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※終了しました。

 

鹿児島を拠点に活動されている工房 沙弥糸（さみいと）の展覧会が、ギャラリーを併設するカフェ、GOOD NEIGHBORSで開催されます。

工房 沙弥糸は、一人の女性が独自の視点で選び出した素材で、大判の布や、洋服、オブジェなどを製作する工房。

工房 沙弥糸はこれまでにもGOOD NEIGHBORSで展示会を開催されていますが、今回は１年ぶりの開催とのこと。

 

今回は“つなぐ”という言葉を大切に開催いたします。

彼女のもつ日本の着物の生地と彼女の第二の故郷でもある韓国の民族衣装の生地をつないだ作品。

古い物がなくなり、日々、新しい物が生まれている今、古い布、新しい布が持つそれぞれの良さを引き出し、２つをつないだ作品。

どれも惚れ惚れする作品です。 

 

彼女が縫いものを始めたのは、５０歳のとき。

心に鍵がかかっていた当時、彼女が持つ古い布とそれから出来上がる作品、製作する時間そのものが彼女の心を癒してくれたそうです。

もちろん、工房 沙弥糸の作品は、私たち見る人の心も癒してくれる。

 

沙弥とは、仏の説いた道に入り、青年僧になるために修行をする未熟な少年僧のこと。

これまでに様々な経験を積んできた彼女の工房の名前は、沙弥糸。

彼女が糸でつなぐ、作品たちをぜひ展覧会で。