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TOP » 福井 » 家・物件探し » 福井市照手2丁目 120.85㎡ 5万円/月

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※終了しました。

★こちらの物件は募集を終了しました。ありがとうございました！

かつての、福井の生活情緒を感じられる町の中の「倉」という空間。

福井駅から、西へ向かって徒歩で20分ほど。「片町」の繁華街を抜けた先に、「照手」という地区があります。

じっくり歩いてみると、魚屋や酒屋、薬屋、茶道具屋、畳屋、宝石店、眼鏡屋、呉服屋、あんこ屋（！）などが点在していて、中には江戸時代から150年以上続く老舗もあったり、品の良い町の雰囲気が感じられます。

この町の一角にあるのが、今回の空き物件。「倉」です。

元は天井の高い平屋の米倉を、贈答用商品を取り扱う会社が、「事務所付き倉庫」として利用していたため、使い勝手が良いように仕切り直し、2階として改装しています。

1階には、小部屋が2つと、大きな空間が1つ。オーナーさんのご意向で、DIYによる自由な改装OK。現状回復も必要ありません。

窓が少ないので、ちょっと暗く感じますが、がらーんと遮るものがない2階は、映画や演劇を楽しむ場としても使えそう。

角を曲がったところには、ふだん使いものからギフトにも選びに行きたくなる雑貨店「BENTO」があり、その上質なセレクトを求めて、県外からのお客さんも多いそう。

BENTOさんの古民家も、本物件と同じ時代の建物。顔が知れるご近所さん同士なのです。

そして、この物件の斜め向かいにあるお好み焼き屋「たなか」が、すごく良い！おかあさん手作りのマヨネーズで食べるブタ玉はやさしいお味。30年以上値段を変えていないという安さに驚きです。

さらに、地元福井で愛される歌人、国学者でもあった橘曙覧（たちばなのあけみ）が生まれた生家跡は、この物件のすぐそば。紙や墨などを取り扱える文具店だったそう。

この物件のオーナーさんもまた、照手の住民です。曽祖父から続くこの倉を守りながら、「この町にとって何かおもしろい使い方ができれば」と、reallocal福井にご相談くださいました。

照手の町の思い出やこれからを、町の人と語りながら使い方を考えて行くのも良いかもしれません。