【山形】日常の風景を探しにいこう/雪の日さんぽ
連載
やまがたのまちを探し歩いて見つけた日常の風景をフィルムで撮りゆくシリーズ。 こんかいは、1年前、2023年1月のある雪の日。
久しぶりの真っ青な空に誘われて外へ。着いたのはみはらしの丘ミュージアムパーク。1月だというのに雪は少ない。昔に比べて年々雪が少なくなってきているような気がする。薄く雪の積もった丘で、スキーやそりすべりをする子供達を発見。みんな楽しそうに遊び回っている。
青空の下、子供達がはしゃいでいる姿を見ているとこっちまで気持ちよくなる。 太陽に照らされキラキラと輝く真っ白な雪に、みずいろのそりが可愛らしい。
滑り降りては、駆け足でのぼっていくのを何度も何度もくりかえす。
あまりの天気の良さに雪も次第に溶けて地面が見えてきてしまった。 それでもお構いなしに、ものすごいスピードを出してそりで競争中の兄弟。 思いっきり転んでは、また駆け上っていく笑顔がとてもまぶしい。
こちらは、おじいちゃんとお孫さんが一緒に凧揚げ。 いい風も吹いていて、空高く舞い上がる。
自由自在に飛び回る凧が気持ちよさそう。
違う日。
昨夜は、ごそっと雪がふった。朝からみんな雪かきで大忙し。
雪で真っ白な公園。
わんこがお散歩中。
しばらく様子をみて、、、思いっきりダイブ! ふっかふかの雪が嬉しいみたい。
雪が降るのを待ってましたと、たくさんの子供達が公園の小さな雪山で遊んでいた。
雪だるまを作っている子供達を発見。耳のついている雪だるま。 節分が近いから、鬼をイメージしたんだって。 ニコッと笑っているオニだるまが可愛らしい。
見渡すと他にも雪だるまが。ん?あれ? みんな3段。
2段の雪だるまがいない! そういえばさっきのオニだるまも3段だった。
気になって調べてみたら、 日本では2段の雪だるまがスタンダードだけど、海外では3段が主流だそう。日本では大きい丸の上に、小さな丸で2段。 海外では下から、大・小・中と真ん中に小さな丸が入る。 映画「アナと雪の女王」に登場するキャラクターの「オラフ」も3段だった。
アニメなどでよく目にしている雪だるま(スノーマン)が、 今の子ども達のスタンダードになってきているのかも。