【中止】福井で雪とサウナを楽しむ!SAUNA FURO TIMES @ SKIJAM
こちらのイベントはコロナウイルス の拡散抑制のため、たいへん残念ながら中止となりました。
こんにちは。福井在住のサウナ愛好家・前田浩貴です。
さて、みなさん、「サウナ」といえば、スーパー銭湯などのサウナ室で、「黙って熱さに耐えながら過ごす場所」というイメージをお持ちではないでしょうか。
いえいえ、今は、外で楽しむ「テントサウナ」という楽しみ方があります。
テントサウナは名前の通りテントを立て、その中に薪ストーブを置きサウナの熱い空間を作ります。
僕は、このテントサウナの面白さにはまり、福井を中心に各地でサウナのイベントを行っています。
そんな僕も、2年前まではサウナが苦手でした。
サウナ室は息がしづらいし、熱いの苦手だし、ましてや水風呂なんてありえない…といういわゆるガチのサウナ苦手人でした。
サウナ好きになったきっかけは、友人の辻岡義昌くんの主催で坂井市の山あいにある丸岡町竹田のたけくらべ広場で行われた「テントサウナ村」というイベントでした。
このイベントに来てくれた「TENT SAUNA PARTY」は関西を中心に活動するテントサウナイベントの先駆者。彼らにサウナ愛を教えてもらったことで、サウナに目覚めてしまったわけです…。
サウナの本当の気持ち良さを体験するには順序を守ることが肝心です。
サウナ室に入る(耐える時間)
↓
水風呂に入る(力を抜いて身を任せる感じ)
↓
休憩する(ここが一番大事)
これを3セット程度繰り返します。途中で水分補給を忘れないように!
するとこれまで経験したことないような、恍惚感(すんごいリラック状態)を得ることができます。これをサウナ用語で「ととのう」といいます。サウナ室に入ることが目的じゃなく、これを求めてサウナを楽しむのだ!と知ったのです!!
これ以降サウナにはまり、週1回はサウナ施設に通うようになりました。
また、テントサウナの気持ち良さをまた体験したいよねーと、辻岡くんと話していたところ、ついに彼は自作でテントサウナを作ってしまいました!
そこで、2人で2019年7月にサウナユニットTENT SAUNA CARAVAN(以下TSC)を組むことになったのです。
かく言う僕もテントサウナを自作で作り、今では月2、多い時で毎週テントサウナをどこかで実施しています。
TSCを始めた当初は認知度も少なく、参加者もまばらでしたが、今ではリピーターで来てくれる方やInstagramで見て参加してくれた人など徐々に活動が広まって来ました。
意外と女性からの評判も良く、今ではイベントを行うと3割くらいは女性の参加者です。
場所も様々で、特に自然の中で行うサウナは川などが水風呂となるので、思い切って飛び込む幸せは、是非、味わっていただきたい!
水風呂の後は、脳が身体を温めようとする作用が働くので、血液が全身を循環し案外寒くないのです。これで血液循環が良くなる効果もあるそうです。
ちなみに、テントサウナでは、テントの中に置いた薪ストーブの上に石を載せ、その石を熱して、ロウリュ(石に水をかけること)をすることで空間を熱くします。
室内はMAX100度くらいになりますが、通常はだいたい70度くらいとサウナの中では低めの温度設定にしています。70度くらいですと20〜30分くらいゆっくりサウナに入っていられます。
えっ、70度ましてや100度なんてヤケドしないの??って思うかもしれませんが、大丈夫! 空気は熱の伝わりがゆっくりのため、すぐに熱いと感じることはありません。 逆に水は熱の伝わりが早くすぐに熱いと感じます。熱湯の水が熱いのはそういうことです。
このロウリュを行う水の中に、いい香りのするヴィヒタ(白樺の葉の束)やアロマオイルを入れることで空間にいい香りが広がります。
これがまたリラックスできるんですよね〜
改めて、テントサウナのいろはをまとめます。
<テントサウナの入り方>
・服装は水着など濡れてもいい格好、足元はサンダル。
・頭にはサウナハットを被ります。熱中症のように頭から熱を守るのと、髪の毛の水分を保つために役立ちます。
・テント内に10分〜30分くらい入ります。(無理のないよう自分のタイミングで)
・水風呂に入る(苦手な方は無理はせず)。足元や手を濡らすだけでも効果あります。
・タオルで水分を拭き取り、休憩。
<準備していただきたいもの>
・水着など濡れてもいい服装:女性はTシャツやタオルを巻いて入られる方が多いです。オススメは水着です。
・サンダル:ある方が便利です
・サウナハット(ある方は是非ご自分の):無料で貸し出します
・タオル
・サーフポンチョ(ある方):休憩時にあると非常に便利
・着替え
我々がサウナイベントで大事にしていることは、サウナ空間でのコミュニケーションです。
普通のサウナ室ではあまり喋ることできないですよね? ましてや男女一緒に入ることもできませんよね? あまり大きい声では言えませんが、ビール片手に入ることできませんよね?
これがテントサウナではできちゃうのです!
本場フィンランドでは「サウナには肩書きを置いて入れ」という言葉があります。私はこの言葉が好きで、大事にしています。薄暗い空間の中で、薪ストーブを囲みながらはキャンプファイヤーのそれに近いと思います。自然といろんなことが話せちゃうのですね。
またサウナイベントをやってるうちに気づいたことがあります。 一つは家族で入れるということ。よく家族で来てくれる方がいるのですが、子ども(5歳ぐらい)がサウナ好きで入りたいけど、一般の施設では中学生以下は禁止されていることが多い。もちろん男女で入ることもできない。
テントサウナではこれが実現できるので、とても喜んでもらえます。 子どもの頃からサウナを楽しめるなんて、将来楽しみでしかないです 笑
もう一つは、移動できるコミュニケーションツールということ。今までも既にいろんなところでやっていますが、もちろん実施する場所で参加者が異なります。その場所が好きで来てくれる方、我々のイベントを好きで来てくれる方、この交わりが面白いのです。そんな人たち全てと出会える主催の我々は贅沢ですよ!笑
今回のイベント「SAUNA FURO TIMES @ SKIJAM」は、勝山市の地域おこし協力隊の太田くん、元南越前町の地域おこし協力隊で、将来風呂施設運営を行う予定の門田くんというメンバーも加わり、福井ならでは自然で楽しむサウナってなんやろ??という会話から、
「雪にダイブ」でしょ!
ということで開催場所はSKIJAM勝山に決定しました。暖冬の今シーズンですが、幸いにも2月は雪が降ってくれそうなので、開催できそうです。最高の雪ダイブサウナは楽しみ!
福井ならではの冬の雪の上のサウナを是非、味わっていただきたいです!
SAUNA FURO TIMESのイベントの情報はTwitter(@saunafurotimes)をご覧ください。お問合せはTwitterのダイレクトメッセージでお願いします。(フォローもよろしく!)
TENT SAUNA CARAVAN主催のイベント開催予定はInstagram @tentsaunacaravanをチェックしてください。