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おじゃりもうせ!種子島移住のススメ Vol.1

鹿児島県内には605の島があり、うち32が有人島。島の話題を欠かす事はできません!

種子島紹介のシリーズ、始めます。

見逃していませんか? 本土から一番近い楽園 種子島

一言「離島」と言ってもそれぞれに異なる文化や特性、気候があり生活の様子も違います。今回は、鹿児島県の中で一番本土に近く、気軽に南国気分を味わえる種子島を紹介しましょう。

おじゃりもうせ!種子島移住のススメ Vol.1
透き通る空色の海は、海外リゾートも顔負けです。

種子島は鹿児島県の離島の中で一番東に位置し、人口約3万人、444.30㎢の面積を持つ島です。鹿児島市内と島を結ぶ高速船で一時間半、飛行機ならば35分で行き来できます。

また、神奈川県横浜市とほぼ同じ広さですから、離島と言ってもなかなか広い方。現に、鹿児島県では奄美大島、屋久島に次いで三番目に規模の大きな島です。細長く平らで種子のような形をした種子島は、一年を通して温暖な気候に包まれており、まさに南国と言った環境。道のいたるところにヤシの木が並び、ハイビスカスが出迎えてくれます。

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種子島の夏と言えば、向日葵よりもハイビスカス。色とりどりの花をつけて夏を盛り上げてくれます。
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ハンモックで揺られながら島風を楽しむのも、良い気分転換になります。

島の生活を支える自然

種子島は平たんな地形と温暖な気候を生かして、サトウキビやサツマイモ、そして種子島ブランドとして全国へ広がる安納芋の生産など、昔ながらの農業が盛んです。

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種子島のお米は日本一収穫が早い事も特徴。七月から八月の収穫時期には田園が黄金色の絨毯に変わり収獲を知らせます。

 

また、四方を海に囲まれていますから、漁業も盛ん。黒潮が流れ込む豊かな漁場では、さまざまな種類の魚介が獲れます。

地元でとれる食材を生かして、カフェやレストラン、バーなどを経営する移住者も増えてきました。南国情緒あふれる内装で、島民もリゾート気分になれるような素敵なスポットや、ムーディーなレストランのほとんどは、移住して来た方々が作り上げたもの。島に昔からあるものを当たり前と思わない新鮮な視点が、新たな文化を創り出しているのです。

非日常は住宅事情にも

本土で引っ越しを考える時、まずはネットや店舗などで不動産情報を知る事が多いのではないでしょうか。

しかし種子島は違います。

「どこかいい物件はありませんか?」

そんな問いかけで思いがけない掘り出し物件が見つかるのです。

もちろん不動産もありますが、ネットで紹介されている物件は転勤者などの公務員向けである事が多く、家賃も本土と変わらず物件数もあまりありません。ただ、少し島内を散策してみたらたくさんの空き家が目につきます。島内の空き家のほとんどは、不動産にあずけないまま放置されていることが多いのです。管理者がいないままの物件は、「住んでくれるのならば……」と驚くほどに安い家賃で貸し出してくれる事もあります。

現に、移住者のほとんどは空き家に少しずつ手を加えて、店舗や自宅で使用している場合がほとんど。あなたが納得いくまで探し回った物件は、きっと今までのどんな環境よりも心地よい居場所となるはずです。

聞こえてくるのは大気と大地の鳴き声

本土では当たり前に溢れる街の雑踏も、種子島では聞こえません。電車はもちろんありませんし、バスも一時間に一本主要道路を走るだけ。

種子島で生活するには、車は何よりも必需品です。居住地域がある大体の集落から一番近い店へ買い物一つ行くのにも、車で最低10分はかかります。現代人の一番身近な存在であるコンビニですらも島内に2軒しかありません。どこへ移動するにも車が必要だと心得ておきましょう。

しかし、人工的な物が限りなく排除された環境でしか味わえないものもあります。

普段生活している街中では決して気づけない自然の声が、種子島では鮮明に聞こえるのです。日を重ねるごとに上達していく小鳥のさえずりや、空にグラデーションを描きながら島を少しずつ夜に変えていく夕日……夜になると空一面の星を見られるのも島の醍醐味です。空を横切る天の川もはっきりと見えます。わざわざ車で遠出しなくても、天体観測やきれいな海を楽しむことができるのです。本土では身近なものが珍しく、縁遠いものが常に寄り添う、そんなちぐはぐな環境……それも種子島の魅力なのかもしれません。

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夜に染まろうとする海。天気が良い日は海に溶けていく夕日が楽しめます。
すべてはあなた次第!種子島暮らしの良し悪し

島全体が本土でいうところのベットタウンのような環境の種子島。

もちろん、本土に比べると仕事の数も収入も少なくなります。ハローワークで仕事を探す際、職員の方が言っていたのは、「環境や願望に合わせて仕事を探すよりも、既存の仕事に自分を合わせると考えた方が良い。」と言う言葉。それだけ選択肢は少ないのです。

ただ、今は種子島にも光回線が導入されて、本土と変わらないネット環境が整備されています。もしもアナタの今している仕事が在宅でもできるのならば、在宅勤務に切り替えるのもいいでしょう。むしろ、島の平均的な給与が手取り12万から15万ですから、本土からの仕事を在宅でうけた方が高い収入を得られるかもしれません。実際に最近は在宅の仕事をしている方も増えてきています。

また、島民でも本業とは別に農業や漁業をして生計を立てている人がほとんどです。移住者の人は自分でカフェや雑貨屋、民宿など自営業をしている人も多くいますから、種子島に足りていないものを仕事にするのも、一つの手段かもしれません。

 

住む場所、働く場所……取り巻く環境のすべては自分次第でどんなものにも変えられます。リスクのない選択肢はありません。どんな選択をした先にもリスクがあるのならば、何より自分の気持ちを大切にすべきでしょう。

種子島へ移住した人々も、この場所でしか得られないものがあるからこそ、種子島を選んだはずです。あなたの心が呼吸しやすい場所を探しているのならば、離島へ移住と言う選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。

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気をつけるのは車よりもヘビ。川沿いはカニや亀の縄張りです。
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ご近所さんにお魚をおすそ分け。種子島では猫も立派なご近所さんです。

次回は、移住された方から見た種子島の魅力や、実際に生活する中で感じた事など、よりディープな種子島生活のリアルをお伝えします。

 

種子島へのアクセス

高速船トッピー・ロケット(鹿児島⇔種子島 1時間30分)

099-226-0128 営業時間 平日8:30~19:00(土日祝は17:30まで)

フェリープリンセスわかさ(鹿児島⇔種子島 3時間30分)

099-226-6628

フェリーはいびすかす(鹿児島⇔種子島 3時間40分)

099-261-7000 営業時間 9:00~17:00

 

 

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