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“青春”しませんか?

株式会社青春 代表 田村広司さん

“青春”しませんか?
田村広司、40歳。ただいま“青春”真っ只中(写真教室「こどもコース」での一幕)

201851日に、大人のための写真館「MEMORI」と「青春写真教室 神戸校」(大人/こどもコース)」を、神戸・北野にオープンした複合施設「KITANOMAD」内にオープンさせる(株)青春。

代表・田村さんは生まれ育った奈良県を拠点に、「青春スタジオ/写真教室(旧ナナツモリ写真教室)」「カフェ ナナツモリ」「okashiya kiiro」「山と温泉」「休日うら山フェスティバル チャイムの鳴る森」など事業やプロジェクトをこれまで10年に渡って手掛けてきた。(詳しくはこちら「青春事業」

「ところで一体、何屋さんなの?」そんな声が聞こえてきそうだが、本業は“写真家”。でも話を聞き進めると、「写真を撮る仕事はしないんですけどね」と少年のように笑う始末である。

ストーリー仕掛けの体験

“青春”しませんか?
コミュニケーションツールとしてのお菓子を具現化した「okashiya kiiro」。奈良の山がモチーフの「OYAMAFFIN」、サーカステントがモチーフの「サーカスタルト」など、箱を開けた瞬間に会話が弾みそうなポップなビジュアルが特徴。人を元気に、幸せにする色「キイロ」を店名に冠したのもユニーク。

一見バラバラな領域の仕事を手掛けているようだが、どれも根底に“ストーリー”が宿り、それをデザインの力で推し進めながら体験できる場所や商品を生み出していることに気がつく。一連のコンセプトメイキングは田村さんの真骨頂だ。

“青春”しませんか?
“フォトコミュニケーション”をテーマにした写真教室は、「フォトカップ」などイベントを通じて生徒同士の交流や写真を味わう機会も多い。集大成の「文化祭的写真展(卒業制作展)」では、過去に先生と生徒が一緒になってDIYによる会場づくりからスタートしたことも(写真)。仲間同士の絆を深め、制作を通じて自分を見つめ直す機会を得ることで、完成後には思わず涙する人も。

ロマンティックな言葉や架空の物語は、それ単体だと人によって拒否反応を起こしてしまうが、リアルな実体験の中に落とし込まれると意外にしっくり馴染み、時に体験を越えた大きな感動を呼び起こすことがある。

人の人生にスポットライトを

“青春”しませんか?
2014年から2016年の3年間、「カフェ ナナツモリ」近くの里山「陽楽の森」で開催した「休日うら山フェスティバル チャイムの鳴る森」には2日間で約5,000人が訪れた。放置された里山の整備を行い、「林業」「アート」「音楽」「お店/クラフト作家」を軸に今後の林業や放置された里山の問題を知ってもらうと共に、「体験」「体感」しながら森の良さを知ってもらうイベント。

田村さんと話をしていて印象的なのが、子どもからご年配までの目線を大切にするニュートラルな視点。聞くと、「人の人生にスポットライトをあてる事業や活動にチャレンジしたい」そうだ。そのために、青春時代の懐かしい記憶を辿れるような場所や機会をこれからもつくっていきたいとのこと。

“青春”しませんか?
谷林業による「林業ショー」の一幕。一般の方々に林業の仕事を知ってもらい、楽しんで頂けたことで、社員の皆さんもいい表情をしています。これも、「人の人生にスポットライトをあてる」の成果!?

「休日うら山フェスティバル チャイムの鳴る森」は、「遊びや学び」「子どもたちの声が響き渡っている」「いろんな人が関われる場所」というキーワードから“学校”をイメージしたネーミング。そこからさらに鐘の音を鳴らしてイベントを終わらせるというストーリーを描き、業種や世代の壁を越えて自然に交流し、学び楽しめる稀有なイベントとなった。

目に見えないものを可視化する

“青春”しませんか?
「山と温泉」は天川村の温泉施設「天の川温泉」と「みずはの湯」の委託事業運営。“山”と“温泉”を人間のように感情のあるものと見立てた昔話風のストーリー展開は、とっつきやすくわかりやすい。林業と温泉施設のサスティナブルな関係性を目指したサイト。

「人の心、感情、感覚、生きがいといった目に見えないものを可視化していきたい」と語る田村さん。過去に手掛けた事業やプロジェクトを俯瞰してみると、その先には「地域課題の解決」「コミュニケーションの改善」「生きがいの発見」「価値観・生き方の転換」などが意図されており、デザインによってリアルな人間のリアルな問題の解決を図るアメリカ・カリフォルニア州創業のデザインコンサルティング会社「IDEO(アイディオ)」の思想にどこか近いものを感じる。

そういえば、(株)青春の社員2名はデザイナーとパティシエで、いずれもクリエイティブ職。代表・田村さんは写真家ならではの美的感覚をもち、コミュニケーション力に長けた経営者。こうした人材の化学反応によって、他にはちょっとないユニークな仕事が生み出されているのかもしれない。

MEMORI

“青春”しませんか?
2018年5月1日に複合施設「kitanomad」内にオープンする大人のための写真館「MEMORI」。

これまで写真を撮ることよりも写真がもつ“コミュニケーション力”に着目し、写真教室や街の活性化のきっかけとなる「フォトウォーク」などイベントを手掛けてきた田村さん。そんな彼がずっと考えていた「純粋な思い出としての写真」の重要性。

数年前、田村さんが撮影した祖母の写真が遺影として使用された時、会場にはいつもと変わらない祖母の笑顔があり、哀しみの中にも不思議なぬくもりに親族一同包まれた経験があったという。その時、「大人こそ写真を撮っておく必要があり、大人が安心して撮影できる新しい写真館の在り方があるのではないか?本人の意思ももちろん大切だが、周りの人間の思いやりによって出来上がる写真にこそ本質的な写真の良さが表れるのではないか?」と思い立ち、今回の写真館「MEMORI」に至ったそうだ。

MEMORI」は、自分やパートナー、家族のことを振り返りつつ未来の在り方を考えるきっかけとなるコミュニケーションツールの機能を併せ持った写真館で、オリジナルのシナリオブックも用意される。

「妻(夫)を失って初めてそのありがた味に気付く」なんて話をよく耳にするが、普段忙しくて会話が少ない夫婦はレストランに立ち寄る感覚で「MEMORI」に足を運び、シナリオブックに沿って写真を撮る機会を重ねると良いかもしれない。普段からお互いの“今”を確かめ合うことができれば、来るべき時に備える心の余裕も生まれる気がする。

よければ一緒に、“青春”しませんか?

“青春”しませんか?
三重県・名張市で行った「フォトウォークNABARI」。誰でも楽しめる“写真”というツールを使って、「街や人と繋がろう!」がコンセプト。地域を知ると同時に、地域住民のつながりを自然に生み出すイベント。たくさんの人に囲まれた田村さんの姿(写真中央)は、自身のスタンスを物語るようだ。

大人になるにつれ、素直に感情表現すること、空想や妄想を口にすることがはばかられるようになる。「大人になるということは、つまりそういうことなんだ」と少なからず思っている方は、一度田村さんに会ってみるといいだろう。ありのままの自分をさらけ出す勇気が湧き、いつのまにか一緒に“青春”しているかもしれない。

見学会のご案内

日時:平成30331日(土)~41日(日)  両日10:0018:00

場所:神戸市中央区山本通1-7-15kitanomad11H

 

● 青春写真教室 神戸校(ベーシックコース)無料体験レッスン予約はこちら

日時:平成30331日(土) 13:0014:30

   平成30414日(土) 13:0014:30

 予約http://nana-tsumori.com/academy/trial/

 

● 2018年度 青春写真教室 神戸校(大人/こどもコース)の募集要綱はこちら

ベーシックコース(初心者向け) / こどもコース

屋号

株式会社青春

URL

http://www.sei-shun.jp

住所

[株式会社 青春] 奈良県北葛城郡上牧町片岡台1-19-4

[MEMORI] 神戸市中央区山本通1-7-15 KITANOMAD 1F

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