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【金沢】セラボクタニの新商品開発プロジェクト「CERABO LABO」から “ニューノーマル”な九⾕焼 2ブランドが誕生!

2021.06.01

⽯川県⼩松市の九⾕セラミック・ラボラトリー(セラボクタニ / 運営: ⽯川県九⾕窯元⼯業協同組合)は、開館2周年を記念して、新進気鋭のデザイナー2人と産地のつくり⼿がコラボレーションした二つの新ブランドを5月28日に発表し、1ヶ月限定の展示会をスタートしました。

【金沢】セラボクタニの新商品開発プロジェクト「CERABO LABO」から “ニューノーマル”な九⾕焼 2ブランドが誕生!

今回の新ブランドは、2019年の開館時から進めてきた新商品開発プロジェクト「CERABO LABO(セラボラボ)」が結実したもので、2020年のコロナ禍を経て、伝統と⾰新を取り入れた“ニューノーマル”な九⾕焼が誕生しました。二つのブランドは、地元石川県のイラストレーター・饅頭VERY MUCH(まんじゅうベリーマッチ)が手がけた「福LUCKY(フクラッキー)」と、東京在住のデザイナー・⿊野真吾による「ETHNI9(エスニック)」のシリーズ作品で構成されています。

 

福LUCKY(フクラッキー) by 饅頭VERY MUCH

【金沢】セラボクタニの新商品開発プロジェクト「CERABO LABO」から “ニューノーマル”な九⾕焼 2ブランドが誕生!

⽇本古来の縁起物や⽂様をモチーフにして誕生した、新しい九⾕焼ブランドです。九⾕焼には古くから縁起のよいモチーフが描かれてきましたが、「コロナ禍を迎えた現代を⽣きるすべての⼈に幸運が訪れるように」との思いを込めて、イラストレーターの饅頭VERY MUCHが、縁起物で愛らしい形をした「瓢箪(ひょうたん)」をキャラクター化して可愛らしくアップデート。独特のタッチのイラストと、四文字熟語やことわざを掛け合わせたユーモア溢れる表現で、見る人、使う人をハッピーにする九谷焼に仕上げました。

饅頭VERY MUCH

⽯川県かほく市を拠点に活動するイラストレーター・コーディネーター。どこか⽿を疑うようなタイトルと、思わず2度⾒してしまうイラストで、くすりと笑って、ぷっと脱⼒できる作品が持ち味。

【金沢】セラボクタニの新商品開発プロジェクト「CERABO LABO」から “ニューノーマル”な九⾕焼 2ブランドが誕生!

福LUCKY(フクラッキー)

2021年5⽉29⽇(⼟)よりセラボクタニにて予約開始 ※後日WEB販売も予定
アイテム:湯呑、お⽫、マグカップ、ポットなど11種類を予定
価格:2,200円(税込)〜5,500円(税込)
参画窯元:三⽥製陶所、宮吉製陶など、産地の2〜3窯元が参加

【金沢】セラボクタニの新商品開発プロジェクト「CERABO LABO」から “ニューノーマル”な九⾕焼 2ブランドが誕生!

【金沢】セラボクタニの新商品開発プロジェクト「CERABO LABO」から “ニューノーマル”な九⾕焼 2ブランドが誕生!
「河童の川流れ」からインスパイアされた「瓢箪の川流れ」、「瓢箪で鯰を押さえる」などのことわざをモチーフにした絵皿や、ポップなキャラクターを配した絵皿に湯呑。瓢箪型の徳利は、お酒を注ぐとトクトク(徳々)と縁起の良い音がします。マグカップやティーポットなど、アイテムの種類もキャラクターのデザインも豊富なので、どの子を連れ帰るか選んでいる時からニヤリと笑えてハッピーになれますよ。

ETHNI9(エスニック) by ⿊野真吾

【金沢】セラボクタニの新商品開発プロジェクト「CERABO LABO」から “ニューノーマル”な九⾕焼 2ブランドが誕生!

アジア料理の⾷器を九⾕焼らしくアップデートする、新しい九⾕焼ブランドです。九谷焼は古くから割烹料理や和⾷の食器として用いられてきましたが、ニューノーマルな時代を迎えた現代において、お家でアジア料理を楽しむお供として誕生しました。

第⼀弾のテーマは九⾕焼の産地・⼩松市が誇る中華料理。コロナ禍において家で作ることが増えた  “家中華”を、格段にグレードアップさせてくれる器です。九谷焼といえば色鮮やかに花鳥風月などを描いたイメージがありますが、今回の器はデザイナーが厳選した釉薬を施したシンプルな無地、そして使い勝手と美しさを追求したフォルムが特徴です。 今後は、さまざまなエスニック料理に合わせた九谷焼の開発も構想中。

⿊野真吾

今回の新商品開発プロジェクト「CERABO LABO(セラボラボ)」の全体ディレクションとロゴデザインも担当。渡仏しデザインを学んだ後、国内のデザイン事務所で経験を積み、2015年Shingo Kurono 設⽴。企業やブランドのロゴ・アイデンティティ、グラフィック、プロダクトやインテリア、ウェブデザインまで、⼀気通貫したアプローチでデザインを⾏い、芯のあるプロジェクトの構築を⽬指している。⼤⼿企業のプロダクト/広告製作、書籍デザイン、多数のスタートアップのCI/VIを⼿がける。デザインから撮影までを手がけた腕時計 sazaré(SK-01)は、MOMA Storeを始め国内外から評価を受けている。
https://shingokurono.com

【金沢】セラボクタニの新商品開発プロジェクト「CERABO LABO」から “ニューノーマル”な九⾕焼 2ブランドが誕生!

ETHNI9(エスニック)

販売期間:2021年5⽉29⽇(⼟)よりセラボクタニにてプレオーダーを開始
販売アイテム:ラーメン鉢、⼋⾓⽫、餃⼦⽫、タレ⽫など、4種類を予定
価格:3,300円(税込)〜6,600円(税込)
参画窯元:三⽥製陶所、東製陶所、⽊⽥製陶所、宮吉製陶など、産地の4窯元

【金沢】セラボクタニの新商品開発プロジェクト「CERABO LABO」から “ニューノーマル”な九⾕焼 2ブランドが誕生!

【金沢】セラボクタニの新商品開発プロジェクト「CERABO LABO」から “ニューノーマル”な九⾕焼 2ブランドが誕生!
「コロナ禍で自炊が増えて気づいたのが、家でラーメンや餃子などを食べる機会が多いのに中華用の器がないこと。家中華がもっと楽しくなる器を九谷焼で表現した」と黒野さん。家でラーメンを作ると、いつも器から溢れそうになるので、たっぷり容量の丼を。餃子と炒飯の皿は、高台の高さとバランスにこだわって。ついひっくり返してしまいがちな餃子のタレを入れる小皿は、安定感のある形を追求。デザイナー自身の実体験と中華への愛情から生まれたデザインと、九谷焼の窯元・職人の技術が見事にコラボレーションしている。

 

CERABO LABO / セラボラボ 企画展

【金沢】セラボクタニの新商品開発プロジェクト「CERABO LABO」から “ニューノーマル”な九⾕焼 2ブランドが誕生!

今回発表された「CERABO LABO」の2ブランドの九谷焼シリーズは、6⽉28⽇(⽉)までセラボクタニで開催中の企画展で見ることができます。商品は9月発売予定で予約も受付中。中華料理店のような円卓に展示された「ETHNI9(エスニック)」の器や、おもちゃ箱をひっくり返したような饅頭VERY MUCHさんのアトリエ再現やイラスト展示なども楽しめます。

【企画展 概要】

⽇ 時 2021年5⽉29⽇(⼟)〜6⽉28⽇(⽉)
時 間 10:00-17:00(最終⼊館は16:30まで)
会 場 九⾕セラミック・ラボラトリー(⽯川県⼩松市若杉町ア91)
⼊館料 ⼀般 300円、学⽣(⾼校⽣以下)150円
休館⽇ ⽔曜⽇・年末年始
主 催 ⽯川県九⾕窯元⼯業協同組合

https://cerabo-kutani.com