【郡山・清水台】しあわせな1日をありがとうございました!「第1回清水台つくしまつり」開催レポート
イベントレポート
real local郡山編集部が主催する福島・郡山のあたらしい春のおまつり「第1回清水台つくしまつり」が2022年4月17日(日)に開催されました。当日のおまつりのようすや、その舞台裏をお届けします!
郡山・福島をベースに活動するおもしろい人たちが大集合!
4月17日の日曜日、時刻は10時00分。背伸びしたくなるような、すっきりとした青空が広がる春日和。郡山市清水台にある安積国造神社の参道を会場に、「第1回清水台つくしまつり」がはじまりました。
参道には、ヤタイがずらりと並び、看板や装飾品が会場をにぎやかに彩りました。
今回のつくしまつりでは、「食・体験・音楽」3つのテーマでブース出店やライブパフォーマンスなどを行いました。そこで登場して下さったほとんどの人が、real local郡山で取材・発信させていただいた方たちです。
おまつり開始して間もなく、参道にはたくさんのお客さまが…!特にお子さま連れのご家族が多く、会場はみなさんの明るい声が飛び交っていました。
中でもお子さまに大人気だったのが、体験コーナー!
縁日ブースでは、大人も子どもも遊べる「わなげ」と「かたぬき」を。LABOTTO PLANNER熊田牧子さんのブースでは、ペイント体験を行いました。
うつわつくろいさとうさんが手がける金継ぎワークショップでは、漆を使って小物に絵を描いたり塗ったりして、金継ぎのブローチやピアスをつくる体験を実施。細い筆を使って、器用に漆を塗りつけていく参加者のみなさんの眼差しは真剣そのもの!
郡山市出身のヘアメイクアーティストSanaEさんには、新しい自分に出会えるヘアメイク体験を企画していただきました!参加者は年齢や性別を問わず、SanaEさんに仕上げてもらった姿を見て、うれしそうに微笑むみなさんの表情がすてきでした。
会場の中でも、とりわけダイナミックなオーラを放っていたのが、あしたのアーキテクツさんによる薪割りコーナー!斧を使って丸太を割るという本格的な体験に、挑戦者が次々と斧を振りかざしていました。
この日、おまつり会場のあちこちで、ランドセルを背負うお子さんの姿や、晴れ着姿のご家族を見かけました。「神社にご祈祷に来たのかな?」と思っていたら、なるほど!
シロヤマ写真館さんによる出張撮影会が開催されていました!撮影は事前予約制で、予約開始から数日で撮影枠が埋まってしまうほど大人気。はじめは緊張していたお子さんが、どんどん笑顔の表情に変わっていって、撮っているシロヤマ写真館さん自身も楽しそう。
この日は、「食」のブースも充実していましたよ。なんと、販売開始から2時間ほどで100個完売してしまった「白河ひよっこプリン」!白河実業高校の生徒さんたちが開発に携わったプリンで、白河市にある高校生びいきのコミュニティカフェEMANONさんのブースにて販売していました。
お昼時におまつりを開催したということもあって、食のブースはどこもお客さんで大賑わい。福島市にお店をかまえる笑夢カレーさんのスパイスカレー、Incontra Hirayamaさんのジビエを使ったラザニアとワイン、つくしまつりの会場である安積国造神社の参道にお店があるなか田さんは福島の旬素材を使ったコラボベーグルサンドを提供。
食後には、Ordinary Coffeeさんのコーヒーを1杯。注文を受けてから、1杯ずつハンドドリップで提供するスタイルで、淹れたてのおいしさにほっと一息。この日はオリジナルの「つくしブレンド」を用意してくださいました!
安積国造神社の境内にある神楽殿では、ライブパフォーマンスを開催。
さくら通り商店街にある十字屋楽器(ヤマハウクレレレッスン十字屋PMS)さんは、ウクレレ演奏を披露。青空と、ウクレレの軽やかな音色が相性バッチリでした♪
シンガーソングライター甲斐大河さんのギターと歌声は、繊細ながらもパワフル。聴く人の心にぐっと沁み込んでいくようなまっすぐな歌に、みなさん聞き惚れていました。
ヒューマンビートボクサーTATSUYAさんは、マイク1本でベース、ドラム、スクラッチ音など、とても人が鳴らしているとは思えない見事なビートボックスを披露。一瞬にして、会場の雰囲気をストリートカルチャーに染めていきました。
ordinary coffeeの齋藤さんと、作詞作曲歌唱を担当する福島県出身のabe-wakanaさんを中心とした不特定多数グループglassmondさんによる演奏も。
会場を吹き抜けていく春風のように、爽やかで透明感がある音楽。気づけば、会場のみなさんが楽しそうに手拍子でリズムに乗っていました♪
14時からは、餅つき体験とふるまい餅の提供を。おまつりと言えば、餅!そう思うのはわたしたちだけでしょうか?笑
安積国造神社さんからお借りした臼と杵で、餅米をぺったんぺったん!
気づけば、おまつり終了時刻の15時に。10時からスタートして、あっという間に5時間が過ぎていました。会場にいらっしゃったお客さまに、つくしまつりの感想を聞いてみました♪
「昨日、たまたまラジオでglassmondさんのことを知りましてね。つくしまつりに出演されると聞いて、行ってみようと思いました。会場に来て、驚きましたよ。郡山って、福島って、こんなにおもしろくて素敵なことに取り組んでいる人たちがいるんだって。こういうイベントって郡山にあるようでないから、すごく新鮮でした。はじめはライブ目当てで来たけれど、昼前に来て結局おまつり終了間近までずっと楽しんでいましたよ。食べて、飲んで、聴いて、体験して。ぜひ来年も来たいです。楽しみにしています!」
最後に会場に残ってくださっていたお客さま、ご協力いただいた出店者、出演者の皆さん、運営スタッフみんなで記念撮影!
この1日、わたしたち運営メンバーにとっても、ほんとうに楽しくて幸せに満ちた時間でした。つくしまつりに足を運んでいただいた皆さま、忘れられない春の1日をご一緒いただき、ほんとうにありがとうございました。
そして企画運営にご協力いただいた安積国造神社さま、十字屋楽器さんをはじめとする地域の事業者の皆さま、つくしまつり開催をあたたかく受け入れてくださった地域の皆さま、出店・出演にご協力いただいた皆さん、学生ボランティアの皆さん。
皆さまのサポートなしには、つくしまつりは実現できませんでした。言葉では表せないほどの感謝でいっぱいです!ありがとうございました!
清水台つくしまつりは、年に一回、春のおまつりとしてこれからも開催していく予定です。また来年の春、お会いしましょう〜!!
【番外編】つくしまつりの舞台裏
福島・郡山を拠点としてローカルwebメディアを運営するわたしたちにとって、「おまつり」の企画運営は初めての試みでした。
「わたしたちがこれまでの活動を通して感じたワクワクや、このまちの魅力を、もっとたくさんの人と共有したい。」
そんな想いからスタートしたつくしまつり。
本格的に準備を始めたのは2022年1月ごろから。それから毎日のように、つくしまつりについて考えてきました。
特にこの数年は、新型コロナウイルスの影響により行動を制限されたり、地域のイベントが開催できなかったりと、「何かをはじめる」ことにチャレンジしづらい期間が続きました。そんな状況の中、つくしまつりを開催する意味って何なのか。わたしたちreal local郡山編集部だからこそ、届けられる価値って何なのか。
そのことに、メンバー一人ひとりが、向き合い続けてきました。
実は、当日の朝も、どれだけお客さんが来てくれるのか、無事に終えることができるのか、ちょっぴり不安でした。なんせ、おまつりをやったことがないので、どんな1日になるのか想像できていなかったんです。
でも。
10時を過ぎて、驚くくらいたくさんの人が来てくれて、お客さんや出店者さん、出演者さん、スタッフのみんなも、楽しそうに笑っている姿や、人と人のあたたかなつながりにふれて、その心配は吹き飛びました。
「わたしたち一人ひとりが、この町を、日常を、つくっている」
そのことに、改めて気づかせてくれた1日でした。わたしたちは、そんな何気ない日常のゆたかさに、この先も向き合い、ひろいあげていきたい。
福島に、郡山に、暮らしていてよかった。心からそう思えるきっかけを、わたしたちは生み出し続けていきたいです。
また来年の春、お会いしましょう!
real local郡山編集部一同
主催 | real local郡山編集部 |
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会場 | 安積国造神社参道 |
URL | Instagram https://www.instagram.com/tsukushimatsuri/ Twitter https://twitter.com/tsukushimatsuri?s=21 |
住所 | 〒963-8005 福島県郡山市清水台1-6-23 |