福岡7年目、masuoさんの場合 前編
福岡に住んで〇年目、福岡生活のリアルvol.3
ぶっちゃけ移住後の生活ってどうですか?
福岡に住み始めた後の、リアルな生活をお届けするシリーズ。
九州近郊以外から福岡へ移り住んだ方々を中心にお送りします。
今回は、音楽カルチャースペースDesiderataのオーナー、masuoさんこと増尾則秀さんです。
福岡市西区・能古島と、福岡都心・Desiderata近くのマンションの二拠点生活を送る増尾さん。東京にしか住んだことのない彼が、家族を連れ福岡に引越して6年が経ちました。
ー公表ありがとうございます!データベース
〇居住地1:福岡市西区能古島
〇居住地2:福岡市中央区今泉
〇性別:男性
〇年齢:44歳
〇出身:東京都練馬区(出生は長崎県)
〇結婚:既婚
〇子ども:2人(9歳男の子、5歳女の子)
〇現在の家賃:能古島・非公開、中央区今泉・3.7万(1LDK)
〇車所有:あり1台
〇普段の移動手段:船、バス、地下鉄、たまに車
〇通勤時間:能古島から45分、中央区今泉のマンションから1分
〇県外へ出張の数:現在はなし
〇年収:非公開
〇特徴:家族で移住。福岡市内で二拠点生活中。
〇今年の目標:子どもとの時間を増やしたい
〇これまでの居住歴:東京都練馬区 → 福岡市中央区(4年間)→ 福岡市西区能古島(現在3年目)
ー福岡に最初に来た日のこと、覚えていますか?
17年か18年くらい前、DJをしに訪れた時ですね。確か西通りにあったクラブだったと思います。その後も数回、福岡へはDJで来たことがありました。
ー福岡へ引越されたきっかけを教えてください。
2011年の東日本大震災です。
震災後、東京に住むことが不安になり、一家で移住することにしました。
震災のこともあったので、ある程度首都圏から離れていて、かつDJを呼んでパーティができるようなクラブカルチャーがある地方都市という条件で移住先を選びました。
そうなると自然と絞られてきて最終的には札幌と福岡になり、交通の便や通年の気候のことを考えて福岡にしました。
ー福岡1年目の思い出はありますか?
福岡に引っ越した時は上の子が3歳、下の子の妊娠が分かったばかりだったので、家族で過ごす事が多かったですね。
最初の4年間は、東京にお店を持っていたこともあり、1ヶ月のうち1週間くらいは東京で過ごす往復生活をしていました。
現在のコミュニティに繋がる人達に出会ったのも、1年目です。元々パーティなどで知り合っていた友人が、色んな人を紹介してくれました。
ー福岡に越してからの仕事は、引っ越す前から決められていたのでしょうか?
レコード店を経営していて、元々自分がいなくても回るように体制を整えようと思っていたタイミングではあったんです。
引越してDesiderataをオープンするまで、レコード店の経営とオンラインでできる翻訳などの仕事を掛け持ちしていました。今考えると、出るための準備は急いでしたけど、引っ越してからの事はあまり考えていなかったかも。
ー福岡の良いと思うところを教えてください。
生活の質の高さはすごく感じますね。
定番ですが、家賃が安く食べ物が美味しい。街がコンパクトで人がフレンドリー。
生活に追われていなくて、スピード感がゆったりしています。街を歩く人のスピードもゆったりしてますね。
ー東京ではありえない!福岡に来てびっくり!ということはありましたか?
西鉄バスが待ってくれること。笑
東京のバスは時間になったらぴったりドアが閉まってしまうのですが、福岡って、バスに乗ろうと走って来ているのが見えたら待ってくれたりします。下手したら赤信号で乗り口を開けてくれてたりするよね。ある時はありがたかったりするんですが、逆にバスの時間が遅れたりして船に乗れなかったりすると困ったりもします。笑
あとは能古島のような自然が身近にあるのも本当に魅力です。
ー福岡の、もう少しこうなればと思うところはありますか?
生業上、音楽カルチャーの面では、もっともっと生活に音楽が根付いてくれたらというのはあります。
音楽って、音楽に救いを求めたり、心の淋しさや充実を埋める役割もあると思うので、もしかしたら福岡は、生活の質が高く満たされている人が多いから、音楽に依存する必要がないのかも・・?と今話しながら思いました。
≫ 後編は、能古島の暮らしのこと、Desiderataのこともお聞きします。
後編はこちら::福岡7年目、masuoさんの場合 後編
屋号 | Desiderata デシデラータ |
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