愛知県安城市産イチジクをふんだんに使った“oyatsu” / TEA HOUSE 安城店
ローカル お店の情報
愛知県のイチジク生産量は全国一位。その中でも安城市は高い生産量を誇ります。この安城市のイチジクを使ったお菓子ブランド“oyatsu”をご紹介します。
愛知県はイチジクの生産量日本一
愛知県のイチジク生産量は、全国シェア率約20%で、都道府県別第一位です。昭和5年頃から安城市や碧南市で、出荷を目的とした栽培が始まったと言われています。その後、昭和46年頃から水田転作作物として積極的に栽培され、面積が拡大していきました。産地となった背景には、温暖な気候と明治用水を利用した豊かな水利があり、平地が多いことが栽培に適していたようです。中でも安城市は、県内一の産地で、安城市民にとっては非常に身近なフルーツです。
プチプチとした食感、あっさりとした甘さのイチジクは、お肉や生ハムと合わせたり、甘く煮てジャムにしたり、そのまま食したりと様々な楽しみ方がありますが、焼き菓子やプリン、ケーキなどスイーツとして愉しんでいただきたいと、2020年にお菓子ブランドとして立ち上げました。
oyatsuという名前に込めた思い
“おやつ”の語源は、“八つ刻(やつどき)”からきているのだそうです。“八つ刻(やつどき)”は、昼の2時から4時のことを指します。この時間に食べる軽食のことが“おやつ”と呼ばれるようになりました。
当時は、朝食と夕食の二食を摂ることが一般的で、朝食を食べて6-7時間たった“おやつ”の頃には、お腹が空いたのです。午後からのあと一息、仕事や勉強を頑張るためにとっていたのが“おやつ”です。
現代では、1日三食を食べることが普通となりましたが、それでも“おやつ”という言葉は残っています。学校から帰って食べるケーキが楽しみだったり、勉強中にチョコレートを頬張りながら頑張ったり、仕事中に差し入れてもらったスイーツが美味しくてテンションが上がったり。おやつの時間は気分転換ができたり、楽しい気持ちになったりと暮らしに彩りを添えてくれる時間です。
「このおやつの時間をより一層豊かなものにしたい。」そんな思いから生まれたのが、この“oyatsu”です。
住宅会社がスイーツブランドをプロデュース?
このお菓子ブランドを創ったのは私たちラ・カーサなのですが、お菓子以外にもカフェ、雑貨、住宅事業なども行っています。これらの様々な事業を創り運営しているのには理由があります。
1902年に材木商として創業し、2011年に注文住宅ブランド「ラ・カーサ」を立ち上げました。単に住宅を建てるのではなく、建てた先にあるお客様の暮らしを考え、お客様の現在の暮らし、過去の暮らしをヒアリングしながら、潜在的なニーズを分析し、住宅という形に落とし込んできました。こうした住宅事業を行う中で、この地に暮らすお客様の暮らしを、より本質的に、そしてより豊かにしていくには、住宅だけでは不十分なのではないかと考えるようになりました。
地域に住まうことは、地域で楽しむことであり、地域で働くことでもあります。これから住まいを創る私たちのお客様、住宅事業に関わる方々が、この東海圏で生き生きと豊かな暮らしを送るためには、このエリアの経済を豊かにすることも必要なのではと考えるようになりました。
こうした地域経済を盛り上げることができるような、コトやモノを生み出す会社になりたいという思いから、住宅事業やカフェ事業に加え、本記事に紹介している「oyatsu」、つくり手と使い手を繋ぐ雑貨店「tsunagu」、これからの暮らしを考える「未来デザインラボ」、好きなお茶と出会う場所「MY FAVORITE TEA」など様々なブランドを立ちあげ、運営しています。
今後は・・・
現在は安城市のイチジクを利用していますが、東海エリアが産地のものを利用して様々なスイーツを開発していきたいと考えています。
食を通じて、つくり手もお客様も喜ぶそんなサイクル生み出せるブランドに成長させたいと思います。
今回ご紹介した”oyatsu”は、TEA HOUSE安城店でご購入いただけます。
TEA HOUSE 安城店(安城市篠目町竜田86-5)
オンラインでは、下記のリンクから購入可能です。
https://oyatsu-lacasa.stores.jp/
oyatsuで楽しいおやつの時間を。
名称 | oyatsu |
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業種 | 菓子ブランド |
URL | |
住所 | 株式会社ラ・カーサ:名古屋市中区大須3-2-5 吉桂ビル3F |