映画のように暮らす「読んで感じる物件」を。RMコーポレーション 朝川将義さん
2020.04.17
空きテナント、空き部屋、空き古民家…
いつかは誰かがその場所で生活を営み、呼吸をするための物件たち。
家賃、間取り、立地など、数字や地図が先にくることが多い不動産情報を、くるっとひっくり返し、空間という視点に立って「どんな時間が刻まれるだろう?」「どんな息づかいが聞こえてくるだろう?」と考えてみる。
空き物件を題材にした空想の物語仕立てのメディアを始めた、福井の順化に拠点を置く不動産会社・RMコーポレーションの朝川将義さんは、こんな風に考えています。
「『不動産』から連想するイメージって、価格や間取りなど、とても限定的な気がしていました。本来、物件は広義でいう『空間』。その空間をどんな風に使ってもいいはずなのに、提供者も利用者も条件の中で選ぶだけになってしまっている。そんな不動産って、つまらないなと思って」
下積みを経て、父から不動産業を継いだ朝川さんは、アパレルのスタッフやDJの経験を持ちながら映画への造詣も深く、人生を彩るカルチャーを大切にしてきました。
「物語を紡いでいくように、どんな人も映画のような人生を送ることができると考えています。不動産業は、人の暮らしを支えるハードを提供する仕事ですが、提供者と利用者の双方の意識の工夫によって、もっと自由になれるはず」
これから、RMコーポレーション × real local福井で、物件の空想記事をアップしていきます。どれも実際に契約者を募集している物件です。ぜひ、読んで、感じて、物件を楽しんでください。そして、自分ならどんなストーリーにするか、空想していただければ幸いです。
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