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【居住者インタビュー】逗子のレトロマンションに住む・たびくらさん

お宅訪問

2021.10.27

神奈川で茅ヶ崎→逗子の物件に引っ越されたDIY可レトロマンションの住人さんのもとを訪れ、インタビューさせてもらいました。移住、引越しを検討されている方、ご参考にどうぞ。

【居住者インタビュー】逗子のレトロマンションに住む・たびくらさん
ソファでくつろぐたびくらさん

鎌倉R不動産が仲介した逗子のレトロな物件に、無事にお引越しをされたお客様。
たびくらさん(YouTubeチャンネル「旅するように暮らし 暮らすように旅をする」)に入居後のお話を聞きに行きました。たびくらさんは、ご自身のチャンネルで毎日の暮らしを楽しんでいる様子や、DIYなどを紹介されています。センスが光るインテリアにも注目です。

たびくらさんのご自宅の様子や、お引越しの風景については、YouTubeで拝見していて。引っ越し完了後に初めて伺ったにもかかわらず、もう何度も訪れるお宅のようなリラックスした空間がそこにはありました。
「好きなものに囲まれて、しっくりと自分に馴染むインテリアの中に身を置くと、家がパワースポットになるというか。そんな風に日々の暮らしを楽しんでいます」とたびくらさんは言います。

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ダイニング部分。キュっとコンパクトですが、とても居心地がいいのです。

これまでに集めてきた雑貨、小物、インテリアがレトロなマンションの一室にしっくりと馴染み、前のレトロマンションでの暮らしも素敵でしたが、もうここでの暮らしにも慣れてきたそう。

どこを見てもセンスのいいチョイスで、インテリアのプロかと思いきや、本業は固いお仕事(事務系のお仕事をされています)で、インテリアの仕事に就いたことはないそうです。
「もちろん、大好きなのでインテリアを仕事にできたらいいなと思ったこともありますが、安定した仕事につきたいとも思っていて。なので、いまは仕事と自分の趣味とを割り切って考えています。それで充分楽しいですし」と笑顔。

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小物選びにセンスが光る。10年20年使っているもの多いそう。

そんなたびくらさんのインテリア熱は、高校生の頃に見ていた雑誌「Olive」からスタートしたそうです。その頃は、地元青森の高校生で、雑誌の中の素敵な雑貨店やインテリアはとても遠い存在で憧れそのものだったそうです。ですが、その頃から好きと思う雑貨を買い、海外の雑誌やインテリア関連の本も収集して、いまでも手元にある書籍や雑貨もあるそうです。「就職して、その後東京に転勤となったときには、もう心が躍りまわって!雑誌で気になった店には、毎週末足を運んでいましたね。その後も雑貨・インテリア熱は冷めることなく、いまはInstagramなどでも北欧の素敵なインテリアやカフェをフォローして情報を集めているんです。」と、常に好奇心旺盛でアンテナが向いているたびくらさん。

【居住者インタビュー】逗子のレトロマンションに住む・たびくらさん
キッチンはtoolboxのキッチンをオーナーさんが設置してくれている。小物だけでかなり素敵な仕上がり。

実は、あくなき探求心が手伝って自由大学で「北欧学」を学んだほど。その頃に知り合った仲間とはいまでも連絡を取り合うし、話が合う楽しい友達なのだそう。共通の趣味や好みのテイストが似ているからこそ、人が人を呼びいろいろな出会いも経験したといいます。

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レトロなマンションで、北側の部屋は冷えそうだから、これから木製の内窓を設置する予定だそう。

例えば、人生で最初のレトロマンションに住み替えるか悩んでいたときにも、友人たちが後押ししてくれたそうで、たまたま素敵だなと思っていたフィンランド在住の、築100年の元小学校という家に住むカップルを訪問する機会を作ってもらったり(本当に素晴らしい経験だったそう)、いまでもDIYを手伝ってくれる設計や大工仕事を専門としている友人が「そこに住むなら、なにか手伝うよ!なんでも相談して」と言ってくれたこともあって、入居を決めたそうです。

初チャレンジだったレトロマンションのDIYを経て、また転勤となった時期に今度は逗子のレトロマンションに出会いました。オーナーが「がんばりすぎない改装」をしているマンションで、床やキッチンのやり替えはされている古いマンションです。すでに心得のあったたびくらさんとしては、ほぼ即決で引っ越しを決めました。

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クロスを貼って色を変えたカウンター棚。北欧テイストの色選びが素敵。

実際に入居してみたら、床の色合いが以前のマンションよりも明るく、その色に馴染むようにカウンター棚にクロスを貼って色を変更したり、オーナーさんがある程度やってくれているから、まだ建具はいじっていないものの、キッチンの窓には近々木製の内窓を付ける予定だそうです。

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旅先や日本で巡り合った食器たちが並ぶ。

ちなみにYouTubeのチャンネル名「旅するように暮らし 暮らすように旅をする」の由来はなんだろう、とお話を聞いていると、どうやら初の一人旅で訪れたフィンランドでの経験が大きく影響しているそうで。
それまでも旅は大好きで、とにかく雑貨屋さんをめぐりたい、という目的で北欧やアジアをメインに友人と旅行に行っていましたが、初めての一人旅、と思い立って行くならフィンランドで思いっきり大好きな雑貨やインテリアを見たいと思って実行したそうです。
その後も何度も一人旅に出かけているそうですが、一人旅は自由で気楽だけれど、トラブルに巻き込まれたり、普段乗り慣れないバスや電車に乗ったりということも全て一人でなんとかしないといけません。でも、それができたときに「やった!私って、やればできる!」という自信につながったそうです。
「普通に日本で生活していると、この自分にもできた!っていう経験って、なかなかできないと思うんです。それを旅の中で経験できると、また日常生活に戻っても、自分をきちんと褒めたり、認めたりする自分でいられるような気がします」。
なるほど。旅での経験を日常生活にも落とし込み、旅の記憶がたくさん詰まったこの部屋で癒され、パワーを充電する。そういう風に暮らしているよ、そういう意味なのかなと思いました。

【居住者インタビュー】逗子のレトロマンションに住む・たびくらさん
間接照明の使い方がうまい玄関まわり。そしてアートも好きで飾る。

インテリアだけで、ここまで決まっているなんて。本当に素敵ですが、インテリアのキモってなんですか?という質問に「照明とアート」と答えてくれました。照明器具は間接照明を上手に取り入れて明るすぎない空間を作り、またアートは空間を引き締めてくれます。インテリア迷子の方は、まずそこから手を付けてみるといいですよ、とアドバイスしてくれました。

【居住者インタビュー】逗子のレトロマンションに住む・たびくらさん
一度割れてしまった照明器具も自分で補修して使っている。棚の上にはお気に入りのお茶の道具が。

そして、たびくらさんのオススメのお店はこちら
・Nordisk Lys (ノルディスク・リィス)(北欧照明器具の店)
https://nordisklys.jp/
・北欧家具 talo (北欧で買い付けたアンティークやヴィンテージの家具の店)
https://www.talo.tv/

・北欧家具 talo tool&tool(「talo」の系列店で雑貨を販売している店)
https://www.talotool.com/

車で一気に回るのがおすすめだそう。

逗子のレトロマンションで、新しい暮らしをスタートさせたたびくらさん。これからも大好きな小物たちと一緒に暮らしを楽しんでくださいね。