「日本酒 真琴」カジュアルに楽しむ石川の地酒・能登杜氏の酒
金沢・ほろ酔い酒場ガイド 日本酒編Vol.1
金沢で日本酒専門のBARといえばココ。唎酒師でもある女性オーナー・高木真琴さんが2017年夏にオープンした「日本酒 真琴」。石川県の地酒と能登杜氏が醸す日本酒を中心に常時50種ほどを揃え、日本酒に合うおばんざい料理と共に楽しめます。季節の生酒が次々と入荷し、選りすぐりの名酒が味わえると、日本酒好きの常連客が県内外から足繁く通います。また、金沢有数の観光地「ひがし茶屋街」を訪れる観光客にとっても、アクセスがよく酒処・石川県の地酒が気軽に楽しめる嬉しいスポットです。
夜はもちろん!昼呑みも楽しい日本酒BAR
旅先ではその土地ならではの食と地酒が楽しみという方も多いのでは。「日本酒 真琴」は「石川県の地酒と能登杜氏の酒」をテーマに、石川県全域(加賀・能登・金沢)の地酒と、オーナー真琴さんの出身地である能登の酒造り集団「能登杜氏」が全国の酒蔵で醸す日本酒をメインに揃えているのが特徴。しかも、夜だけでなく、昼12:00オープンでランチや昼酒が楽しめるなんて、昼呑み大好きな飲兵衛さんにも、忙しい観光客にとっても嬉しい限り。
店頭の格子戸にかけられた木札は石川県の蔵元の代表銘柄で、この札が掛けられている酒蔵の日本酒がその日に飲めますよという印。季節のお酒が中心でラインナップは常に変動するので、旬のお酒を唎酒師の真琴さんと一緒に選ぶのがおすすめです。日本酒に詳しくなくても、好みの味わいや、石川県の地酒がいいのか、冷酒で飲みたいのかお燗がいいのかなど、何でも気軽に伝えれば好みに合わせて提案してくれます。
おすすめは3杯の日本酒に酒肴が付いた「3種飲み比べセット」。3杯のお酒をバランスよく組み合わせてくれるので、いろいろな種類を試したい方にぴったりです。例えば能登の地酒3種類でというオーダーでも、夏にぴったりのすっきり系をお任せでも、冷蔵庫の中から自分で選ぶというのもあり。たっぷりの量で楽しみたい方は「グラス」(昼500円/夜600円〜)を。さらに昼だけの限定メニュー「1時間飲み放題」(1,800円)なら、30種類の日本酒から制限時間内に次々と好きなお酒が楽しめます。
お酒のあてに欠かせない料理も、地元食材をいかしたおばんざい、チーズや珍味などの酒肴が揃い、飾らない雰囲気で楽しめます。定番メニューは各500円、その日のおすすめが書かれた黒板メニューは350円から。ランチタイムには、「粕汁と塩むすびの定食」(1,000円)、「旬のお魚定食」(850円)などもあり、お昼の利用が何かとお得だったりします。
日本酒イベントや勉強会も開催
日本酒LOVEで勉強家の真琴さんは、酒蔵巡り等で出会った蔵元さん、杜氏さんとの交流から、「能登杜氏の日本酒の会」というイベントを企画。1周年の2018年7月には金沢の酒蔵「やちや酒造(加賀鶴)」の山岸杜氏、8月5日には能登の酒蔵「鳥屋酒造(池月)」の川井杜氏をゲストに迎えて能登杜氏の日本酒を楽しむ会を開催。2017年に開催した「小堀酒造(萬歳楽)」の家杜氏、「鹿野酒造(常きげん)」の木谷杜氏の能登杜氏の会も大好評でした。
この他にも、日本酒アドバイザーを講師に迎えた座談会スタイルの勉強会や、テーマ設定した飲み会など、お店に集う日本酒ファンと共に日本酒の楽しみを深めています。気軽なちょい飲みから、ちょっとディープな日本酒探求まで、それぞれのスタイルに合わせて日本酒の魅力に出会えるお店です。
名称 | 石川の地酒と能登杜氏のお酒 日本酒 真琴 |
---|---|
業種 | 飲食店・日本酒バー |
URL | |
住所 | 石川県金沢市東山1-5-3 |
TEL | 076-205-3800 |
営業時間 | 12:00〜16:00、19:00〜23:00 |
定休日 | 木曜、第2・4水曜 |
アクセス | 北鉄バス「橋場町」バス停から徒歩2分 |
予算目安 | 500円〜3,000円 |
備考 | 席数 20席 |