしまいたい人もいるし、結婚していたのに配偶者と一緒の墓には入りたくないっていう人もいるし。ペットと同じお墓に入りたい人もいるし、暮石じゃなくて樹木の下に埋めてほしい人もいるし、お墓には入れてほしくない人もいるし、散骨してほしい人もいるし、宗教とは関わりのない墓地に入ることを望む人もいるし。。。という、ひとりひとりの要望が全く違う時代ですから、そうしたニーズに応えるお墓のスタイルはちゃんと世の中に多種多様に登場しているのです。

今は、「エンディング産業」とか「終活」なんていう言葉も出てくるほど、団塊の世代を中心に、自分自身の最期に向けて準備を整えている人が多く、そうしたことが盛り上がっている状況ですから、これからますます葬儀もお墓も多様化していくことでしょう。

ですから、どんな要望でもだいたい満たされるものと思って、お墓のことをあまり不安がらずにいていいと思うんです。なんとでもなる、と。

ぼくらのお墓

僕らはお墓参りという文化を
もっと気楽に楽しむこともできる

これまで、たくさんのお客さんからお墓の悩みをお聞きしたり、アンケート調査してきました。よく耳にするのは「お墓が遠くにあるので大変」「管理するのが大変」というものでした。

でも、大変じゃない管理の仕方の可能性は色々あると思うんです。今は、お墓の掃除やメンテナンスのアウトソーシングだってありますから、そういうものを利用することもできますし。

かつて出羽三山に向かうことは「東の奥参り」と呼ばれていたわけですけど、これって参拝でもありますけど、ある意味では旅行を兼ねたレジャーでもあったのではないでしょうか。これからの時代の「墓参り」というものも、必要に迫られて仕方なしにやらざるえないものと思わずに、もう少し気軽に考えてみてもいいんじゃないかと私は思います。つまり、年に1度くらい、自分のルーツのある場所に、飛行機や新幹線に乗ってちょっとした旅行気分で訪ねてみて、ゆっくりのんびりと先祖の墓をお参りを「楽しむ」ようなものにできたらいいんじゃないかなあと。

 

ぼくらのお墓

株式会社ナイガイという私たちの会社では、お客様のお墓の様々なニーズにお応えできるよう、様々なサービスをご用意しています。従来のお墓の概念にとらわれることなく正直なご要望をお聞かせいただきたいと思います。

でも、その一方で、たとえ移住などで自分の生まれ故郷から離れたとしても、これまで通り、自分の大切な人や先祖が眠るお墓をたまに訪ねる旅に出るというのも豊かなことじゃないか、こういう墓参りの文化というのもいいものだよって伝えたい、という気持ちもまたあるんですよね。

屋号

株式会社ナイガイ

URL

http://naigai-st.co.jp

住所

〒990-2345山形県山形市富神台26番地(山形西部工業団地)

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