real local 福井まだ旅はつづく。そしてまちも人も、もっと好きになる。ローカルラーニングツアー小浜2019 - reallocal|移住やローカルまちづくりに興味がある人のためのサイト【地域情報】

まだ旅はつづく。そしてまちも人も、もっと好きになる。ローカルラーニングツアー小浜2019

2019.11.06

2017年に福井県小浜市ではじまった「ローカルラーニングツアー小浜」は、今年で3年目をむかえ、少しずつ形を変えながら毎回新しい出会いと交流を生み出してきました。

今年2019年10月19日(土)に開催された第2回目となるツアーのテーマは「若狭の米と魚」。総勢12名、プラス最年少の参加者は0歳が3名(!)というにぎやかなメンバーで小浜のまちをめぐります。

このツアーは、カメラを携えて取材をするように現地を巡ることができるのが最大の特徴。カメラ初心者の方でも、オリンパス株式会社の協力で一眼レフのデジタルカメラのレンタルもOKなのです。(ちなみに佐藤はこのツアーきっかけでオリンパスのカメラを買いました 笑)

まずは出発前に、小浜在住のフォトグラファーでオリンパスアンバサダーでもある堀越一孝さんから、『ひととまちをつなげるカメラと写真』をテーマとしたレクチャーとカメラの使い方の基本を学びます。

まだ旅はつづく。そしてまちも人も、もっと好きになる。ローカルラーニングツアー小浜2019
ローカルラーニングツアーの発案者でもある、講師の堀越一孝さんのレクチャーで基本をおさえます。

【参加者のみなさんが撮影された写真も登場しますので、ぜひチェックしてください!】

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巨大トラクターの前でパチリ!機械が運転できない人もアプリやタブレットで操作できるらしい・・・ハイテク! photo by 堀越一孝

「若狭」とは福井県の南側の地域一帯のことで、豊富な海産物が獲れる小浜湾とこしひかりやあきさかりなどが育つ水田地域は車でも10分圏内。「魚+米」いうことは・・・「寿司」しかない!?(食べたいだけ)

まずは、「米」の生産現場として、若狭地方唯一のメガファーム「若狭の恵」にお邪魔します。小浜市宮川地区に拠点を置く若狭の恵では、お米はもちろん、蕎麦やミディトマトなどの栽培も行なっており、約150ha(東京ドーム約32個分)におよぶ作付け面積を誇ります。

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参加者全員で若狭の恵の社員・森下友靖さんをバシバシ撮影!こちらの作品は孫田さんのもの。初めてとは思えないほど背景と人物のバランス、水平が保たれていて、森下さんの人柄も表れていますね!と、堀越先生からも太鼓判の評価をもらいました。

まるで巨大な工場のような乾燥施設とトランスフォーマーのような巨大トラクターに圧倒される参加者のみなさん。近年は人手不足のため、IoTの活用による農作業の効率化(スマート農業)に取り組まれており、若い女性でもタブレットなどで操作できる大型機械が採用されているのだとか。だけど、こういった効率化もまだ過渡期。実際には人の手で作業をした方が速いなんてことも多いそうです。

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まるで「米を食わせろ〜」と元気に言っているような(?)ひまわり米と赤ちゃんの写真。このままパンフレットに使えるよね!?と絶賛された参加者・井上さんの作品です。

さらに、若狭の恵ではオリジナル「ひまわり米」を栽培しています。天然の肥料として夏に咲き終えたひまわりを土にすき込んで育てられたひまわり米は、この土地でしか手に入らないお米。お味ももちろんいいらしいですよ!くーーーっ、食べてみたい。

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まちの魚屋さんに行く機会が減ってしまった今だからこそ、貴重な訪問になりました。ツアー後にもお買い物に行った方もいるそうです。

おいしそうなお米を目に焼き付けたところで、次はまちのお魚屋さん「やまに」へ。海へは徒歩5分という西津地区の住宅街の中にあります。到着するやいなや、ずらりと干された魚たちに歓声が上がります。

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初めてのツアー参加となった岩出さんの作品。やまにのご主人・浦谷尚志さんの笑顔と魚をチャチャっと処理する手元がバッチリ写っていますね!

ギュッと並べられたピチピチの鮮魚はもちろん、忘れてならないのは「醤油干し」。小浜では、鯖やあじ、あなごなど旬の魚を干す時、醤油に漬けて天日干しをする醤油干しがソウルフードとなっていて、魚屋によって味も少しずつ異なるんだそうです。わたしも大ファンで、いろんな醤油干しを食べ比べています。

お米、お魚を見て堪能・・・もうお腹の空き具合はMAXに。いよいよ、寿司店「すし処 鮨富」へ!

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親子の共演を残せたのは、カウンターに座ったスタッフ・高野さんの作品。ほどよい緊張感とお寿司が出てくるまでの期待感が伝わります。

鮨富は、人懐っこい笑顔の大将・島川捨義さんと二代目の陽平さん親子が営むお寿司屋さんです。小浜で獲れた海産物を中心に、天然物のネタにこだわっている島川さん親子。その気さくで誠実な人柄に、地元ファンも多いのです。

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さあ、みんなで、いっただっきまーす!!
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お寿司には新米ではなく「古米」を使うそう。見た目ではわからないですが、新米と古米の味比べに挑戦しました。(ほんとに食べると違う!)

美味しいお寿司を堪能したあとは、今日のツアーで撮れた参加者のみなさんの作品を、講師の堀越一孝先生に講評していただきます!ドキドキの発表ですが、独自のアングルと決定的瞬間はどれもこれも名作ばかり。写真の基礎も学べて、カメラが欲しくなった!との声も。

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お腹いっぱい大満足!なみなさんと。赤ちゃんたちも楽しんでくれたかな?

農場や魚屋、寿司屋と、ふつうの旅行なら入るのに勇気がいる場所だけど、カメラを片手にみんなでお邪魔すれば一歩も二歩も近づいてお話ができるこのツアー。だからこそ、人を好きになって、まちを好きになるのです。(ちなみに、参加者として佐藤が撮影した写真はこちら↓)

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「やまに」の軒先にかかるあなごの暖簾の向こうには、まちの風景が見えます。

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次回2019年11月17日(日)開催の第3回ローカルラーニングツアーのテーマは「鯖の聖地/小浜の新旧名物」。漁港や伝統料理のなれずしの生産現場、もちろん美味しいランチが待っています!すでに参加申し込みが埋まってきているそうなので、気になる方はお早めにお問い合わせを!!

また最終回の第4回は、2020年2月1日(土)に開催予定。テーマは「小浜の特産 小鯛のささ漬け」です。こちらも、小浜の地元の方々にふれあえる貴重な機会ですので、おすすめですよ〜!

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ローカルラーニングツアー小浜
https://www.deau-wa.com/llt2019/

<お申込み方法>
小浜市農林水産課(担当:畑中・森下・高橋)まで電話 or FAX or メールで

件名は「ローカルラーニングツアー申込」として①氏名、②電話番号、③ご希望の回、④人数をお伝えください。

申込・お問合せ先:小浜市農林水産課

TEL:0770-53-1111 FAX:0770-52-1401
Mail:senryaku@city.obama.fukui.jp

※申込・お問合せの際は「であうWAを見ました」とお伝えください。

 

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