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TOP » 湘南 » 鎌倉市七里ガ浜で海を見ながらアイスクリームを「HOLIDAY ICE CREAM STORE」

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鎌倉市七里ガ浜の海を目の前に見ながら、クラフトアイスクリームを楽しめる店「HOLIDAY ICE CREAM STORE」が、2022年1月11日にグランドオープンしました。店主の前野一平さん・尚美さんのご夫婦で営む小さな店です。

場所は江ノ電「七里ヶ浜」駅から徒歩3分。海を眺めながらのんびり歩くと、新しくオープした商業施設「トライアングル七里ヶ浜」が見えてきます。その一画の小さな区画が前野さんの店です。

海が目の前に広がる抜群のロケーションで、海を見ながらアイスクリームを食べてのんびりと過ごせるのがウリです。

前野さんご夫婦は二人で店をやるにあたり、アメリカで見かけた小規模な店舗の中でアイスクリームを作ってその場で提供するクラフトアイスクリームの店をやってみたいと思っていたそう。昨年この物件と出会い、アイスクリームを売るなら絶対ここだ！と即決し、2022年1月に念願のグランドオープンを迎えました。

フレーバーは8～12種類が並び、シングルとダブル、キッズサイズも提供しています。定番のミルクやチョコレートに加え、季節の果物を使ったアイスクリームやソルベと充実したラインナップで、毎回どれにしようかと楽しく悩みます。ワンスプーンが大きめで食べ応えがあるのに、甘さがくどくなくペロリと食べてしまいます。

アイスクリームをつくる際には、素材は極力シンプルに。そして、フレーバーは自由に組み合わせたりチャレンジするようにしているとのこと。知り合いから提供してもらった大吟醸の酒粕や、ほうじ茶、お客様からのリクエストで試作したりと自由な発想であれこれと試しています、と前野さん。

素材の組み合わせはもちろんですが、食感の面白さにもこだわります。例えば、チェリー＆チョコレートはパリパリのチョコに甘酸っぱくて果実の存在感も感じるダークチェリーの組み合わせが癖になります。

いちごのソルベは、果物のフレッシュ感を出し、甘味だけでなく果物本来の青さまで感じさせかつ美味しいという、ちょうどいい味わいを研究しました。使う品種によって味わいが変わり、いちごそのままの味を楽しむことができます。

実際にオープンしてみると、近所の方が来店してくれることも多いそうです。目の前の道路は近所の方が散歩したり、朝からランニングしたり、サーファーさんが波を見に来たりと人が行き交う道。稲村ガ崎から腰越あたりまでランニングされる方も多いようで、そうした人たちが小休止の場として立ち寄ることもあるそうです。

店をやるなら観光の方だけではなく、近所の方がフラっと毎日でも来てくれるような店がやりたかったのでよかった、と前野さん。観光の方はだいたい半分くらいだそうで、地元の方は小さなお子さんからお年寄りまで幅広い年齢の方が来店されるそうです。

前野さんは「アイスクリームを食べながら海を見ることができる場所として、大人も子供もみんな笑顔で。ここではすごく平和な時間が流れているんですよ」とにっこり。お二人も開店準備の時間にぼーっと海を眺めるのを日課にしているのだとか。

「これからも季節ごとに新しいフレーバーを考案していくので、楽しみにしていてくださいね」と前野さん。みなさま、ぜひお立ち寄りください。

※営業日、営業時間は変更となる場合があります。詳しくは「HOLIDAY ICE CREAM STORE」のInstagramをご確認ください。