山形ライフ 畑のある暮らしの日記〈05〉
地域の連載
こんにちは、今回も畑からの山形レポートお届けします。
2021年の山形の春はすこし早いようで、畑仕事をすでにはじめている方も多いようです。市内のホームセンターを見てみると、種じゃがいもが売られていたり、早いところですと、トマトやきゅうりの苗を並べ始めたところもあるみたい。
私が借りている畑は、市内中心部から車で10分くらいのところにあります。早朝に仕事するときは、道路もすかすかなので、移動に10分すらかかりません。住宅街からはすこし離れた、やや標高のあるとても静かな場所で、草刈りなんかやってます。
畑を流れる小さな小川があります。苗に水やりするときは、いつもこの小川から水を汲みます。ちょっと動画を撮ってみました。たった20秒ですが、せせらぎの音、お届けします。
畑には、冬を越した作物がちょこちょこ生きていました。この記事の一番上の写真は、そのひとつ、オレガノです。
これは昨年植えたばかりのアスパラが伸びてきたところ。まだまだ細くて収穫できるものではないですけど、こうして着実に枝葉を伸ばし成長してくれるのを見るとうれしくなります。
昨年秋に収穫し忘れたらしきリーフレタスも、冬を越えて元気でした。これはもうすぐ摘んでそのまま食べられます。
畑で作業していると、ウグイスなどの鳥の泣き声も聞こえてきます。ちょっと音が小さいですけど、わかりますか?
これはラズベリー。生命力が強いです。新しい葉をつけはじめたところ。
これはにんにく。それぞれ野菜のまわりには雑草がいっぱいあります。でも、雑草も生かしながらの農業をやってみたいと思っているので、根こそぎ取るようなことはせず、こまめに刈りながら、野菜と共存させています。
日中は暖かくなったとはいえ、朝晩はまだまだ冷える山形。新しい作物の苗を植えるのはもうちょっと先かな、と思っています。5月になると、ホームセンターはもちろん、スーパーでも、花屋でも、野菜の苗が店頭に並ぶことでしょう。
野菜づくりしながらの山形ライフ、楽しんでいきましょう。