【須賀川市・イベント】10/22(日)〜11/4(土)「第3回須賀川風流 和傘アート」@須賀川市本町
イベント
※終了しました。
かつて、奥州街道屈指の宿場町拠点として今も道路・空路で福島の生活を支える須賀川市で2年前から観覧無料で開催されてる秋の恒例行事・須賀川風流和傘アートをご存知でしょうか?秋限定で須賀川市本町「風流のはじめ館」の広い庭園いっぱいに160本の和傘が飾られています。日中から見学できますが、17時からはライトアップされ幻想的な和の空間を楽しむ事ができます。
歴史的な宿場町のイベント
須賀川市本町は昔、みちのくの宿場町として栄え、松尾芭蕉が八日間滞在し句を詠み上げたと伝わる歴史的背景のある町です。これまでも俳句大会や本町芭蕉まつり等、町を盛り立てるイベントが開催されてきました。そして、「風流のはじめ館」開館1周年を祝うイベントとして、2021年の秋にその庭園を利用し、 100本の和傘を並べた和の空間が楽しめるイベント(2021年10月23日から31日まで実施)を行った事から、須賀川市の秋の恒例行事となり、今年も開催されます。毎年、30本ずつ和傘の本数を増やし今年は160本の和傘があでやかに皆さんをお迎えいたします。
夢を自分達の手で実現する
今から5年前の2018年に「チャイニーズレストラン・とん珍」の店主である水落行男さんが、長野県で開催されている「軽井沢アンブレラスカイ」という、ビニール傘を使ったイベントが開催されていることを知り、須賀川市での実現を目指し、長野県「軽井沢アンブレラスカイ」の主催者に問い合わせを行うも町の雰囲気や地形、傘をワイヤーで吊るすための作業の難しさから断念しました。3年後の2021年に市役所職員の紹介により和傘作りで有名な鳥取県「大山寺」の和傘イベントの存在を知りました。和傘なら町の歴史的な背景や雰囲気にも相応しく、また和傘アートを実施する自治体も少ない事などから、話題性があるという事で、水落さんの夢に賛同してくだくださった50代後半から70代の10人の本町町内の精鋭の皆さんで本町らしいアイデアを出し合い開催することになりました。
今年の見所 和傘ツリー初登場
今回、初の試みで会場内に設置する和傘30本を組み合わせた高さ5メートルの和傘ツリーが登場するようです!イベントのシンボルになりそうですね!
光の街すかがわ2023」も同時開催
昨年から同時開催の「光の街すかがわ2023」も夜の散歩におすすめです。須賀川駅・御北稲荷神社・公立岩瀬病院・ホテル虎屋・NTT鉄塔・須賀川信用金庫の建物等や樹木をライトアップしています。秋の須賀川市中心部を彩るフォトジェニックな空間として楽しめます。/p>
須賀川風流和傘アートをきっかけに始まったライトアップイベント。アートタウンとしての広がりを見せる秋の須賀川市をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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