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雪の兼六園

息を呑むほど美しい、青空と雪吊り。

「あぁ、金沢も雪国だった」と久々に思い知らされた、この冬一番の大寒波。近年の金沢は雪が降ってもそこそこで、これほどガンコな大雪は6年ぶり。大人の膝上まで雪が積もり、陸路・空路ともに交通の便は乱れ、自宅の駐車場から車を出すことすら困難。連日の雪すかしでヘトヘト・・・。

そんな日が数日続いた1月14日の朝、目覚めると雲ひとつない青空が広がり、まぶしいほどの陽射しにあふれていました。雪に閉ざされた暮らしに飽きていた私は、すぐに身支度を整えて出発。目的地は「雪の兼六園」です。

大寒波の後のご褒美。

雪の兼六園

見てください、この景色。これこそまさに、雪国で暮らす人々へのご褒美です。あれほど雪を憎々しく思っていたはずが、すーっと心が浄化されていくのを感じます。

この景色を体験できた観光の方達は果報者です。この時期は寒いし、きっと雪で交通の便も大変だったことでしょう。それを乗り越えて金沢に来られたご褒美ですよ。

雪の兼六園

兼六園にはいくつも入口がありますが、今回は「桂坂口」からアプローチ。金沢城&石川橋も眺めることができるコースです。

いざ「雪の兼六園」へ!

雪の兼六園

「桂坂口」の門をくぐって進むと、すぐに「霞ヶ池」が見えてきます。兼六園のシンボル「徽軫灯籠(ことじとうろう)」も雪の綿帽子をかぶり、池も雪に覆われていました。

雪の兼六園

対岸の「唐崎松」は、加賀藩13代藩主・斉泰公が琵琶湖の唐崎から種子を取り寄せて育てた黒松で、芯柱を建てて総数約800本の縄で円錐状に枝を吊るす「りんご吊り」という雪吊りが施されています。

雪の兼六園

雪吊りは、北陸では家庭の庭木でも行うほど一般的ですが、やはり日本一有名な兼六園の雪吊りは別格です! この造形美は人の技と、自然が作り出す共同作品。雪がハラリと落ちてくる瞬間も美しい!!

雪の兼六園

ちょうど「唐崎松」で、兼六園の庭師さん達が先端にカギが付いた長い竿で枝の雪払いをされていました。水分が多くて重い北陸特有の雪から樹木を守るため、雪吊りだけでなく、こうした日々のケアもされているんですね。

雪の兼六園

しかも、陽射しは暖かいとはいえ、真冬の水に入って作業をする姿には驚きました。こんな風にして兼六園の美しさは、何百年も守り続けられてきたのですね。

雪の兼六園
「根上松(ねあがりまつ)」の雪吊りは、幹から縄を張って枝を支える「幹吊り」という技法。四十数本もの根が地上2mにまでせり上がった奇観は迫力です。
雪の兼六園
絶景スポット、銘木がたくさんありますが、ふと目に入るこうした眺めも風情があります。
雪の兼六園
梅園の梅の枝。膨らみ始めた花芽が、春が近いことを告げています。
雪の兼六園
水面に映る樹々の梢と青い空。絵になりますね。

雪の兼六園

雪道の散策で疲れたら、「時雨亭」など、園内に点在する建物でお抹茶を楽しむのもおすすめです。庭を眺めて、お茶を一服すると、何でもない休日がスペシャルな一日に変わります。

今回は大雪の翌朝の快晴という千載一遇のタイミングでしたが、天下の名園「兼六園 」は四季折々に風情があり、何度訪れても一期一会の発見があります。どの季節も美しいけれど、雪の兼六園もぜひ訪れてみてくださいね。

URL

http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/index.html

住所

石川県金沢市兼六町1

営業時間

開園時間

■3月1日~10月15日  7:00~18:00 (退園時間)

■10月16日~2月末日 8:00~17:00 (退園時間)

※早朝開園(無料)もあり

定休日

年中無休(時雨亭は除く)

料金

入園料

■大人(18歳以上) 310円

■小人(6歳~18歳未満) 100円

備考

<アクセス>

・桂坂口:北鉄バス「兼六園下」下車

・真弓坂口:北鉄バス「広坂」下車

・小立野口:北鉄バス「出羽町」下車

※兼六園シャトルバス、レトロバス「城下まち金沢周遊」号などもあり

・近隣に有料駐車場あり

 

<お問い合わせ>

石川県金沢城・兼六園管理事務所

石川県金沢市丸の内1番1号

TEL 076-234-3800

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