日本海の見える田舎に暮らすってどんな感じ? 日本海トライアルステイ2018 vol.3
11月の日本海トライアルステイ、2組目は神奈川県にお住いの中村さんファミリー。ペットシッターを生業としながら、時にはキャンピングカーで旅することが大好きな中村さんは、都心の暮らしに行き詰まりを感じる中、働き方や生活を見直すきっかけにと今回のトライアルステイにご応募くださいました。
湘南の海にほど近い場所で暮らす中村さんですが、日本海で過ごすのは初めての経験とのこと。ステイ先である越廼地区に入ると、目の前に日本海の冬の荒波が迫ります。「砂浜にゴミが少なく、海がきれいで驚きました!」と、中村さんの言葉にこちらも嬉しくなります。
1日目は越廼小学校の見学から。1・2年生の生活科の授業で、みんなで植えて収穫したサツマイモをふかし、スイートポテトを作る体験をしました。1クラス10人に満たないと少ない人数だからこそ先生の目が届きやすく、チャレンジしやすい環境づくりが実感されます。
2日目のお昼ご飯は福井市殿下地区にあるかじかの里山殿下でのランチバイキング。食事中、レストランのお母さんから海鮮丼をつくるのに欠かせないお米プレゼントが!県知事賞も受賞したことのある殿下産コシヒカリです。
午後からは岩尾醤油さんにて自分たちで絞った醤油を絞る体験、さらにワタリグラススタジオではどんぶりとなるガラスの器作りに挑戦!
3日目の夜は、殿下地区で開催されている「夜話(やわ)な会」に参加。子どもからお年寄りまで、 かじかの里山殿下 に集まって、手作りのおでんやお惣菜を囲んでわいわい。老若男女で、フランス語、英語、福井弁が飛び交う、かなりディープな飲み会でした(笑)
中村さんもリアルな移住者の事情について、遠慮なく質問をしながら地元の方からいろいろと教えてもらい、より具体的に移住をイメージすることができた様子。
さらに、滞在4日目の夕方には「越前ガニの販売・昼食・通販の魚屋の喰い処まっ田」で海鮮丼の最後の素材である越前海岸で獲れた新鮮なお刺身をたっぷりとゲット!
親子で完成させた海鮮丼は、どれも越前海岸の地元の方とふれあって手に入れたスペシャルな一品です!
ここでしか味わえない特別な海鮮丼で最後の夕食を終えた中村さんファミリー。夕食後には「大満足の滞在でした!」と今回のトライアルステイを振り返ってくださり、感無量です!
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<<中村さんご本人から、嬉しいメッセージをいただきました!>>
何とか、夢から現実に戻り(笑)いつもの生活を営んでいます
福井の皆様には、本当に良くしていただき、今、思い出しても暖かい気持ちになります
毎日、皆さまに、見守られながら、歓迎してもらった福井のトライアルスティは、想像していたよりも、ずっと、ずっと、私の心に響いています
主人や、身近な友人とも、今後の中村家についての道しるべになったと話しています
このご縁を大切にしたい思いでいます
今回のトライアルスティが良き滞在になったのも、ありのままの福井の皆さんと生活を紹介していただいた事と、何より、窓口である佐藤さんが私にとってはとても話しやすい人柄であった事が大きな要因です
不安な事や、ふと思った事柄をその場で話せて返事をもらった事は、大変、安心出来ました
「ありがとう」