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甘酒と聞くと、お正月など寒い時期に体を温める飲み物というイメージがありますが、江戸時代には夏バテ防止に飲む栄養豊富な飲み物として、夏を表す俳句の季語に使われるほど親しまれていました。

最近では、美肌やダイエット、疲労回復などの効果が注目され、徐々にファンを増やしている甘酒。金沢市大野のヤマト醤油味噌では、独自の発酵食技術をベースに、こだわりの玄米甘酒をつくっています。その中でもとくにイチオシなのが、昨年末に発売された「一日一糀」です。

今回は「モノを売るより、糀を通してお客様の食生活を豊かに幸せにしたい。」と話すヤマト醤油味噌の三井さんに、「一日一糀」の魅力についてお話を伺いました。

ーー玄米甘酒はどんな方が購入されているのでしょうか。

「女性でリピーターの方が多いですね。とくに小さなお子さんのいるお母さんからは、栄養価や原材料の安心さに加えて、子どもと一緒に飲めるところが好評です。」

ーー「一日一糀」は、とても飲みやすく感じました。これまでの玄米甘酒とはどこが違うのですか。

「玄米と米糀のみを原料に使っている点はこれまでと同じですが、米糀の作りだす活きた酵素（*1）が入っていることが大きな特徴です。糀由来のアミノ酸やクエン酸もこれまでより多く含まれており、濃厚かつスッキリとした後味になりました。また発売にあたっては、女性モニターに10日間、朝食代わりに飲んでもらったところ、『お肌の調子が良くなった』『お通じが良くなった』など、多くの反響がありました。」

ーーヤマト醤油味噌には、日本初の甘酒博士がいらっしゃると伺いました。

「はい。先代社長の『発酵食品のまだ解明されていない良さを、お客様に解るカタチにして商品化して欲しい。』という願いを受けて、現在の工場長が糀甘酒に関する博士論文をまとめました。そこでは、ヤマトの造る糀が出す酵素の良さや、玄米甘酒の抗酸化性について数値で解明することができましたので、甘酒はもちろん、それ以外の商品開発にも応用しています。」

代々受け継がれてきた糀職人の技術と甘酒博士がつくり上げた「一日一糀」。活酵素ドリンクとしてストレートで飲むのはもちろん、豆乳や牛乳割り、料理やスイーツの隠し味としてもオススメです！

玄米甘酒をはじめとした、ヤマト醤油味噌の発酵食品をお買い求めの方は、公式オンラインショップからどうぞ。また東京近郊にお住まいであれば、玉川高島屋S･C（本館B1F）の直営店でも購入が可能です。

*1 酵素：酵素は、食べ物の消化や吸収のみならず、呼吸、筋肉の動き、皮膚の新陳代謝など、体内のあらゆる働きに関わるため、「生命活動の源」とも呼ばれるたんぱく質の一種。
また体内酵素は、代謝酵素と消化酵素に分けられ、総量には限りがあります。食べ過ぎや油脂の多い加工食品中心の食生活は多くの消化酵素が必要で、代謝にまわせる体内酵素が減ることも。酵素栄養学では、体内酵素の浪費をおさえるために、食事から消化酵素を摂りいれること、つまり、新鮮な野菜や果物、発酵食品（漬物、味噌、生甘酒など）を加熱せず生のまま食べることが薦められています。

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