1/18(土)「地域が見守る子育て」〜いしかわ移住de子育て〜@大阪
※終了しました。
子育てって、一人で抱え込んではいけないもんだなと、自分自身2歳児を育てていてつくづく思う。それは「できる・できない」とかの 問題じゃなくて、なんというか、間違ってしまいそうになる。
そもそも、ママが一人で子どもを育てるスタイルは、ここ数十年間に急ごしらえされた新しい価値観であって、長い人類の歴史においては、極めて“異常な事態”なのだと、テレビ番組で見て目から鱗が落ちた。
子どもは、つねに共同体の中で、多くの人の手を借りながら育てられてきた。けれど核家族化が進み、実家は遠く郷里にあり、唯一“同世帯にいる大人”である夫も残業続きという状況ならば、頼みの綱は「地域」しかないのではないか。
今回の県主催イベント「いしかわ移住de子育て」セミナーのテーマは「地域が見守る子育て」。
中能登町とかほく市から、それぞれ地域での子育て支援に携わる2名の女性ゲストを迎えて開催します。
<ゲスト>
辻屋 舞子(つじや まいこ)さん
埼玉県出身。二児の母親。平成30年に夫の出身地である中能登町に福島から移住。現在は地域おこし協力隊として、移住定住・子育て支援等に取り組む。中能登町内で農家民宿の開業へ向けて準備中。
大根 加耶子(おおね かやこ)さん
かほく市子ども総合センター「おひさま」の職員。利用者の子育てに関するお悩みやご相談に対して、一緒に考え、保護者が楽しく子育てできるよう、また、子どもがすくすくと成長することを願い、親子に寄り添いながら子育てのお手伝いをします。
辻屋舞子さんは中能登町の地域おこし協力隊の活動の一環として、“ママ”のサポートにも力を入れている。自宅を開放して、ママ達の座談会なども開催してきた。
「ママって、仕事に育児に家事に、本当に忙しい。だからこそ、少しでも気晴らしになるような場がつくれたらと思って始めました。ママといえど、一人の人間。いろんな想いがある。みんなで集まって“こうなったらいいな”って未来の話をする時間を持つことで、自分自身を見つめ直すきっかけになれたら。(辻屋さん)」
また、大根加耶子さんはかほく市子ども総合センター「おひさま」の職員として、子育てに関するお悩みや相談に乗っている。
「おひさまでは、ママに向けた子育て講演会やヨガ・エステなども行なっています。その間はお子さんもこちらでお預かりします。ママ達に少しでもリフレッシュしてもらうことで、“また子育て頑張ろう”って思ってもらえたら嬉しいですね。(大根さん)」
また、かほく市では「イクメン推進事業」という画期的な取り組みに着手しており、「パパズクッキング」「パパとスポーツ」など、パパの育児参加や、険悪になりがちな産後の夫婦間コミュニケーションを促す取り組みも企画している。
「移住して、子育てがすごくラクになった」とは移住先輩ママの辻屋さんの言葉。辻屋さん自身、何気なく参加した移住セミナーがきかっけで石川県に移住してきた。
当日は「能登上布」を使ったしおりづくりワークショップもあるので現在移住の予定がない方も、ママトークをしに、ぜひ遊びにいらしてください。(お子様連れ歓迎!)