3/4(日)金澤蓄音器音樂団「小説家と蓄音器」
小説家・いしいしんじと愛用の蓄音器コロちゃんが金沢に!
※終了しました。
金沢には、「金沢蓄音器館」なるものがありまして。
蓄音器540台、SPレコード2万枚という豊かなコレクションの中から、選りすぐりの150台が展示されているほか、1日3回、館長の軽妙なトークによる進行で、聴き比べができるというスポット。マニアックながら、「ひがし茶屋街のついでにふらっと入ってみたら、すごく良かった!」という声をよく聞きます。
そんな蓄音器館の蓄音器が出張するイベント「金澤蓄音器音樂団」をご紹介。
第1回「カレーと蓄音器」につづく第2回は、「小説家と蓄音器」。レコード収集家でもある小説家・いしいしんじさんと、愛用の蓄音器・コロちゃんも金沢にお招きして、いしいさんのコレクションを聴かせていただけるとのこと。
会場は、テーマにふさわしく、オヨヨ書林せせらぎ通り店。イベントのお供には、お隣り・ひらみぱんのスープ餃子も食べられるそうで…。これはもう、幸せの予感しかしません。
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小説家・いしいしんじさんと愛用の蓄音器
コロちゃんが、金沢の古書店にやってくる!
小説家・いしいしんじさんちのコロちゃんは、
1930年代に作られたイギリス製の蓄音器。
京都から金沢へ旅してきたコロちゃんで、
エルビス・プレスリー、ルイ・アームストロング、
マイルス・デイヴィス、パブロ・カザルス、美空ひばり、
ジョアン・ジルベルトやジャンゴ・ラインハルトなど、
いしいさんのコレクションを聴かせていただきます。
そして、金沢蓄音器館のコレクションから、
いしいさんがセレクトされたSP盤もいくつか。
八日市屋館長のお力をお借りして、
蓄音器館の蓄音器との聴き比べもできそうです。
冬の夜長、天井までの古本に囲まれて、
蓄音器で聴くSPレコードの音色に浸りましょう。
(パンフレットより)
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●いしいしんじさんプロフィール
1966年大阪生まれ。京都大学文学部仏文学科卒。1994年『アムステルダムの犬』でデビュー。2000年に初長篇『ぶらんこ乗り』上梓。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞受賞。『プラネタリウムのふたご』
『ポーの話』『みずうみ』『四とそれ以上の国』が三島由紀夫賞候補に。2012年『ある一日』で織田作之助賞大賞受賞。2016年『悪声』で河合隼雄物語賞受賞。レコード収集家でもあり、蓄音器をスタジオに持ち込んで語る『いしいしんじのころがるいしのおと』(KBS京都ラジオ)など、ラジオパーソナリティとしても活躍。2010年より京都在住。
いしいしんじのごはん日記
●八日市屋典之館長プロフィール
1951年生まれ。慶応大学法学部政治学科卒。金沢市でレコード・オーディオ販売の卸・小売店を経営。在職中に、アンサンブル金沢はじめ、金沢にし・ひがし芸妓連や地元ゆかりの歌手の作品集など、100あまりのCDやDVDをプロデュース。元日本レコード商業組合北陸総代。2003年より金沢蓄音器館館長。2012年に歴史的音源
アーカイブ推進協議会(HiRAC)より表彰。同年、日本オーディオ協会より「音の匠」特別功労賞を受ける。
金沢蓄音器館
日時 | 2018年3月4日(日)16:00-18:00(15:30open) |
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会場 | オヨヨ書林 せせらぎ通り店 |
住所 | 金沢市長町1-6-11 |
TEL | 076-255-0619 |
料金 | 予約2,500円 当日3,000円(ひらみぱんのスープ餃子+覆面文庫本付き) ※飲み物は別料金。ホットコーヒー、ホットジンジャーハーブティー、ワイン、ビールなど。 |
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備考 | ●申込み・問合せ |