茅葺き屋根を守り・育てる一員になりませんか?
人材募集
茅葺きをもっと身近なものにしたいと活動している職人集団「くさかんむり」が、現場で職人を手伝うアルバイトスタッフを募集している。
彼らの拠点は、神戸の中心地・三宮から車で約30分の神戸市北区淡河町にある。都市部で暮らしている人でも無理なく通勤できるため、暮らしに「農」や「伝統」を取り入れたい人に広くおすすめできる求人だ。(チカラ作業中心になるという点は、念頭に置いておく必要あり)
茅葺きを守り・育てる一員になる
「くさかんむり」は、茅葺き職人の相良育弥さんを中心に茅葺き屋根のデザイン・施工・修復を行っており、主な案件は拠点のある淡河町から車で約1時間の範囲にある古民家や、伝統的建築物だ。最近は声がかかれば、他府県へ出向くこともある。
茅葺き屋根と聞くと伝統的な建物をイメージするが、実は近年ではヨーロッパを中心に環境性、機能性に優れた建築手法として見直されてきている。
相良さんは、積極的にヨーロッパの茅葺建築の事例を紹介したり、海外の茅葺職人との交流を育むなど、「茅葺き」のイメージを現代的にアップデートしている人でもある。
相良さんについて詳しくはこちら(reallocal神戸)
具体的な仕事内容は、神戸市・兵庫県内の茅葺き屋根修復現場での作業補助になる。茅(茅葺きの材料に転用できる植物の総称)や竹といった材料の運搬など、力の必要な作業が多い。
もともと茅葺き屋根は、農村住民たちが協力して村内の屋根を順番に葺き替えていた。主な材料の茅は、かつては村の近くに多くあった茅場(「茅」に転用できる植物が群生している場所)や、稲作後の田んぼから入手できたという。
茅葺きは、農業が暮らしの中心にあった頃の生活文化と密接な関係にある。そのため、茅葺きに携わることは、農業や伝統的な生活文化に触れることでもある。
作業内容から考えると、まずは体を動かす仕事や運動が好きな人にすすめたい仕事だが、文化的な知識・体験も得たいという人には特におすすめしたい。もし、将来的に茅葺職人になりたいと考えているのであれば、またとないチャンスだ。
※ この求人への応募は、ページ下方の「お問い合わせフォーム」からどうぞ。
社名/屋号 | 株式会社くさかんむり |
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URL | 株式会社くさかんむりHP:https://kusa-kanmuri.jp/ 「農す神戸」での紹介:http://communitytravel.jp/northkobe/2016/08/01/kusakanmuri/ |
募集職種 | てったい(茅葺き現場作業スタッフ) |
雇用/契約形態 | アルバイト |
給与/報酬 | 日当8,000円~ |
仕事内容 | 茅葺き現場での職人作業補助など |
勤務地 | 神戸市内、兵庫県内(事務所(神戸市北区淡河町淡河1447)より車で約1時間圏内) |
勤務時間 | 平日昼間(5~9時間程度)、週2日以上(応相談) |
応募資格 | 普通自動車免許、車通勤可能な方 |
選考プロセス | まずはこのページのお問い合わせフォームから、簡単なプロフィールをお送りください。選考の都合上、面談をお願いしたい方にのみ折り返しご連絡差し上げます。 |