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DiscoveRe-FUKUI 2018 講師紹介

DiscoveRe-FUKUI 2018 講師紹介
大名町交差点から福井駅前を望む。通称・三角地帯が真ん中にある独特な地形です。(photo by 酒井裕子)

9月から12月にわたり行われる、福井市中心市街地を舞台に福井のまちを学び、再発見するプログラム「DiscoveRe-FUKUI 2018」ディスカバリーフクイ)。

今回は、講師を担当する方々に、このプログラムに対するそれぞれの想いを伺いました。

1人目は、小津誠一さん。

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福井のまちに通う小津さん。real local 福井を運営する私たち「舎家」のことも応援し続けてくださっています。

小津さんは、金沢を拠点に金沢R不動産、リノベーションによる建築設計やコンサルティングなどを行う「有限会社E.N.N.を運営し、数々のプロジェクトを手がけてきました。中でも記憶に新しいのが、金沢の橋場町にあるリノベーションによるシェア型複合ホテル「HATCHi」のプロジェクト。ホテル内に和食ダイニング「a.k.a.」を開業し、多くの観光客はもちろん、金沢の街の人が集う中と外の新しい結節点になっています。

特に、小津さんは、金沢のかつての中心地だった橋場町〜尾張町界隈の町家に注目し、「八百萬本舗」「嗜季・流寓」などはリノベーションして自ら運営にも着手。その他、文化財でもある洋館「BNFM」、ボロボロだった町家を蘇らせた「serif s」、大型町家の空きスペースを使ったスペインレストラン「respiracion」など、魅力的なビルを発見して力のあるプレイヤーに物件紹介していくことを繰り返し、この界隈に新たな賑わいを創りつつあります。

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橋場町の新しいランドマークとなったシェアホテル「HATCHi」

実は、小津さん、福井にはとても思い入れがあるそうで・・・まだ「リノベーション」という言葉がなかった頃、「FLAT」(呉服町商店街にある古ビルを改修したコミュニティスペース)を目にして「ここにもおもしろいやつらがいる!」と注目し続けていたとか。そして、2015年に始まった「リノベーションスクール@福井」には講評審査員として毎年参加。何を隠そう、このreal local 福井の火付け役も、小津さんなのです。「福井には中と外をつなぐ尖ったメディアが必要だ!」という一言があったからこそ、real local 福井は生まれました

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石川県のヒト・モノ・コトが集まる拠点として、単なる土産店ではなく、地元のクリエイターや作家の作品を中心としたセレクトショップになっている「八百萬本舗」

小津さんは、金沢の新幹線開通を目の当たりにし、金沢駅前の再開発とリノベーションが対立的な要素にみえることが残念に感じられたそうです。「新幹線が来るまでの5年を見据えて、リノベーションと再開発が対立するのではなく、共存や連携の可能性を探りたい。互いに影響し、刺激し合うような福井中心市街地のエリアリノベーションが『ディスカバリー福井』でできれば。

1年目は小さな成果かもしれないが、毎年パワーアップして、5年後に大きな成果を目指したい。福井のまちづくり、あるいはここで学んだことを手がかりに自分のまちづくりやリノベーションに活かしたいと考えている人に参加して欲しい」と、プロジェクトに期待を寄せています。

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廃材をまるで魔法にかけたように蘇らせる出水さん。福井のリノベーション界隈ではなくてはならない存在です。

2人目は、出水建大さん。

出水さんは、小津さんが注目をしていたという先述の「FLAT」の仕掛け人。福井のリノベーションの先駆者です。出水さんが手がけてきた店舗や施設は数知れず。昨年オープンした自身のお店「クラフトワークセンター」は、廃材を取り扱い、様々な組み合わせで素材の可能性を感じられるスペースになっています。

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廃材でありながらも、素材として並べられたスペースは、何かが生まれそうな予感に包まれます。

さらに、「デッドストック工務店」の一員として、「ゴミ」を求めて全国を飛び回っている出水さん。新しいものに取って代わられるだけの価値観に、一石を投じています。

「福井のまちを巡り、データとして見えてきた時に、その数字を数字として見ず、アーティストやデザイナーのような思いがけない視点から新しい価値観として再発見する力も身につけてほしい。また、福井の中心市街地にあるネガティブ要素を、あえてデータを元に掘り下げ、そこから新しい可能性を見つけ出すことも重要ではないか」と、出水さんならではの視点で「ディスカバリー福井」のプロジェクトを見つめています。

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東京、中国、福井を行ったり来たりする高岡さん。福井での拠点を絶賛準備中です。

そして、3人目は、高岡勇治さん。

講師の中でも一番若手の高岡さんは、高校を卒業後、大学進学を機に上京し、学生時代に出会った仲間を通じて建築の世界へ。東京の設計事務所に勤めた後、2008年に中国の北京に移住。

その中で、とある片田舎にそぐわないビルの建築プロジェクトに疑問を感じ、建物の背景や文脈をもっと知りたいと考えるようになり、まちづくりに関する事業も積極的に行っている「UDS株式会社」の上海事務所に入ります。

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「JiNS」の彦根店。高岡さんは設計企画を手がけました。チェーンストアかつ郊外のロードサイド店舗だからこそ、画一化されたものとは異なる、その在り方を模索したデザインになっています。(2018年8月31日オープン)

その後、33歳で独立。長年中国で培ったつながりや経験を活かしながら、企画設計や「toolboxの共同商品開発者として活躍中です。

「建物は、ハードがあってもソフトがないと動かない。設計のことばかり考えていてもまちに影響は起こせない。多種多様な人々が文化を作っていけるように、肌の色も言語も違う人が、違和感なく福井の1棟のビルに行き交うような場所を作りたい。いずれ、駅前に住むのがかっこいいんじゃない?っていう価値観を作りたい」と、ディスカバリー福井への意気込みを語ってくれました。

* * *

こんな個性的な3名の講師のほか、東京R不動産やリノベーションスクールを仕掛けてきたOpenAの馬場正尊さん、ポートランドや福岡などの地域のプロジェクトデザインを手がけるリージョンワークスの後藤太一さんからの貴重な講義も受けられます。

一見、建築やまちづくりの専門的な知識がないと、こういった講義に参加できないのではないか?と思われるかもしれませんが、大丈夫!講師と一緒にスクラムを組んで、福井のまちに挑んでいきます。

途中からの申し込みもOKです。福井の中心市街地のまちの一員として、できることから少しずつ、一歩を踏み出してみませんか?

日時

2018年9月1日(土)〜12月9日(日)

会場

まちづくり福井株式会社

住所

福井県福井市中央1丁目4番13号 響のホール6階

TEL

0776-30-0330

料金

【本講座】受講料:27,000円(税込・全5回分)

URL

DiscoveRe-FUKUI 2018
https://renovation-fukui.jimdo.com/

主催

まちづくり福井株式会社、福井市

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